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2026年8月24日 20:00
Marginal Bone Lossを防ぐインプラント・テクニック

Marginal Bone Lossを防ぐインプラント・テクニック

インプラント治療を長期的に安定させる上で、Marginal Bone Loss(インプラント周囲の骨吸収)への理解と予防は避けて通れない重要課題です。

一方で、骨吸収が生じる要因は単一ではなく、外科的侵襲の度合いや埋入ポジション、さらには上部構造の形態や咬合関係まで、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
日常臨床において、個々のステップで最善を尽くしているつもりでも、気づけば予後が思わしくないといった壁にぶつかるケースは少なくありません。
書籍や論文でそれぞれの理論やエビデンスを学ぼうとしても、実際の臨床現場では各治療段階が相互に関与しているため、分断された知識だけでは実践的な予防策に落とし込みづらいのが実情です。

だからこそ、外科から補綴、そしてメインテナンスにいたるまでの一連の流れを一貫した視点で捉え、各ステップにおいて骨吸収のリスクを排除するための明確な判断基準を持つことが重要といえます。

本セミナーでは、「Marginal Bone Lossを防ぐインプラント・テクニック」をテーマに、原因の追究から具体的な埋入ポイント、上部構造のデザイン、そして予後を保つメインテナンス戦略までを、IPOI専門医・インプラント指導医の林 美穂先生に解説いただきます。

講義の前半では、まずMarginal Bone Lossの発生要因を多角的に整理。
それを踏まえた上で、骨吸収を最小限に抑制するためのインプラント埋入手法や、的確なポジショニングの要点について詳しく紐解きます。

さらに、長期安定を支えるために不可欠な上部構造の形態(デザイン)や、咬合管理における注意点についても解説。
術後の良好な状態を維持するための、歯科衛生士と連携したメインテナンス戦略にまで踏み込んだ内容となっています。

インプラントの長期予後に不安がある先生や、各治療ステップを統合して「骨吸収を起こさせない包括的なアプローチ」を整理したい医療従事者の方におすすめの講義です。
林 美穂
林 美穂 先生
IPOI専門医・インプラント指導医
九州大学歯学部卒業。福岡市博多区にて「歯科・林美穂医院」を開院し、理事長を務める。包括的な歯科治療を実践する臨床家として、インプラント治療や審美修復、歯周病治療をはじめとする高度な歯科医療を提供している。また、女性歯科医師のスタディーグループである「WDC(Woman Dentists Club)」を設立し、会長として後進の育成や歯科医療全体の発展に尽力。国内外の学会やセミナーでの講演、スタディーグループでの指導実績も豊富であり、臨床・教育の両面から日本の歯科界を牽引する女性歯科医師の一人として広く知られている。
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2026年8月19日 20:00
先生、インプラントは何本埋めたらいいですか?

先生、インプラントは何本埋めたらいいですか?

インプラント治療の術式やデジタル技術が目覚ましい発展を遂げる一方で、「どこに、何本のインプラントを配置すべきなのか」という設計の根幹において、臨床での判断に迷うことは少なくありません。

欠損状態は患者ごとに異なり、ブリッジやパーシャルデンチャーといった他の補綴オプションとの比較検討も含め、最適な設計を導き出すことは極めて重要です。

しかし、客観的な評価指標が十分に確立されていないこともあり、書籍の知識やガイドラインを紐解くだけでは、自身の臨床判断が術者の経験や主観に依存してしまいがちです。

だからこそ、長期にわたって機能する予知性の高い補綴設計を行うためには、感覚に頼らない明確な判断基準を持つことが求められます。

特にインプラント時代の欠損補綴においては、現在の咬合支持状態を正しく評価し、補綴治療によってどの程度まで咬合支持を回復できるかを定量的に検討する客観的評価の視点が欠かせません。

本セミナーでは、「欠損に応じた咬合支持の評価とインプラント補綴の診断・設計」をテーマに、客観的な評価指標に基づいたこれからの欠損補綴設計の考え方について、大阪SJCDインストラクターの井上謙先生に解説いただきます。

そもそもなぜインプラントを行うのかという原点に立ち返り、咬合支持の喪失がもたらす欠損拡大のスパイラルについて整理。

その上で、臨床の強力な指標となる「咬合支持指数」と「咬合圧負担能力指数」を活用した咬合支持の評価方法、および客観的評価に基づく欠損補綴設計の実際を提示いただきます。

