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2027年3月16日 00:00
歯科経営にまつわる「数字」のあれこれ

歯科経営にまつわる「数字」のあれこれ

日々の臨床や医院運営を進めるなかで、売り上げの上昇と手元に残る資金のバランスに違和感を覚えた経験を持つ院長先生は少なくありません。

診療報酬の把握や臨床手技の研鑽には時間を費やしてきた一方で、経営分析や財務数値の読み解き方となると、「どこから手をつければよいのか分からない」と悩みがちです。

書籍やセミナーで一般的な会計知識を学んでも、歯科医院特有の収支構造やキャッシュフローの動きにまで落とし込んで理解するのは難しい側面があります。

売上高だけで自院の健全性を測ることは難しく、どんぶり勘定から脱却して正確な財務状態を把握するための「明確な判断基準」を持てるかどうかが、持続可能な医院経営の鍵となります。

本セミナーでは、「歯科経営にまつわる『数字』のあれこれ」をテーマに、経営数値の捉え方からキャッシュフローの改善策、設備投資の回収計画までを、歯科医師/中小企業診断士の切畠 志保先生に解説いただきます。

PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)の最低限のチェック方法をはじめ、院長報酬や役員報酬の実態を引き直した補正後の数値で見るべき指標(材料費率・人件費率・営業利益率など)を分かりやすく整理。

さらに、売上増加時にも手元に現金が残りにくい原因となる、借入金返済・減価償却・入金のタイムラグ・税金等の影響について解説いただきます。

高額医療機器の導入時に必要な損益分岐点分析や必要患者数の算出方法に加え、医院規模に応じた適正な人件費率やスタッフ人員の考え方についても言及。

自院の経営数値を正しく把握し、根拠に基づいた経営判断を行いたい院長先生や、将来の開業・設備投資を見据えてマネジメントを学びたい先生におすすめの内容です。
切畠 志保
切畠 志保 先生
歯科医師
2013年新潟大学歯学部卒業後、自治医科大学歯科口腔外科にて初期研修を修了。都内大手医療法人での勤務を経て、2018年に分院立ち上げとともに分院長へ就任し、グループ内トップの業績を達成する。10年以上の臨床・マネジメント現場において、単なる「治療技術」のみに依存しない持続可能な経営基盤構築の必要性を痛感し、宅地建物取引士、中小企業診断士の国家資格を取得。現在はAstellim株式会社の代表として、臨床経験・財務/組織分析力・不動産知見という「トリプルライセンス」を融合した独自の専門性を軸に、歯科医院の経営診断、戦略立案、医院承継(事業承継・M&A・リニューアル)や不動産移転に伴う実務支援を展開。歯科経営に特化したセミナー講師や各種メディア執筆を通じて、実践的な知見を発信している。
2026年9月14日 00:00
集患対策担当になろう

集患対策担当になろう

近年、歯科医院における集患は「立地」や「口コミ」だけに依存する時代から、SNSやGoogleマップなどを活用した情報発信力が問われる時代へと変化しています。

一方で、いざ院内で情報発信に取り組もうとしても、「何を発信すればよいのか分からない」「業務が忙しくて継続できない」「投稿しても来院につながらない」といった課題を抱える医院は少なくありません。
集患やマーケティングに関する書籍やセミナーは多数存在しますが、一般的なノウハウだけでは歯科医院の現場に落とし込みづらく、誰がどのように運用すべきかの具体的な判断基準に迷う場面も多く存在します。

患者さまにとって最も身近な存在であり、予防やメインテナンスを通じて日常的にコミュニケーションをとる歯科衛生士(DH)だからこそ伝えられる医院の魅力や安心感があり、現場主導の広報活動が集患において重要な鍵を握ります。

本セミナーでは、「集患対策担当になろう」をテーマに、GoogleマップやInstagramを活用して集患につなげるための具体的運用施策と明日から実践できる取り組みについて、歯科衛生士の中西 里緒先生に解説いただきます。

マーケティングの基本や選ばれる印象設計、外部委託に頼らないInstagram内製化の背景について整理。
患者さまが来院前に見ている情報やブランディングの考え方をはじめ、DHだからこそ発信できる投稿ネタの出し方、認知から予約に至るまでの導線設計についても解説。

さらに、医院全体で継続できる仕組みづくりやチーム体制の整え方、明日からすぐに取り組める具体的なアクションプランについて紹介。

Web集患の具体的な進め方に悩み、現場で実践できる広報・情報発信のノウハウを整理したい方におすすめの内容です。
中西 里緒
中西 里緒 先生
歯科衛生士
歯科衛生士。Instagram「pinooolog」を運営、歯科衛生士フォロワー約9,000名。
2026年9月10日 20:00
人を集めたいなら「衛生管理」を徹底しなさい!

