先週、1Dでは『今こそ知りたい、歯科医院のDX 〜究極に効率的な歯科医院とは?最新トレンドが丸わかり!〜』と題したオンラインセミナーを開催した。300名以上の方にお申し込みをいただき、大変盛況となった。

セミナーでは、歯科業界のDXを語る上では欠かすことのできない6社が集い、歯科医院のDXについてディスカッションを行った。本記事では、セミナーの振り返りと登壇企業のご紹介をしていきたい。

「DX」についてカンタンにおさらい

1Dでも繰り返し取り上げているテーマだが、DXとはいったい何だろうか。DXという単語は、経済産業省により下記のように定義されている。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」

端的に言えば、DXとは「デジタルを活用することで、各業界の仕事を効率化をすること」である。単純に「デジタルを使って効率化する」ということではなく、「業務自体がデジタルによって変革していく」ことを指している。

もちろん、歯科診療プロセスは、デジタルとは関係なく構築されてきたものである。長く続く近代歯科医療の歴史に、この10〜20年で起きたデジタル革命が、大きな影響を与えようとしているのだ。今回登壇した6社は、まさにそこに挑む企業である。

ユニークな「歯科DX」銘柄の6社

在庫管理と発注業務をスマートに、スマートショッピング

スマートショッピングは、長らくスタッフの手作業による確認で行われていた在庫管理・材料発注の業務をDXする企業である。スマートマットクラウドというデバイスに材料を置いておくと、残量を検知して自動で発注までしてくれる。

導入前と導入後ではオペレーションが根本的に変化すると考えられ、まさに歯科医院DXの一例だと言える。同社の詳細資料(PDF)を見たい方は、下記ボタンからダウンロードいただきたい。


マニュアルを動画で効率化、soeasy

soeasyは、歯科医院向け動画マニュアルツールだ。「紙でマニュアルを作っても活用も更新もできない」「新しい従業員を採用しても何度も同じ教育コストがかかる」「スタッフの業務が属人化してしまっている」というのは、歯科医院の教育あるあるなのではなかろうか。

soeasyは、「スマホ動画」という切り口で、歯科医院のスタッフ教育を効率化するプロダクトだ。院内のSNS・コミュニケーションも付随している。詳細は こちらから ご覧いただける。

歯科用レセコンを提供、デンタルシステムズ

デンタルシステムズ株式会社は、クラウド型歯科用レセコン「POWER5G」を提供する会社だ。レセプト業務の効率化とコスト削減を
強力にサポートしてくれる。

同社は歯科用レセコン以外にも、新患を増加するためのサポートや、エックス線の画像診断AIの開発事業なども行っている。関心がある先生方は こちらから ご覧いただきたい。

ちなみに、3月2日(水)夜には、ここまでご紹介してきたスマートショッピング、soeasy、デンタルシステムズの3社による共同セミナーがオンラインで開催される。3社のサービス詳細や、それぞれのシステムを導入している医院の成功事例を知ることができる。参加は無料だ。


カード決済をカンタンに導入、スマートチェックアウト

スマートチェックアウトは、 「決済サービス・ファイナンスサービスを基盤に知識と技術を融合し、社会サービス創出と医療へのイノベーションを起こす」をミッションとして掲げる企業だ。

歯科医院向けには「Pay Light」というクレジットカード決済サービスを提供しており、条件を満たせば1.35%〜の決済手数料で導入が可能である。詳しくは こちらから

予約管理と患者管理をIT化、DentaLight

DentaLightは、歯科医院向け予約管理・患者管理である「ジニー」や診察券アプリ「my Dental」を提供する企業である。

予約システムのなかでも、特に定期検診・メインテナンス管理の分野に重点を置いており、データを活用して稼働率を上げることで医院経営をサポートするプロダクトだ。

まだ紙の予約台帳を使っている医院や、医院経営を効率化したい医院は こちらから 問い合わせていただける。

歯科医院のWebマーケを強くする、船井総合研究所

船井総合研究所は、歯科医院経営の総合コンサルティングファームである。DXの文脈においては、「集患」や「採用」のWebマーケティングに強みを持っており、導入して業績アップした歯科医院は非常に多い。

それぞれの歯科医院の課題感やフェーズに応じて導入が可能なため、気になる方はぜひ一度相談してみてはいかがだろうか。お問合せは こちらから

DXは一日にしてならず

ITやデジタルの登場によって、歯科医院での業務が徐々に便利になっている実感を得ている方も多いだろう。しかし、「ITで便利になる」だけではDXとは言えない。先述したように、既存の歯科診療のオペレーションや組織を変革することこそが、DXの本質であるからだ。

そう考えると、歯科業界におけるDXは、まだまだ始まっていない。まさにこれから先が、歯科業界にとって数十年に一度の変革期であると言えるのではないだろうか。まさに今年、2022年が「DX元年」なのである。