原因不明の歯や顔面の痛み、その背景には精神疾患の存在があるかもしれません。
非歯原性疼痛の一つである精神疾患に起因する痛みや違和感に苦しむ患者さんは実少なくありません。しかし、精神疾患に関する知識の不足により正しい診断がされず、不要で不可逆的な処置が行われてしまうことが少なくありません。
このセミナーでは「歯科医師が知っておくべき精神疾患」をテーマに、歯科医師が精神医学を学ぶ意義、知っておくべき精神疾患とクリニックに来た際の対応方法、患者さんとの接し方・紹介のための基準処方の選び方などを解説します。
講演では、身体症状症、うつ病、双極性障害、パーソナリティ障害、口腔セネストパチーについて、最新の情報に基づいて日本口腔顔面痛学会専門医/指導医 井川雅子先生に解説していただきます。
精神医学と痛みの関係性を科学的に追求しましょう。