人を集めたいなら「衛生管理」を徹底しなさい!

歯科医院経営において、患者様からの信頼獲得やスタッフが安心して働ける環境づくりは、日々の診療成果を左右する重要なテーマです。

一方で、衛生管理や感染対策の重要性は理解しつつも、「具体的にどこまで取り組めば効果的なのか」「投資や手間に見合う形で集患や採用につなげられているか」といった悩みを抱えている経営者の先生も多いのではないでしょうか。

衛生管理に関するマニュアルやガイドラインは数多く存在しますが、それらを現場で徹底させるための仕組みづくりや、医院の強みとして外部へ魅力的にアピールする方法については、書籍などの情報だけでは実践へ落とし込みづらい側面があります。

自院の取り組みを単なる「義務」として終わらせるのではなく、患者様や求職者に選ばれるための差別化要素として昇華させるには、明確な方針と実践的なアプローチが欠かせません。

本セミナーでは、「人を集めたいなら『衛生管理』を徹底しなさい!」をテーマに、清潔感と感染対策を活用したブランディング戦略から院内整備、プロモーションの実践方法に至るまで、たかしま歯科院長の高嶋 俊裕先生に解説いただきます。

日常診療で無理なく継続・実践できる衛生管理や感染対策の具体的な整備ポイントを整理。

さらに、スタッフ全員で高い衛生意識を共有・維持するための教育方法や、患者様および求職者に向けた発信・プロモーションの具体的な工夫について解説します。

衛生管理の徹底を医院のブランド価値向上へつなげ、集患・求人における強みとして確立したい院長先生におすすめの内容です。
高嶋 俊裕 先生
歯科医師
愛知学院大学歯学部卒業、同大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)。愛知学院大学での研修後、愛知県蟹江市のクリニック、医療法人志朋会やまむら歯科(現:やまむら総合歯科・矯正歯科)(同院副院長を歴任)を経て、2015年に愛知県津島市にて「たかしま歯科」を開業する。インプラント治療をはじめとする包括的な歯科診療に従事し、徹底した品質・安全管理のもと臨床を行っている。豊富な臨床経験と学術的知見を活かし、患者一人ひとりに合わせた質の高い歯科医療の提供と地域医療への貢献に努めている。

2026年9月6日 20:00
脱・院長の教科書

脱・院長の教科書

歯科医院の開院や規模拡大にともない、多くの院長が集患やスタッフの定着、売上の伸び悩みといった経営上の課題に直面します。
患者数の確保や人員不足、経営の停滞に頭を悩ませる一方で、日々の診療に追われて具体的な解決策を見出せない場面も少なくありません。

一般的な経営書やセミナーで知識を得ようとしても、抽象的な理論にとどまり、自院の置かれたフェーズや実際の現場でどのように実践すべきか分からないと感じるケースも多く見られます。
開業直後の基盤作りから、年商1億円を超えた後の成長の壁まで、医院のステージごとに直面する壁は異なり、一筋縄ではいかないのが現実です。

だからこそ、単なる臨床家としての視点を超え、歯科医院を「社会に貢献する企業」と捉え直した上で、組織や経営を捉える実践的な判断基準を持つことが重要になります。

本セミナーでは、「歯科医師が『中小企業の経営者』になるための考え方とノウハウ」をテーマに、ステージに応じた経営課題の乗り越え方から具体的な組織・集患の取り組みまでを、たぼ歯科医院理事長の多保 学先生に解説いただきます。

歯科医院を「社会に貢献できる企業」として成長させていくための本質的な経営の考え方と、臨床と経営を両立させるマインドセットを整理。

さらに、開業直後の集患戦略やスタッフの定着を促す人材マネジメント、組織づくりのポイントに加え、年商1億円の壁を打破して成長を続けるための具体的なハウツーについても解説いただきます。

