【歯科衛生士】ホワイトニングコーディネーターの取り方を解説!

【歯科衛生士】ホワイトニングコーディネーターの取り方を解説!

文・構成:1D公式アカウント | 投稿日: 2020年08月27日
歯科衛生士のホワイトニングコーディネーターの取り方やセミナー、費用や難易度について解説します。

ホワイトニングコーディネーターは、その名の通り「ホワイトニング」に関する歯科衛生士の資格です。歯科衛生士免許があればもちろんホワイトニングを行うことはできますが、ホワイトニングコーディネーターの資格を取ることでスキルアップ・キャリアアップにつながるかもしれません。

今回の記事では、歯科衛生士向けの民間資格「ホワイトニングコーディネーター」について、その取り方やセミナー、歯科助手は取れるのかどうか、業務や申請方法などについて解説していきましょう。

ホワイトニングコーディネーターとは?

ホワイトニングコーディネーターは、一般社団法人日本歯科審美学会が認定している歯科衛生士のための資格です。日本歯科審美学会によるホワイトニング コーディネーター制度規則によれば、ホワイトニングコーディネーターの目的は下記の通りです。

歯科審美学、特にホワイトニングの専門的知識、臨床技能・対応および経験を有する歯科衛生士のさらなる水準の向上を図り、国民の保健福祉の増進と生活の質の向上に貢献することを目的とする。

つまり、歯科衛生士にホワイトニングコーディネーターの認定資格を付与するという活動によって、ホワイトニングに関心がある歯科衛生士のホワイトニングに関する専門的知識やスキル水準を向上させていこうということです。

ご存知の通り、ホワイトニングは近年若年層の間で非常に人気が高まっており、ニーズは急拡大しているため、今後ホワイトニングコーディネーターはさらに必要とされる民間資格になっていくものと考えられます。

ホワイトニングコーディネーターを持っていなくてもホワイトニングはできる?

歯科衛生士学校を卒業し、歯科衛生士国家試験に合格して歯科衛生士免許を持っていれば、ホワイトニングコーディネーターの資格を持っていなくてもホワイトニングの業務は行うことができます。実際に「ホワイトニングコーディネーターの資格は持っていないけど、ホワイトニングの業務をしている」という歯科衛生士の方は多いでしょう。

それでは、ホワイトニングコーディネーターの資格をわざわざ取得する意味はどこにあるのでしょうか。やはり、自分自身の歯科衛生士としての知識のアップデートやスキルアップの一環として資格を取る歯科衛生士の方が多いようです。実際にホワイトニングコーディネーターの資格を取得した歯科衛生士に話を聴いたところ、以下のような回答が得られました。

ホワイトニングが好きで、ホワイトニングコーディネーターという資格があったため取得しました(31歳・歯科衛生士)

職場でホワイトニングはよくやっています。職場の同僚にもホワイトニングコーディネーターを取っている先輩歯科衛生士がいて、勧められて取得しました(30歳・歯科衛生士)

歯科助手でもホワイトニングコーディネーターの資格は取れる?

歯科衛生士ではなくても、歯科医院で働く歯科助手はホワイトニングコーディネーターの資格を取得することができるのでしょうか?答えは、できません。

日本歯科審美学会のホワイトニングコーディネーター制度規則によれば、ホワイトニングコーディネーターの資格を申請できるのは下記の条件をすべて満たす人に限定されています。

  1. 日本の歯科衛生士免許を有していること。
  2. 日本歯科審美学会の会員であること。
  3. ホワイトニングコーディネーター認定講習会を受講すること。
  4. ホワイトニングコーディネーター認定試験を受験し、合格すること。

ホワイトニングコーディネーターの資格を取得するためには、歯科衛生士であるということは前提の条件となります。

ホワイトニングコーディネーターの取り方、費用について

上記の申請資格を満たせば、ホワイトニングコーディネーター講習会へ申し込みを行うことができます。この際の料金は、認定講習会の受講料が5,000円、また認定試験の受験料が3,000円となっています。

また、ホワイトニングコーディネーターの資格に年会費などの制度はありませんが、資格の認定期間が3年間という決まりがあります。資格取得から3年後に更新したいという場合には、更新のための手数料3,000円がかかります。また更新のためには、日本歯科審美学会が主催する学術大会やセミナー、講習会などに参加している必要があるため忘れないよう要注意です。

ホワイトニングコーディネーターは難しい?合格点や試験問題、テキストは?

次に、ホワイトニングコーディネーターの資格の難易度について解説していきましょう。ホワイトニングコーディネーターの認定試験は、認定講習会と同じ日に実施されます。合格点は100点中70点以上で合格・認定となります。

ホワイトニングコーディネーターの認定試験の形式は「4肢択一式問題」で、4つの選択肢のうち1つの正当を選ぶという形式です。当日の講習会で聴いた内容から試験は出題されるため、実際にホワイトニングコーディネーターの資格を取得した歯科衛生士に聴いたところ、難易度としては念入りな対策が必要というわけではないとのことです。

認定試験に合格したら、申請書を提出した方に認定証と認定ピンバッジが送られます。

ホワイトニングコーディネーターの資格の更新について。更新を忘れたら?セミナー参加が必要

ホワイトニングコーディネーター制度規則によれば、ホワイトニングコーディネーターの資格の登録有効期間は3年間です。資格の更新のためには、認定期間最終日の1年前〜半年前までに、更新申請書類をホワイトニングコーディネーター事務局に書留で郵送する必要があります。更新手数料は3,000円です。

更新のためには、日本歯科審美学会の会員であることに加え、同学会が主催する学術大会やセミナー、シンポジウム、コーディネーター講習会、IFED(International Federation of Esthetic Dentistry)、AAAD(Asian Academy of Aesthetic Dentistry)、その他同学会が認める学術大会に「2回以上」を3年間の間に参加していることが必須条件になります。

この更新を忘れてしまうと、ホワイトニングコーディネーターの資格は抹消されてしまいます。「認定の期間がわからない」という方は、ホワイトニングコーディネーター認定証に記載があるのでご確認ください。

今後ますますニーズが増えるホワイトニングコーディネーター

先述のように、ホワイトニングは一部の若年層の間では当たり前の習慣になりつつあり、今後もニーズは増えていくと考えられます。歯科衛生士として次なるキャリアアップ・スキルアップを考えている方は、ホワイトニングコーディネーターについてぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ホワイトニングコーディネーターの資格を取ることで給料が上がるかどうかは各歯科医院の職場によると思いますが、講習会や試験によって最先端の知識を得ることができるため、メリットは大きいと思われます。

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