「矯正治療中、2級がヒドくなった…」。
治療をしているのに、状態が悪化した経験はありませんか?もしかしたらそれは、顎関節に異常が出ているかも。
また不正咬合から生じた顎関節症や、逆に顎関節症に継発した開咬など、顎関節と矯正治療の関係は切っても切り離せません。
顎関節症を呈する不正咬合患者を診るためには、顎関節について理解しておかなくてはなりません。
このセミナーでは、顎関節症の治療を行ううえで必要な顎関節の基礎知識を示すとともに、臨床において実践可能な顎関節症に対する歯科矯正学的対応について、長年「矯正治療と顎関節」をテーマに研究を続ける徳島大学の田中教授に解説していただきます。
矯正治療は、歯並びだけじゃありません。
こんな方におすすめ
👉 矯正治療と顎関節の関係について学びたい
👉 不正咬合と顎関節症をあわせ持つ患者への対応術を身につけたい
👉 特発性下顎頭吸収について学びたい
講義目次
顎関節症の病態分類
顎関節症の臨床診査・診断・治療
顎関節症に対する歯科矯正学的アプローチ
特発性下顎頭吸収の診断と治療方針
症例供覧
徳島大学大学院医歯薬学研究部口腔顎顔面矯正学分野教授。大阪大学歯学部歯学科卒業後、同大学大学院歯学研究科歯学臨床系専攻修了。大阪大学歯学部助手、広島大学大学院医歯薬学総合研究科准教授、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部教授を経て現職。広島大学歯学部、オランダ・アムステルダム大学歯学部、スペイン・オビエド大学、中国・南通大学、インド・Saveetha Dental Collegeなどの客員教授を併任。これまでに顎関節症関連の総説論文や臨床論文を含む290編以上の英文論文を発表。日本顎関節学会理事、日本矯正歯科学会代議員、日本口蓋裂学会評議員。