開業前後の不安を解消したい方から、自院の経営を次のステージへ引き上げたい院長まで、「臨床家」から「経営者」へのシフトを図りたい先生におすすめの内容です。
多保 学
多保 学 先生
たぼ歯科医院理事長
日本歯科大学生命歯学部卒業。昭和大学歯科理工学教室にて博士号取得。医療法人社団幸誠会グループ 理事長。
元米国ロマリンダ大学インプラント科臨床助教授、日本歯周病学会歯周病専門医・指導医、日本口腔インプラント学会専門医、米国インプラント学会専門医、日本有病者歯科医療学会専門医・指導医。
著書・講演に「臨床と経営 一流臨床家と一流経営者の二刀流」「ソーセージテクニック」など多数。
放映済み
2026年8月25日 20:00
経営力としての包括的歯科治療

経営力としての包括的歯科治療

日常臨床において、患者さんが「痛いところだけ」「外れたところだけ」の治療を希望される場面は少なくありません。

主訴の解決は最優先であるものの、一口腔単位での問題点を見過ごしたまま単発の治療を繰り返すだけでは、根本的な口腔健康の維持は難しく、再発のリスクも高まります。

しかし、書籍や論文で包括的歯科治療の必要性やその術式をどれだけ学んでも、実際の現場で患者さんにその価値を正しく伝え、納得して治療に進んでいただくためのアプローチに悩む先生は多いのではないでしょうか。

特に、患者さん自身のデンタルIQやモチベーションを高め、長期的なメインテナンスへ移行してもらうためのコミュニケーションには、一筋縄ではいかない難しさがあります。

だからこそ、単に技術を提供するだけでなく、包括的治療を患者さんに理解してもらい、医院全体の経営基盤を強固にするための明確なアプローチと判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、「経営力としての包括的歯科治療」をテーマに、単発治療で終わらせずにしっかりと一口腔単位で根本治療を行い、メインテナンスまで継続させるためのポイントを、こまつ歯科医院院長の小松 啓之先生に解説いただきます。

なぜ包括的治療が患者さんのためになり、かつ歯科医院経営の視点からも重要な役割を果たすのか、その本質的な意義からひも解きます。

患者さんへの教育方法や、包括的治療を受け入れてもらうための具体的なコミュニケーションの勘所を中心に整理。

さらに、治療完了後のメインテナンス体制へとスムーズに移行し、長期にわたって継続してもらうための仕組みづくりについても解説いただきます。

場当たり的な診療から脱却し、患者さんの生涯の健康を守りながら、医院の経営力としても包括的歯科治療を実践・定着させたい先生におすすめの内容です。
小松 啓之
小松 啓之 先生
こまつ歯科医院院長
岩手医科大学歯学部卒業。こまつ歯科医院院長。著書・講演に「包括的治療計画を実践する為の押さえるべきポイント」「開業医に必要なインプラント外科テクニックとフィクスチャー選択」など多数。
放映済み
2026年7月7日 00:00
アポミス・アポ漏れ防止対策

アポミス・アポ漏れ防止対策

アポイント表を見て「重複している!」「DH枠から戻すのを忘れていた!」と青ざめた経験はありませんか?

アポミスやアポ漏れは、単なる事務的なミスではありません。1件のキャンセルや中断が積み重なれば、年間で数百万円規模の大きな経営損失(機会損失)へと繋がります。

かつての歯科経営はDr枠のみのシンプルな構造でした。しかし現在は、DH枠、カウンセリング枠、口腔機能管理枠など、生産性向上のために予約構造が多層化しています。

この「構造の複雑化」こそがミスの本質です。

このセミナーでは「アポミス・アポ漏れ防止対策」をテーマに、製造業の知見である「ポカヨケ」を歯科に転用し、アポ入力なしには会計ができない物理的制約や、行動科学(ナッジ・コミットメント効果)を用いた患者離脱防止策など、明日から現場で即実践できる具体的なアクションについて歯科医院経営コーチの森脇康博先生に解説していただきます。

複雑化した予約枠を整理し、スタッフを責めない文化を気づきましょう。
森脇 康博
森脇 康博 先生
三方よしビジョン達成サポート代表
開業保険医が設立した大阪の団体で30年間勤務した後、院長を近くで支えたいと独立開業して13年。
開業医団体に勤務していた時代に企画した経営セミナー参加者は4年間で1500人、個別経営相談は300件以上。2500件以上の医療機関の成功例と失敗例を見てきたことにより、ユニット3台~20台の歯科医院の成功パターン、収益性を向上させる方法を熟知している。
放映済み
2026年7月2日 20:00
効果のあった集患・なかった集患

効果のあった集患・なかった集患

「ホームページをリニューアルしたのに新規が増えない」「SNSを毎日更新しているのに手応えがない」と、広告費や手間の割に合わない集患に疲弊していませんか?

