新型コロナウィルスの歯科的対応

新型コロナウィルスの歯科的対応

文・構成:H. Takizawa | 投稿日: 2020年01月26日
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新型コロナウイルス感染症は2019年の12月に中国湖北省武漢市で報告され、2020年1月25日には日本での発症者が3名になった。

中国は旧正月のホリデーシーズンになり、日本にも観光客が来ることが予想され、さらなる日本国内での感染が懸念される。

新型コロナウイルス感染症の特徴と、歯科医院でできる感染の予防をこの記事ではレポートする。

新型コロナウイルス感染症の特徴

コロナウイルスはヒトや特定の動物に感染するウイルスで、SARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外はありふれた風邪を引き起こすウイルスである。

新型コロナウイルスの症状は咳、発熱があり、時に嘔気、嘔吐、下痢があるとされている。多くは何日かで回復するが、幼児、老人、免疫不全をもつ者は気管支炎や肺炎のような重篤な症状を発症するとされている。

ヒトからヒトへの感染は感染者に接近して接触しない限り起きないとされている。新型コロナウイルスは中国ではヒトからヒトへの感染が確認されているが、日本では今日(2020年1月26日)現在確認されていない。しかし、この状況は今後変わる可能性がある。

既に新型コロナウイルスのゲノム解析は行われているが、抗ウイルス薬が開発できていないため、治療は対症療法のみである。

歯科医院と新型コロナウイルス感染症

歯科医院ではエアタービンの使用に注意するべきである。中国の医療系のニュースサイトによるとエアタービンは水ミストとエアロゾルを生成するため、潜伏期にある患者がエアータービンを使った治療を受けると簡単に院内に流行する危険がある、とされている。

外傷や隙に波及した膿瘍のような緊急性がある患者以外は時期を待って、歯科治療を受けるべきである。

今から感染の予防をしよう

手洗いを頻回に行うことが必要である。特に外出したあとや、咳をした後、口や鼻、目などに触る前、治療前は手洗いを徹底するべきである。

そして、咳やくしゃみをするときは口と鼻をティッシュで覆うべきである。そのティッシュはきちんと捨てることも忘れないようにしよう。

コロナウイルスはもちろんであるが、冬場はインフルエンザの罹患率が高い。コロナウイルス感染症にも、インフルエンザにならないためにも手洗いとくしゃみのエチケットは守ろう。

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参考文献

  1. The new coronavirus: What we do — and don’t — know, Harvard Medical School, <URL>, 2020年1月26日閲覧
  2. 新型コロナウイルス関連肺炎に関する情報, 東京都感染症情報センター, <URL>, 2020年1月26日閲覧
  3. 新型冠状病毒流行期间口腔科就诊须知, 科普, <URL>, 2020年1月26日閲覧
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