治療計画の立案のためには正確な診査診断が重要であり、そのためには正常像の把握が欠かせません。
しかし「咬合」については何が正常なのか、どうすれば正常に戻せるのかについて正しい知識を持ち合わせる人は実は少ないのではないでしょうか。
実際に「咬合」と一口で言っても筋肉や習癖など様々な要素が絡み合っており、これら1つ1つを紐解いていかなければなりません。これらの相関関係を理解せず「安易に強い部分を削る」「矯正治療を行う」などをすることで、咬合に関する愁訴を持つ患者さんを作ってしまった経験がある方もいるでしょう。
このセミナーでは「下顎位と咬合」をテーマに、咬合に関する定義など基本的項目から咬合に関与する要素とそれらのコントロール法と症例の見方・触り方についてこまざわ歯科クリニック院長の駒澤誉先生に解説していただきます。
多彩な症例をもとにお話ししていただくため、現場で活かせる実践力が身につきます。
理想と現状を比較し、患者さんにとっての最良を見つけましょう。
こんな方におすすめ
👉 顎位・咬合について詳しく知りたい
👉 不正咬合の治療アプローチを学びたい
👉 咬合治療、顎関節症の対応身に付けたい
講義目次
咬合とは
解剖との関係性
影響因子と相関関係
咬合の影響
治療法の選択と進め方
講師
九州歯科大学卒業。こまざわ歯科クリニック院長。著書・講演に「解剖学的構造から咬合を考える」「知っておくべき!咬合の基礎知識と臨床応用丨15th STEP ANNUAL MEETING with R & PABC 咬合パート」 「下川の臨床咬合」受講ノート」「歯科臨床の知恵と技(共著)」いずれも医歯薬出版