レントゲンや口腔内所見から骨髄炎を疑う症例に遭遇した場合、先生方はどうしますか?
GPで骨髄炎の治療をする頻度は高くありませんが、最低限の知識は必須。正しい診査診断・処置を知らなければ、初期症状を見落とし保存できた歯をホープレスにしてしまうこともあります。
また炎症と言えば感染を考える方が多いですが、骨髄炎の原因には薬剤・放射線などの要因があり特に前者については「どんな全身疾患の方が服薬しているか」「具体的な薬名は?」など深い理解がなければ顎骨性骨髄炎を引き起こしてしまうかもしれません。
このセミナーでは「骨髄炎の病態と臨床論」をテーマに、原因・機序・診査診断などの基本的内容から治療を考える上で重要なステージ分類とそれに応じた紹介先の選び方や応急処置に至るまでを 東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座口腔がんセンター/口腔腫瘍外科学講座講師 鈴木大貴先生に解説していただきます。
GPが医科・口腔外科医に求められる、対応のフローが身につきます。