上手くできたと思った治療が数ヶ月後に再治療となった経験はありませんか?なかには闇雲に再治療を繰り返し、患者さんの愁訴に繋がることも…。
その再治療の原因は、「下顎位」にあるかもしれません。
不適切な下顎位は歯の負担の増加、歯周組織の破壊や補綴物の破損、歯の喪失など、さまざまな問題を引き起こします。
再治療に至らない根本的な治療を行うためには、小さなう蝕や軽度の歯周治療であったとしても、咬合を絡めた「口腔全体を1単位としてとらえる」思考が必要です。
では、そのためにはどうすれば良いのか。そもそも、正しい下顎位とは一体なにか。
このセミナーでは「下顎位の決め方」をテーマに、症例の見方・不適切な下顎位によって生じる問題、理想的な下顎位とその決め方、経過観察でのポイントについて、実際の症例を用いながら日本臨床歯科学会(SJCD)東京支部理事の中村茂人先生に解説していただきます。
下顎位に迷った時のヒントになれば幸いです。
こんな方におすすめ
👉 下顎位の基本的な考え方が知りたい
👉 理想的な咬合関係を学びたい
👉 再治療に至らせない治療ができるようになりたい
講義目次
下顎位とは
不適切な下顎位によって生じる問題
基本的な考え方と臨床での応用
症例供覧
経過観察でのポイント
デンタルクリニック アレーズ銀座・院長。日本大学松戸歯学部卒業、同大学附属病院・口腔外科に入局。S J C D原田歯科クリニック・土屋&Worksにて勤務後、現職。University of Southern California にて卒後研修・終了書授与。日本臨床歯科学会(S J C D)東京支部理事・同学会レギュラーコースインストラクターO J理事。日本臨床歯周病学会・日本顎咬合学会会員。ITI member、Young ITI イン