さらに、インプラントを用いた咬合支持の再建と、それを長期安定へと導くための実践的なアプローチについても解説。

「インプラントを何本埋めるべきか」という問いに対して、主観ではなく客観的な根拠を持って治療計画を立案し、日常臨床の迷いを整理したい先生におすすめの内容です。
井上 謙
井上 謙 先生
歯科医師
2004年徳島大学歯学部卒業。複数の歯科医院勤務を経て、2009年に岡山市にて「アイデンタルクリニック(IDC)」を開院。日本の歯科医療界を牽引する本多正明先生(補綴・咬合)、松川敏久先生(マイクロサージェリー・先進インプラント)ら著名なトップ臨床家に師事し、包括的診断と精密治療の研鑽を積む。2015年からは米国や欧州での海外研修を重ね、世界の最先端歯科医療のエキスパートから直接技術を習得。
臨床現場では、マイクロスコープやルーペを用いた精密な審美修復、歯周形成外科、インプラント治療、および高度な咬合再構成を得意とする。
その卓越した臨床技術と理論は高く評価されており、日本臨床歯科学会大阪支部(大阪SJCD)の講師をはじめ、各種セミナーのインストラクターとして後進の育成に尽力。多数の歯科専門誌への論文掲載や、国内外の学会スピーカーを務めるほか、単著『よくわかる咬合採得』などの実用的な専門書を執筆し、全国の歯科医師から厚い信頼を寄せられている。
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2026年8月2日 20:00
最小限のGBRで最高級のインプラントを。

最小限のGBRで最高級のインプラントを。

インプラント治療において、骨量が不足している症例への対応は多くの臨床家が頭を悩ませるテーマです。

通常であれば骨造成(GBR)を事前に行い、期間を置いてからインプラントを埋入するステップを踏みますが、「治療期間が長引く」「患者への身体的・経済的負担が大きい」といった理由から、現場でのアプローチに迷いを感じている先生も多いのではないでしょうか。

書籍や論文で高度な骨造成のテクニックを学んでも、実際の臨床においては、術野の管理や補填材の選択など、実戦に落とし込みづらい高いハードルが存在します。

だからこそ、むやみに大きな骨造成を行うのではなく、既存の骨を最大限に活かし、必要最小限の介入で確実な結果を出すための明確な判断基準が重要となります。

本セミナーでは、「最小限のGBRで最高級のインプラントを。」をテーマに、患者負担を抑えながら最短最速で口腔機能回復を目指す低侵襲インプラント治療の理論と実際について、日本顎咬合学会認定医の諸隈 正和先生に解説いただきます。

講義では、諸隈歯科医院における欠損補綴の取り組み方や、良好な経過を得るための考察と対策を提示。既存骨を活かすための術者ポジション、ハンドピースの扱い方、さらにはティッシュレベルインプラントやナローインプラントの選択基準を中心に整理します。

また、十分な血液供給の確保と骨吸収防止のための軟組織移植、状況に応じた骨補填材の選択、オープンバリアメンブレンテクニックやサイナスリフトといった具体的な術式についても詳しく解説。

さらに、実際の症例紹介を通して、骨造成とインプラント同時埋入の勘所や、臨床における手技選択のリアルを具体的に紐解いていただきます。

「インプラント治療におけるGBRの頻度を極力減らしたい」「既存骨を有効に活用し、患者に負担の少ない術式を組み立てたい」という迷いやニーズを持つ先生に最適な内容です。
諸隈 正和
諸隈 正和 先生
歯科医師
2008年、日本大学歯学部卒業。同大学大学院歯学研究科歯学専攻(局部床義歯学講座)にて博士号(歯学)を取得。大学病院の専修医を経て、2014年より諸隈歯科医院に常勤勤務。2017年に同院院長に就任した。「自身やスタッフが受けたいと思える歯科治療」をコンセプトに、インプラント、補綴治療、咬み合わせ、根管治療、矯正歯科にいたるまで、お口全体の機能を守り改善する総合歯科治療を提供している。
学術面では、日本顎咬合学会や日本臨床歯科CAD/CAM学会などでデジタル顎運動解析や前歯部審美修復に関する発表を行い、優秀発表賞や学会賞などの受賞歴を持つ。日本再生医療学会再生医療認定医の資格を活かした硬組織再生研究の実績もあり、先進の設備体制のもとで再治療を繰り返さない高精度な臨床と学術の融合を実践している。
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2026年7月16日 20:00
インプラントの表面性状オススメ論

