かつて院長先生が良い治療をして患者さんに評価され、口コミが増えることで新規患者を獲得していた時代がありました。しかし今現在はインターネットというツールが主流になり、患者さん自らが様々なサイトを見比べながら情報を得、選択することが可能です。つまり、「患者さんに選ばれる時代」となったのです。
このようにガラリと時代が変貌してしまったことが原因で、「どうしたら新患を獲得できるのか」という悩みを、多くの院長先生が抱えているのが現状です。
そこで本記事では、インタビュー動画の必要性と有用性について、詳しく解説していきます。

歯科業界全体が、予約サイトに登録したりSNSやSEO対策を行ったりと対策を行っています。しかし、「自院のホームページに院長先生のインタビュー動画を掲載する」ことが、効果の高い方法であるというのをご存知でしょうか。
今やホームページ自体が重要な広告媒体です。ホームページは存在しているだけでは意味はありません。多くの人に見てもらうことで「医院を知ってもらう」きっかけとなります。
そのような医院の情報発信には欠かせないホームページにインタビュー動画が掲載されていることで、無数の競合他者の中から興味を持ってもらえる一つのツールとなることでしょう。

上述したように、新患を獲得する上で重要である「インタビュー動画」は、多くの一般企業ではマーケティングに活用する目的で使用されています。つまり動画は、自社商品の魅力を伝え、視聴者の購入意欲を高め、さらにすでに利用しているユーザーのリピート率を促進させる効果があるのです。
歯科業界に置き換えてお伝えすると、歯科医院自体を自社商品と考えることで新患獲得の目的だけでなく、「この歯科医院を選んでよかった」「またこちらでぜひお願いしたい」と思ってもらえる可能性が高くなることでしょう。
以上を踏まえた上で、インタビュー動画を作成する主なメリット3つを解説していきます。
まずは何といっても写真と違って動画であることにより、院長先生の発言内容や口調から、その人柄や細かなニュアンス、医院の魅力などを明確に表現することができます。また、実際のやりとりに沿っているため臨場感があり、親しみやすさや信頼性向上に非常に効果的です。
医院の代表である院長先生だからこそ抱く、熱い想いを動画で表明することで、患者さんの好感度を高めたり共感を呼んだりするきっかけにも繋がることでしょう。
医院の情報をテキストで説明していても、抽象的すぎて伝えたいことが伝わりにくい場合があります。しかし動画であれば、ポイントを押さえるだけで具体的にイメージをしてもらいやすくなり、その本質を短い時間で確実に伝えることが可能です。
またインタビュー形式にすることにより普段の会話のような感覚になるため、リズムがあることで視覚的だけでなく聴覚でも訴えることができ、文字だらけの長い文章が苦手な人にも最適です。
動画制作は、スマートフォンなど身近な機器で思っているより簡単に制作できます。また、撮影中にカメラの角度や照明を調節したり撮影後の編集を行ったりすることで、動画のクオリティを高めることも可能です。
例えば、強調したいところにはテロップを入れ、さらにBGMを挿入することでその医院独自の特徴や臨場感を表現することもできます。また必要であれば色調や音量の変化を加えたりするなど、工夫次第では見応えのある動画に仕上がるでしょう。

