近年、就業歯科技工士の数は概ね35,000人前後を推移している。しかし、高年齢層の増加に加え若年層の減少傾向が著しいことから、2026年には就業歯科技工士数が28,874人(30歳以上:26,886人、20~29歳:1,988人)になることが予測されている。この結果、2016年の34,640人に対して約6,000人の減少が見込まれると報告された。
歯科技工士としての仕事を離職した平均年齢は、25.6歳。79.4%の者が20 歳代で離職をしており、そのうち51.1%の者が20~25歳未満で離職している現状が報告された。
給与・待遇等だけではなく、歯科医療に関わる職業としての実感を得にくいことや自分自身の仕事に対する評価が少ないこと等によって、仕事のやりがいを感じにくくなることも、離職につながっていると考えられている。
歯科医療従事者として、患者に補綴物を届け喜ばれることで得られる達成感 患者の「食べる」を中心とするQOLを向上させることでの達成感(患者からの感謝) 自分自身の知恵と技術で補綴物を自由に製作できる環境 歯科医療従事者のチームの中で活躍できる存在感
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