インプラントの表面性状オススメ論

インプラント治療の成功には、初期固定、骨質、埋入位置、補綴設計、メインテナンスなど多くの因子が関わります。
その中でも、骨と直接接触するインプラント表面性状は、オッセオインテグレーションの獲得や治癒過程に影響する重要な要素です。

現在、インプラント表面には、機械加工表面、粗面処理、SLA系表面、親水性表面、micro/nano構造を有する表面など、さまざまな種類があります。
それぞれに特徴があり、骨形成のスピードや初期治癒、長期的な安定性との関係が報告されています。一方で、表面性状だけで治療成績が決まるわけではなく、症例ごとの条件を踏まえた選択が求められます。

本講義では、「インプラントフィクスチャーの表面性状による違い」をテーマに、インプラント表面性状の種類と特徴、臨床成績を整理しながら、日常臨床で表面性状をどのように捉えるべきかについて新潟大学大学院医歯学総合研究科生体歯科補綴学分野の長澤麻沙子先生に解説していただきます。

また、良好なオッセオインテグレーションを得るために、どのような症例で何を重視して選択すべきかについて、基礎的な知見も交えながら臨床的に考えていきます。
長澤 麻沙子 先生
新潟大学生体歯科補綴学分野助教
新潟大学生体歯科補綴学分野助教。新潟大学大学院医歯学総合研究科にて学位取得 。日本補綴歯科学会修練医・認定医。著書・講演に「口腔疾患と慢性炎症 歯科金属アレルギーと全身所見」「冠橋義歯補綴学テキスト 第6版」など多数。
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2026年6月19日 20:00
いろんな剥離。

いろんな剥離。

インプラントや抜歯、歯周外科において「剥離(フラップ形成)」を単なる処置の通過点と考えていませんか?

術後の治癒の早さや、審美的な仕上がり、そして何より術中の視野の確保は、この最初の「剥離」の精度で決まります。

一言に「剥離」と言っても、症例によって求められる手技は千差万別です。角化歯肉の幅、骨の形態、そして付着歯肉の厚み。

これらを考慮せずに画一的な剥離を行うことは、術後の退縮や壊死のリスクを招きます。

このセミナーでは「いろんな症例での剥離のバリエーション」をテーマに、粘膜・骨膜の解剖学的特性を再確認した上で、インプラント二次手術、GBR、歯周形成外科など、目的別に最適な剥離のバリエーションについて奥羽大学歯学部歯学科口腔外科学講座教授の高田訓先生に解説していただきます。

術者のストレスを減らし、患者さんの侵襲を最小限に抑えるための「剥離の引き出し」を整理しましょう。
高田 訓
高田 訓 先生
歯科医師
奥羽大学 歯学部歯学科 口腔外科学講座 教授。東北歯科大学(現:奥羽大学)を卒業後、同大学大学院歯学研究科 顎口腔外科学 助手、講師、助教授を経て現職。日本歯科医学会 専門・認定分科会資格審査委員。日本口腔外科学会 専門医・指導医。主な著書に「歯科医師のための内科学」「歯科におけるくすりの使い方」「歯科衛生士書き込み式学習ノート③臨書科目編 上」「口腔外科学 第4版」など多数。
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2026年6月18日 20:00
奥深き「一本義歯」の世界

奥深き「一本義歯」の世界

欠損補綴の選択肢として「1本義歯」を安易に考えていませんか?

インプラントやブリッジが困難な症例において、1本義歯は低侵襲かつ有効な解決策となりますが、その小ささゆえに「外れやすい」「誤飲が怖い」「違和感が強い」といった特有の課題がつきまといます。

このセミナーでは「奥深き「一本義歯」の世界」をテーマに、1本義歯の意義から製作における基本原則と設計のバリエーション、手技の流れと注意すべきポイントを、鶴見大学歯学部歯学科口腔リハビリテーション補綴学講師の新保秀仁先生に解説していただきます。

