メインテナンスの際、担当の歯科衛生士さんからこの様に頼まれたことはありませんか?
顎関節症は主に歯科医師がスプリント療法などで単独で対応してきましたが、近年、生活習慣やストレスとの関連性が強いことが明らかになり、治療の主体は患者さん自身がセルフケアとして生活習慣改善や運動療法を行うこととなっています。
これは歯周病における歯科衛生士の役割と近いため、顎関節症も歯科衛生士さん主導で対応を行えるのではないかと考えられています。
顎関節症の原因となっている生活習慣を聞き出すことは、患者さんを知ることであり、患者さんとの信頼関係が築きやすくなります。歯科衛生士が信頼関係を築くことで、先生方の治療もとてもやりやすくなるはずです。
このセミナーでは「歯科衛生士さんと治す、顎関節症」をテーマに、歯科衛生士さんの患者さんとの信頼関係の作り方、セルフケア指導のために必要な顎関節症の最新の考え方、基本的な解剖、診察・検査、診断の仕方、具体的な患者指導と運動療法、隠れ顎関節症の見つけ方、歯科医師への報告のポイントについて歯科顎関節症専門医・指導医 島田淳先生に解説していただきます。
歯科衛生士さんの顎関節症への介入は日本顎関節学会でも来年度より認定歯科衛生士制度が設立され、重要となっている項目です。このタイミングで学び、時代を先取りしましょう!