情報が溢れる現代、他院の成功事例を真似しても、自院の立地やターゲットに合っていなければ資金をドブに捨てることになります。

このセミナーでは「集患対策」をテーマに、現役の歯科院長が実際に自院で予算を投じて実践した、あらゆる集患対策の「打率」を包み隠さずあゆみ歯科クリニック院長の福原隆久先生に解説していただきます。

PPC広告、MEO(Googleマップ対策)、チラシポスティング、SNS運用、看板、ポータルサイトへの掲載――。

どれにいくら投資し、何人の新患に繋がり、CPA(顧客獲得単価)はいくらだったのか。机上の空論ではない「実例データ」をベースに、地方と都心部でのアプローチの違いや、リピート(中断防止)にまで繋がった“本当に打つべき一手”についてお話ししていただきます。
福原 隆久
福原 隆久 先生
医療法人隆歩会あゆみ歯科クリニック理事長
朝日大学歯学部歯学科卒業。医療法人隆歩会あゆみ歯科クリニック理事長。歯学博士、大阪歯科大学口腔衛生学講座非常勤講師、IDIA(国際インプラント協会)専門医、口腔衛生学会認定医、日本口腔インプラント学会会員、日本全身咬合学会会員。
29歳で開業し、現在は6医院を展開。歯科医師15名、スタッフ総勢120名規模の組織を率いながら、臨床・採用・教育・医院経営・組織づくりに取り組んでいる。臨床セミナーAYM-Dを通して若手歯科医師の技術向上を支援、歯科経営サポートAYM-Sを通して他院の経営向上もサポート。歯科成功大全では、自院経営と他院支援の両面から培った知見をもとに、机上の理論ではなく、院長が現場で使える実践的な考え方を伝えている。
放映済み
2026年6月30日 00:00
歯科医院のための「給与と賞与」の考え方

歯科医院のための「給与と賞与」の考え方

歯科院長の先生方、「給与や賞与を上げても、スタッフのモチベーションが変わらない」「頑張っている人を正当に評価できているか不安だ」と悩んでいませんか?

激化する採用競争の中で、スタッフと一丸となった組織を作る鍵は、感情ではなく「仕組み」にあります。

昨今の歯科業界で勝ち残るには、スタッフが自律的に動き、医院運営に参画する「人事サイクル」の確立が不可欠です。

このセミナーでは「歯科医院のための「給与と賞与」の考え方」をテーマに、単に給与を決めるだけでなく、採用・配置から能力開発、そして納得感のある評価・報奨に至る一連の流れを新経営サービス清水税理士法人歯科経営部門リーダーの竹田元治先生に解説していただきます。

「人事評価は難しい」という先入観を捨て、職種別のランク付け、評価シートの作成、給与・賞与への反映という3ステップを具体的に提示。

院長とスタッフの認識のズレを解消し、カウンセリングの改善や生産性向上に繋がる「攻めの人事」を学びませんか?
竹田 元治
竹田 元治 先生
新経営サービス清水税理士法人歯科経営プロジェクトリーダー
新経営サービス清水税理士法人歯科経営プロジェクトリーダー。歯科経営コンサルタント。著書・講演に「今すぐ使えるスタッフの人事評価と給与決定システム」など多数。
放映済み
2026年6月16日 00:00
マネできる持続可能な集患戦略

マネできる持続可能な集患戦略

増え続ける競合や高騰する広告費に、「新患を増やし続けなければならない」という焦りを感じていませんか?