残存歯を保護しつつ、いかにして十分な維持と安定を得るのか。

クラスプの選択、レスト座の形成、そして義歯の転覆を防ぐための設計のルールなど、教科書的な基本から臨床での応用までを網羅。

また、義歯のサイズが小さいため特に注意が必要な「誤飲防止対策」についても、安全な臨床を実現するためのポイントを詳説します。
新保 秀仁 先生
鶴見大学歯学部口腔リハビリテーション補綴学講座 講師、(公社)日本補綴歯科学会 専門医・指導医、(一社) 日本歯科専門医機構 補綴歯科専門医
鶴見大学歯学部歯学科卒業。鶴見大学大学院歯学研究科修了(博士(歯学)取得)。鶴見大学歯学部口腔リハビリテーション補綴学講座講師。
日本補綴歯科学会専門医。著書・講演に「ノンメタルクラスプデンチャーの維持力調整方法(Q&A)」「ピエゾグラフィと機能的運動路法により義歯を製作した1症例」など多数。
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2026年6月8日 20:00
インプラントにおけるピエゾの使いどころ

インプラントにおけるピエゾの使いどころ

インプラント手術において「あと数ミリの安全」が欲しいと感じる場面はありませんか?

上顎洞底への近接や下歯槽神経の走行など、従来の回転切削器具ではリスクを伴う症例に対し、ピエゾサージェリーは「軟組織を傷つけない」という唯一無二の安心感をもたらします。

ピエゾサージェリーは単なる「安全な道具」に留まりません。

超音波振動による微細な切削は、術野の視認性を高め、骨治癒を促進する低侵襲なオペを実現します。

しかし、その特性を理解せずに使用すると、かえって手術時間が長引いたり、チップの破折を招いたりすることも少なくありません。

このセミナーでは「インプラントオペにおけるピエゾサージェリーの応用」をテーマに、サイナスリフトにおけるシュナイダー膜の剥離、スプリットクレスト、さらには安全なブロック骨採取まで、インプラント臨床における具体的な応用例を症例ベースで日本口腔インプラント学会専門医/日本口腔外科学会専門医の君賢司先生に解説していただきます。

回転器具とピエゾをどう使い分けるべきか、その「ハイブリッド戦略」を提示します。
君 賢司
君 賢司 先生
きみ歯科・口腔外科クリニック院長
きみ歯科・口腔外科クリニック院長。日本歯科大学 新潟歯学部卒業。東北大学 大学院歯学研究科修了。東北大学大学院歯学研究科口腔病態外科学講座非常勤講師。日本口腔インプラント学会専門医、日本口腔外科学会専門医、日本顎咬合学会認定医、奥羽大学歯科補綴学講座口腔インプラント学 非常勤講師、日本病理学会認定口腔病理専門医、日本口腔外科学会認定口腔外科専門医。
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2026年6月5日 20:00
よくわかる「医療費控除」

よくわかる「医療費控除」

「医療費控除を使えば実質的な負担が減ります」。

自信を持って説明できますか?

インプラントや矯正治療を検討される患者さんにとって、この制度を正しく理解しているかどうかは、最終的な「承諾」を左右する極めて重要な要素です。

「医療費控除」という言葉は知っていても、具体的な還付額の計算方法や、ローン・分割払い時の適用タイミングなど、患者さんからの鋭い質問に戸惑うことは少なくありません。

医療者側の知識不足による誤った案内は、後々のトラブルや不信感に繋がるリスクもあります。

このセミナーでは「歯科医院のための医療費控除の話」をテーマに、歯科治療において医療費控除の対象となるケース・ならないケースをProgress会計事務所代表税理士の藤本勇輝先生に解説していただきます。

25分という短時間で、明日からカウンセリングでそのまま使える「患者さんへのメリット提示術」を伝授していただきます。
藤本 勇輝
藤本 勇輝 先生
税理士
Progress会計事務所代表/税理士。歯科医院の子供として生まれ、経営に悩む両親の姿をみて育ち、「お医者さんが安心して診療に専念できる環境を作りたい」という志から税理士になる。医院、歯科医院の会計・税務は一般の会計知識だけでは網羅することはできないため、率先して医業の顧問税理士になる税理士は少数だが、その中で多くの医院、歯科医院の顧問税理士をして今に至る。
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2026年6月3日 20:00
今さら聞けない「ザイゴマインプラント」

今さら聞けない「ザイゴマインプラント」

上顎臼歯部の重度骨吸収症例では、通常のインプラント埋入だけでは対応が難しく、骨造成を含めた治療計画に迷う場面があります。

そのような症例に対する選択肢の一つがザイゴマインプラントです。一方で、術式の難易度が高く、解剖学的リスクも伴うため、すべての臨床医が日常的に実践する治療とは言い切れません。

