「この患者さんのお顔立ちは、こんな風に治してあげたい」「自分でも骨切り術が出来たらいいな」大学病院への紹介状を書きながらそう思ったことがある先生も少なくないと感じられます。ましてや大学病院にお願いしたら、自分の理想にも患者さんのイメージにもかけ離れた結果になってしまった…なんて時には尚のことでしょう。
従来の骨切りを行うためには、診断や手術手技はもちろん、整った環境が必要でした。
しかし、時代は変わり、安全な器械や診断方法が発展し、術式や症例を選べば簡単な骨切りで改善できる症例も少なくありません。
例えば、オトガイ形成術や歯槽骨分節骨切りなどは、アライナー治療と組み合わせて超短矯正歯科治療が可能な時代であり、美容外科ではない、歯科医院でおこなう自費治療としての口腔顎顔面外科手術といえます。
骨切り術を用いた口もと、顔面の審美性を改善するセットバック術をクリニックでおこなうことで、通常の矯正では1〜2年かかる治療を短時間かつ入院不要にて改善することが出来るため、本処置を希望し来院される患者さんは今後さらに増えるでしょう。
「必要な設備は?」「どんな症例なら診療所でやれる?」「手順は?」
骨切り・口腔顎顔面外科処置の導入にあたって不安要素になるこれらの疑問を 1つずつ解決し、理想的なE-line、短期矯正治療を作り出しませんか?
このセミナーでは「セットバックを中心とした骨切り」をテーマに、自費治療としての骨切り・口腔顎顔面外科処置にフォーカスを当て、適応となる症例、診療所での治療の可否の判断ポイント、各種術式の解説・比較、術式ごとの症例と予後について、顎顔面美容再建外科のスペシャリスト 木下径彦先生に解説していただきます。
顎関節、咬合をしっかりカバーした骨切り手術こそ、歯科医師の本領発揮です。