しかし、単に「数」を追うだけの集患は、ミスマッチな患者によるトラブルを招き、スタッフを疲弊させ、医院の経営基盤をかえって不安定にします。

これからの時代に求められるのは、広告で強引に集めるのではなく、医院全体の理念、スタッフの対応、そして患者さんの不安を解消する「体験」を通じて自然と選ばれ続ける仕組みです。

このセミナーでは「患者獲得戦略」を、テーマに医院理念をフィルターとした「来てほしい患者層」の明確化から、スタッフ全員が体現するブランド体験、そして紹介や口コミを信頼資産として積み上げるWeb戦略までを相武台ゆうデンタルクリニック院長の志賀勇太先生に解説していただきます。

さらに、年商1億円未満の「成長期」から3億円を超える「発展期」まで、自院のフェーズに合わせた、今「やるべきこと」と「やめるべきこと」を徹底整理します。
志賀 勇太
志賀 勇太 先生
相武台ゆうデンタルクリニック院長
相武台ゆうデンタルクリニック院長。OTAペリオコース担当講師。
平成22年3月 北海道医療大学歯学部卒業。平成25年4月~平成26年3月 北海道大学口腔顎顔面外科学教室研修医。平成26年4月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科入社。平成26年8月 医療法人社団一心会 厚別ウエスト歯科勤務。平成28年4月 同歯科副院長就任。平成28年10月 医療法人社団一心会 新札幌いった歯科副院長就任。令和元年7月 相武台ゆうデンタルクリニック開院。
インビザライン認定医(プラチナエリートステータス取得)、臨床歯科麻酔管理指導医。顕微鏡歯科学会会員、日本臨床歯周病学会会員、日本非抜歯矯正研究会会員、OJ会員。
著書・講演に「術式、経営を学ぶ 「ペリオンライン」」「RePerio BASIC・ADVANCEコース」など多数。
放映済み
2026年6月10日 20:00
患者が通い続ける「初診」のコミュニケーション

患者が通い続ける「初診」のコミュニケーション

初診時のコミュニケーションは、その後の治療継続やメンテナンス移行に大きく関わる重要な場面です。

新患対応では、限られた時間の中で口腔内の状態を把握し、どこから手をつけるべきか、どの治療を優先すべきかを患者さんに分かりやすく伝える必要があります。一方で、情報量が多くなるほど説明が複雑になり、患者さんが治療の必要性や順序を十分に理解できないまま離脱してしまうこともあります。

特に、複数の問題が混在する症例では、治療計画の立て方だけでなく、「なぜこの順番で進めるのか」「メンテナンスまでどのような流れで通院するのか」を端的に示す力が求められます。

書籍やマニュアルで説明の型を学んでも、実際の初診では患者さんの主訴、不安、理解度、通院意欲がそれぞれ異なるため、画一的な説明だけでは臨床に落とし込みづらい場面も少なくありません。

だからこそ、診査診断をもとに治療の優先順位を整理し、患者さんが納得して治療にコミットできるような説明の判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、患者が通い続ける「初診」のコミュニケーションをテーマに、新患における治療計画の立案、治療順序と優先順位の決め方、メンテナンス移行までを見据えた説明のポイントについて、日本顎咬合学会指導医・前理事長の貞光謙一郎先生に解説いただきます。

講義では、初診時に確認すべき情報と、患者さんへ端的に伝えるための整理の仕方を中心に解説。どこから治療を始めるべきか、何を優先すべきかを明確にし、患者さんが全体像を理解しやすい説明へつなげます。

また、治療計画を単なる処置の羅列で終わらせず、治療開始から終了、メンテナンス移行までのロードマップとして提示する考え方についても整理。患者さんが「なぜ通う必要があるのか」を理解しやすくするための伝え方を学びます。

さらに、治療へのコミットメントを高め、継続通院につなげる説明のポイントについても紹介。初診時の関わり方を見直すことで、治療計画の受け入れやメンテナンス定着を支えるコミュニケーションを整理します。

新患対応で説明が長くなりがちな先生、治療の優先順位をうまく伝えたい先生、初診からメンテナンスまで患者さんを導く流れを整えたい先生におすすめの内容です。
貞光 謙一郎
貞光 謙一郎 先生
歯科医師
朝日大学インプラント科非常勤講。朝日大学歯科学部卒業後、同大学大学院補綴第二講座入局・博士号取得。貞光歯科医院院長。日本顎咬合学会指導医、日本臨床歯科学会指導医、日本歯科審美学会認定医。著書・講演に「日本人に適した審美修復治療の理論と実際」「ラミネートベニア修復におけるフロアブルレジンテクニックについて」など多数。

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