働いていれば色々な場面で仕事を辞めたくなる瞬間がありますよね。そこで歯科衛生士の仕事を辞めたくなる瞬間をまとめてみました。
歯科衛生士業務に必要な機材がありますよね。超音波のスケーラーチップやハンドスケーラー、ポリッシングブラシなどは消耗品です。材料費の予算が少ないとスケーラーチップがかなり摩耗してもなかなか新しいものを買って貰えないとことがありますが、それだと衛生士業務にも支障が出ます。
また、ディスポーザブルのものを繰り返し使うなど機材が傷んだり不衛生になってしまうのも、使ってる側からしても使われる側も嫌ですよね。
もちろん高価なものは買えなくても、大切に使いながら必要最低限のものは買ってもらいましょう。
スタッフ間は女性社会で年齢も様々ですよね。上下関係が厳しい医院など、性格が合わなかったり、気に入られなければ目の敵にされていじめられてしまうこともあるようです。
慣れないうちは先輩に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんが、注意や怒られたりするのといじめは別です。患者さんにもそのような雰囲気は伝わってしまうものです。先輩との関係が改善出来ないようであれば辞めるというのも一つの選択肢ですね。
入ったばかりでまだ医院に慣れていなかったり歯科衛生士の仕事を始めたばかりだと、周りにしっかり教えてくれる先輩がいると嬉しいですよね。
ただ医院としての教育マニュアルがなかったり、先輩によってやり方がう、忙しすぎて教えてもらえないとなるとついて行くのが大変です。もちろん自分で仕事を見つけるのも大切ですが、右も左もわからないような状況であれば最初のうちは何をしたらいいか教えてくれると仕事がしやすいですね。
歯科衛生士は診療補助、衛生士業務、受付業務や片付けなど色々な仕事をこなさなければならないこともあります。しかし忙しすぎると歯科衛生士業務にも集中できないですよね。
しっかりと分業されていればいいですが、処置中に電話が鳴って、誰も出られない...なんて状況では患者さんにも迷惑がかかってしまいます。効率化を図ったり対策をしても上手くまわらない場合はスタッフの補充をお願いしましょう。
やはり忙しすぎて仕事が溜まってしまうと残業につながるでしょう。残業時間が長かったり残業代がでないとなると次の日の仕事にも支障がでてしまいます。
歯科衛生士の募集でも残業時間が記載されている場合もあるのでよくチェックしましょう。
スタッフの人数が多いところでは派閥が出来てしまうところもあるようです。歯科衛生士と歯科助手では業務内容が違うので、そこのところで意見の食い違いが出来てしまうのかもしれません。
歯科の仕事は自分のライフスタイルに合わせて比較的長勤められる職業なのでベテランやお局がいるかもしれません。
指示を出すだけで全く仕事をしてくれないのは先輩として尊敬できないですね。
もちろん優しく教えてくれたり、ミスをした時はしっかりと注意してくれる院長もいるでしょう。
しかし必要以上に叱責したり、器具を投げられる、院長の気分や感情に
任せた言葉のパワハラや、有給をとらせてくれない、などのことがあれば、自分の尊敬できる院長のもとで働くのが一番いいですね。
医院の経営状況や自分の働き、貢献度によって賞与の金額は変わってくるかもしれません。しかし最初の条件と違っていたり、賞与が一切ないのは困りますよね。
労働条件や雇用契約の内容は医院によって多少変わってくるので、ボーナス以外にも勤務時間や昇給、有給や残業時間などの項目は最初にしっかりと確認しておきましょう。
歯科衛生士はかなり新型コロナウイルスの感染リスクの高い職業でもありますので、感染予防が出来ていないのは心配ですね。
換気をするなど簡単に出来ることもありますが、患者様の来院時間が被らないように予約時間の調整をしたり、消毒滅菌関係の見直し、口腔外バキュームの使用や導入などは院長やスタッフの協力が必要です。
しっかりと感染対策をして自分やスタッフ、患者様の安全を守りましょう。
いかがだったでしょうか。働いていると辞めたくなる瞬間も多々あるかもしれませんが、話し合いや協力をして改善したり、それでも働いていくのが難しければ自分にあった職場を探すことも大切です。
自分が一番大切にしたい優先順位を決めて、気持ちよく働ける環境に出来るといいですね。
優しく教えてくれる先生や、仕事の出来る先生はかっこよく見えますよね。恋愛関係に発展しても、周りのスタッフに気を遣わせてしまったり、嫉妬をされるなど公私混同してしまってはよくないです。
また関係がだめになってしまった後のことも考えましょう。気まずくなって職場に居られなくなってしまうのはもったいないです。
ただ仕事の事が理解し合えたりお互いを高めあえる関係というのは素敵ですね。よく考えて大人な関係を築いていきましょう。
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