「どのような症例で検討されるのか」「通常のインプラントや骨造成とは何が違うのか」「自院で対応すべきか、専門医へ紹介すべきか」といった判断は、書籍や症例報告を読むだけでは整理しづらい部分です。

また、ザイゴマインプラントは有効な治療選択肢である一方、メリットだけでなく限界や注意点も理解しておく必要があります。他院で処置されたザイゴマインプラントへの対応など、実際の臨床で遭遇しうる場面も含めて、適切な距離感を持つことが重要です。

だからこそ、本術式を「自分が必ず習得すべき高度技術」として捉えるだけでなく、適応、リスク、連携の判断基準を知り、患者さんへの提案の幅を広げる視点が求められます。

本セミナーでは、ザイゴマインプラントの概要から適応症例、通常のインプラントとの違い、メリット・デメリット、術式の流れと注意点までを、ITIインプラント認定医の永田 達也先生に解説いただきます。

講義では、まずザイゴマインプラントの基本概念と、現代における位置づけを整理。重度骨吸収症例に対してどのような有用性があるのか、通常のインプラントや骨造成と比較しながら理解を深めます。

続いて、適応症例の考え方、材料、手技の概要、治療経過について解説。専門的な術式の習得を目的とするのではなく、一般臨床医が知っておくべき診査・設計のポイント、安全性を担保するための注意点を中心に整理します。

さらに、ザイゴマインプラントの利点だけでなく、欠点や限界についても言及。自院で対応するのか、専門医へ紹介するのか、あるいは連携して治療を進めるのかといった臨床判断の基準について、症例を通して具体的に解説します。

ザイゴマインプラントを特別な治療として遠ざけるのではなく、適切な理解に基づいて選択・紹介・連携できる治療オプションとして整理したい先生におすすめの内容です。
永田 達也
永田 達也 先生
新百合ヶ丘インプラントセンター院長
新百合ヶ丘インプラントセンター院長。北海道大学歯学部卒業。医療法人社団厚誠会院長理事を歴任
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2026年6月1日 20:00
歯肉を診る。

歯肉を診る。

審美修復の成否を分けるのは、歯の形態以上に、それを包み込む「歯肉の質」です。

前歯部の補綴やインプラント治療において「形は綺麗なのに、なぜか不自然に見える」「数年後に歯肉が退縮してしまった」という経験はありませんか?

補綴物の美しさを引き立てるのは、健康で調和のとれた歯肉のラインです。

しかし、歯肉が薄い(Thin phenotype)症例で厚いタイプと同じ処置を行えば、炎症や退縮のリスクが跳ね上がります。また、患者固有のスマイルラインを考慮しない設計は、咬合が正しくとも「美しい笑顔」には繋がりません。

このセミナーでは「歯肉を診る。フェノタイプとスマイルライン。」をテーマに、歯周組織のバイオタイプ(フェノタイプ)を正確に分類・診断する手法から、ガミースマイルを含むスマイルラインの分析、そして外科的・補綴的アプローチの選択基準までを東京科学大学 歯周病学分野助教の前川祥吾先生に解説していただきます。

長期的に安定し、かつ患者さんが心から満足する「ピンクエステティック」の極意を伝授していただきます。
前川 祥吾 先生
東京科学大学歯周病学分野助教
日本歯周病学会認定歯周病専門医。東京科学大学歯周病学分野助教。
東京医科歯科大学歯学部卒業後、同大学院医歯学総合研究科博士課程修了(歯学博士)。東京医科歯科大学歯学部附属病院歯周病外来医員、特任助教を経て、米国ミシガン大学歯学部歯周治療口腔内科学分野客員研究員、米国ハーバード大学歯学部口腔内科感染免疫学分野歯周病学講座留学。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科非常勤講師、東京医科歯科大学歯学部歯周病学分野助教を経て現職。
主な受賞歴として、National Symposium OSTEOLOGY JAPAN.(臨床研究部門)最優秀賞、JACP/JSP Poster Session, The 104th Annual Meeting of the American Academy of Periodontology.(臨床研究部門)最優秀賞、日本歯周病学会奨励賞を受賞。著書・講演に「歯周外科手術の基礎をマスター!(実習付1日コース)」「これでマスター!歯周病新分類の診断と治療計画立案の基礎」など多数。

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