小児や若年者の先天欠如歯、どう対応する?
小児患者や若年層の患者で、先天欠如に遭遇した際、先生はどのように判断し、対応しますか?
先天欠如があるケースでは、咬合に悪影響を与え長期的な治療が必要となる場面が多く存在します。先生方に求められるのは、先天欠如の影響範囲を適切に見極め、成長発育の過程に沿った治療計画を立案することです。
発育のステージに応じた保定装置や義歯の選択、最終補綴としてのインプラントに至るまで、適切な判断と治療計画を立案しなければならないのです。
しかし実際の臨床においては、先欠による影響の範囲や補綴の介入タイミングなど、判断に迷う場面も少なくないでしょう。
このセミナーでは、若年者の先天欠如への対応法に着目し、全顎的な咬合治療をベースとした上での長期症例のインプラント治療について、日本顎咬合学会指導医であり、デンタルデザインクリニック院長の鈴木光雄先生にご解説いただきます。
日常診療において遭遇することが少なくない、先天欠如のケースへの対応。その指標を、自分の中で作れる講義となっています。
こんな方におすすめ
👉 先天欠如歯の治療指針が欲しい
👉 成長発育を考慮したインプラント治療を学びたい
👉 長期症例への対応が知りたい
講義目次
先天欠如歯の咬合に与える影響
インプラント治療による咬合再構成
年齢ステージ毎の治療経過
症例供覧
デンタルデザインクリニック院長。神奈川歯科大学卒業後、開業医にて9年研鑽を積み現職。主な著書・講演に「歯科人類学と近代咬合論シークエンシャル咬合を基礎とした統括的歯科医療」「若年者の先天性欠如による不正咬合の治療とその後の30年の経過報告」など多数。日本顎咬合学会指導医、Iaaid Asia 学術担当理事、オステムインプラントインストラクター、ドイツ アルタテック社公認カムログインプラントインストラクター、OAM先進インプラントインストラクター、NPO日本アジア口腔支援機構理事、D2アカデミー代表。