残存歯数を維持すれば保険料が割引。これまでにない認知症保険が誕生

文・構成:1D編集部 | 投稿日: 2021年11月23日

残存歯数を維持すれば保険料割引

第一生命ホールディングス傘下のネオファースト生命保険は、自分の歯を一定数維持すれば保険料が割引になる認知症保険を発表した。残存歯数が少なくなると認知症のリスクが高まるという研究結果に着目したもので、2021年12月1日から提供を開始する。

残存歯数や歯の健康度に応じて保険料が割引される保険商品は全国初だ。被保険者が70歳になったタイミングで永久歯が20本以上残存していれば、歯数割引特則の適用により、保険料が1〜3割程度割引される。

当然ながら、義歯やインプラントは対象外だ。厚生労働省によれば、2016年時点で70〜74歳で歯が20本以上残存している高齢者は63%である。

軽度認知障害に対するサポートも

12月に発売される商品名は「認知症保険toスマイル」。40歳から加入することができる。判定日の2カ月前までに残存歯数の証明書を提出する必要があるそうだ。なお、70歳を超えている加入者は割引は受けられない。

この商品には、歯の健康度という尺度の他にも、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の診断を受けた場合の補償を導入している。認知症の予防と早期発見をサポートすることで、サービスを手厚くしていきたい狙いだ。

「健康を守るために歯を守る」という考え方

認知症と歯科領域の健康状態が関連しているというエビデンスが出てきているいま、実際に被保険者がインセンティブを持って歯の健康を守るという時代に突入しつつあるということは、歯科医療者にとって非常にポジティブな動きと言えるだろう。

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