先程述べたように、簡単に撮影などはできますが、撮影を行うための「場所の確保」や「機材の準備」、「出演者のスケジュール調整」などの準備には時間を要します。そのため、まずは大見出しや小見出しを作り、順序立てたインタビューの流れを大方考えておくと良いでしょう。
また、インタビューを行う前に「どのような患者さんに、どのようなメッセージを伝えたいか」を決めておくことが非常に重要です。明確にしておくことで、インタビュー動画作成の方向性がしっかりと定まり、伝えたいことがより伝わる動画になるでしょう。
目的や流れを決めた後は、撮影場所の選定を行います。撮影時の背景や雰囲気が非常に重要で、どのような背景にするかによって、視聴者に与える印象はガラリと変わります。
さらに機材について、基本的にはカメラやマイク、三脚を用意します。室内でのインタビューの場合は、環境に応じて照明もあると安心です。
ここまで準備を行った上で、実際に撮影を行っていきます。問題なく撮影や録音が可能かを確認し、また飛行機や救急車などの雑音が入ってしまうことがあるため、そのような急なトラブルが現場で発生した場合も想定しておきましょう。
一例ではありますが、内容にお困りの場合は以下を参考にしてみてください。
挨拶
院長の自己紹介、法人や医院の紹介
何をモットー(目標)としている医院なのか
患者さんに対して心掛けていること
これから何に挑戦するか、掲げていること
特に冒頭の挨拶は、院長先生の印象を決定づけるため、非常に大切です。明るいイメージなのか知的なイメージなのかなど、ブランディングとして考えるのも面白いでしょう。また自己紹介や医院の紹介は、経歴や過去のことではなく、今現在の事柄を述べると視聴者も興味が湧きやすいかもしれません。
そして最後は、編集作業を行います。編集では、重要な箇所はテロップ(文字)を入れたり要らない部分は切り取りを行ったりなどをして仕上げていきます。しかしながらインタビュー動画を制作する上で、この編集作業が最も難しく、時間を要する工程となるでしょう。
①動画で何を伝えたいのかを明確にする
何度か上述していますが、これは最も大切な事前準備です。ここが不明確であると、医院の魅力や院長の人柄をお伝えできるせっかくな貴重な時間に、ただ思うがままに話したいことを話して終わってしまうといった結果になり兼ねません。
また動画はあまりにも長いと視聴者が見飽きてしまい、反対に短すぎると必要な情報を伝えきれない可能性があります。そのため目安として、動画の長さが3〜5分程度となる内容を盛り込むと良いでしょう。
アングルによって視聴者に与える印象が変わります。 基本的には、インタビュー対象者に目線を合わせた水平に合わせた自然な角度にしましょう。それもほぼ真横くらいの位置が最適です。
なぜ上記のアングルが良いのか?というと、インタビューしている人物の目線と交差する位置に限りなく近付けた方が、日常での会話のような感覚になります。そうすると視聴者が親密性をより深く感じる効果があるのです。
さらにインタビュー対象者を上から見下ろす角度での撮影は威圧感を与えたり、俯瞰して撮影すると存在感を弱く感じたりするため、十分に注意して行いましょう。
インサートとは、インタビュー映像の合間に別の映像(カット)を挿入する手法です。
インタビュー動画の中で、言葉だけでは不足だと感じた場合、イメージとなる画像を挿入するインサートという技術を活用すると良いでしょう。これだけでもわかりやすい動画となり、好印象が与えられたり医院の雰囲気を分かりやすくしたりといったメリットを、さらに強調できます。
またイラストや図による説明を表示し、言葉の意味を説明するテロップなどを出すことで、より動画の質を高めることができます。
その他、緊張をほぐすために小休憩を挟みながら行う。対象者の言葉の妨げになり得る、インタビュアーによる相槌をなるべく入れないようにする。といった配慮も非常に大切です。

今や主流となっている方法としては、以下2つです。
YouTubeなどの動画配信サービス
VimeoやWistia、Vidyardなどのグローバル企業が提供するSaaS
YouTubeはアカウントを持っている方なら、誰でもすぐに無料で動画をアップロード可能なため、利用しやすいのではないでしょうか。
しかし、ホームページサイトのみだけでなくYouTube上にも一般的に公開される情報ということになります。そのため、ホームページの情報を補完するというよりも、動画だけで完結できるクオリティが求められるかもしれません。
もう一つのSaaS(Service as a Software)である、クラウド上で使用可能な動画配信プラットフォームを活用することにより、必要な機能や分量のみを選択して利用できます。
そのためそれぞれのサイトでのアカウント登録が必要となりますが、自社のサーバーなどに負荷をかけることなく、さらには分析まで可能になるというメリットを享受することができます。
このようなネット社会におけるインタビュー動画が、視覚だけでなく聴覚でも院長先生を通じて医院の魅力を最大限に表現できるツールであることをご理解頂けたでしょうか。
ホームページに動画を掲載することで、興味関心への入り口となり、数多くある歯科医院の中から患者さんに選定してもらうための決定的な情報となり得るのです。
まずは患者さん目線となって考え、なぜ自分の歯科医院に通ってもらいたいかを訴えかける動画を撮影してみることをおすすめします。
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