う窩を見つけたら即、削って修復することが習慣になっていませんか?
時代の流れは、う蝕をコントロールしていく方向にシフトチェンジしています。
今日、多くのう蝕予防戦略が用いられていますが、どの患者さんにも画一的な戦略を用いていませんか?
う蝕予防戦略を立てる際にカリエスリスクアセスメントは必須です。
治療方法を決定する際に考慮すべき要因には、どのようなものがありますか?
個人に合ったフッ化物製品を提案するだけで終わっていませんか?
このセミナーでは、最新のカリオロジー(う蝕学)について、日本とスウェーデンのう蝕に対する考え方の違いから、う蝕の病因論、予防戦略、フッ化物の効果的な使い方に至るまで、スウェーデン・イエテボリ大学歯学部 カリオロジー科に留学していた東京歯科大学衛生学講座 准教授の石塚洋一先生にご解説いただきます。
カリオロジーについて体系的に学びたい方にとって、必見の内容です。
こんな方におすすめ
👉 う窩を見つけたらすぐに削りたくなる
👉 スウェーデンのカリオロジーに興味がある
👉 実践的なフッ化物局所応用について知りたい
講義目次
日本とスウェーデンのう蝕に対する考え方の違い
う蝕の病因論 -生態学的プラーク仮説-
う蝕予防戦略 -食事、口腔衛生、フッ化物-
カリエスリスクアセスメント
切削介入するべきかの判断基準
フッ化物の効果的な使い方
東京歯科大学 衛生学講座 准教授。東京歯科大学歯学部卒業。同大学大学院歯学研究科(臨床系歯周病学専攻)修了後、同大学 衛生学講座に移籍。スウェーデン・イエテボリ大学歯学部 カリオロジー科 Visiting Researcherを経て現職。日本歯周病学会 認定医、日本口腔衛生学会 指導医 専門医 フッ化物応用委員会委員、日本口臭学会 口臭専門医。著書に『フッ化物応用の科学 第2版』『エビデンスを臨床に! 齲蝕予防マニュアル』『口腔衛生学2022』『フッ化物洗口・ファクツ2022』など多数。