パノラマで顎骨内に透過像を見つけた時、先生方はどうアプローチしますか?
顎骨内の腫瘍・嚢胞は一般歯科と関わる頻度が低いことから「診断にはどこをみればいいのか」「みつけた後の対応は?」など、意外と悩みは多いでしょう。
また、馴染みの薄さから初期段階で見逃してしまい治療の難易度が上がってしまうケースも少なくありません。一般歯科は主として顎骨内の腫瘍・嚢胞を治療する施設ではありませんが、最も早期に発見出来る施設であり、専門医でなくとも顎骨内の腫瘍・嚢胞の初期症状を見逃さないための目と知識は不可欠です。
一般歯科が十分な顎骨内の腫瘍・嚢胞の知識を持つことは早期発見のみでなく、説明内容を充実させ患者さんを安心させることにも繋がります。
このセミナーでは「顎骨内の腫瘍・嚢胞」をテーマに、臨床に出るとなかなか聞けない腫瘍・嚢胞の分類、顎骨内腫瘍診断法、診査・診断から治療までの流れ、今話題の医療DXを用いた治療方法などアカデミックな内容について 東京歯科大学口腔病態外科学講座教授 片倉朗先生に解説していただきます。
顎骨内の腫瘍・嚢胞の情報をアップデート出来るセミナーです。
こんな方におすすめ
👉 顎骨内の病変に悩んだ経験がある
👉 顎骨内腫瘍・嚢胞の分類や診断を習得したい
👉 口腔外科分野の治療に興味がある
講義目次
腫瘍・嚢胞の分類
顎骨内腫瘍診断法
診査・診断から治療の基本
医療DXを応用した治療法
症例供覧
東京歯科大学口腔病態外科学講座教授。東京歯科大学卒業、同大学大学院を修了。2003〜2004年UCLA歯学部口腔外科・医学部頭頸部外科に留学。2008年東京歯科大学口腔外科学講座准教授に就任。同大学口腔健康臨床科学講座准教授、オーラルメディシン・口腔外科学講座教授を経て現職に至る。東京歯科大学副学長。東京歯科大学千葉歯科医療センター病院長。日本口腔外科学会指導医、日本老年歯科医学会指導医、日本口腔診断学会指導医、日本有病者歯科医療学会指導医、日本口腔腫瘍学会暫定指導医、日本顎関節学会暫定指導医、日本小児口腔外科学会指導医。