先生はなぜ1Dに入会してくださったのでしょうか?
多くは「治療が上手くなりたい」「歯科業界のトレンドを知りたい」など「○○したい」という望みが根底にあったと思います。人は自身の望みが明確であるほど自発的に動くことが出来、それは患者さんも同様です。
例えば主訴が「入れ歯が使いにくい」という患者さんに対して適合や咬合を確認して問題部を修正することも主訴に沿った治療といえます。しかし初診時にワンクッション「入れ歯がどうなったらいいな、と思いますか?」と問いかけ患者さんの真の望みを聞くことで患者さんの満足度の高い結果を得ることが出来ます。
主訴と同一に捉えられがちな患者さんの望みについて一度考えて見ませんか?
このセミナーでは「メディカル・ダイアローグ」をテーマに、望みと人間の原動力、歯科にそれを落とし込むには、主訴と望みの違い、望みを聞き出すポイントとそれを叶えるためのステップについて教育カウンセラー/生命医科学修士の尾谷幸治先生に解説していただきます。
日常臨床で問題になることが多い、患者の望みと医師の望みによって患者さんとすれ違わず双方が納得する治療計画を練るためのコツについてもお話ししていただきます。
患者さんの「こうだったらいいのにな」を実現させましょう!
こんな方におすすめ
👉 今の治療計画立案に不安がある
👉 主訴と望みの違いについて勉強したい
👉 患者さんに納得してもらえる治療について考えたい
講義目次
「望み」から考える患者の行動原理
似ているようで違う「主訴」と「望み」
本来の悩みを聞き出す5つのコツ
患者と歯科医師の間で起こる「望み」の相違
慶應義塾大学文学部卒。大学時代に「催眠」「ミルトン・エリクソン」に興味を持ち、研究をはじめる。卒後は大手学習塾講師を経て教育カウンセラーとして独立。群馬大学医学系研究科生命医科学専攻(医学修士課程)総合医療分野修了。著書・講演に「患者はなぜあなたの話を聞かないのか? メディカル・ダイアローグ入門」など。メディカル・ダイアローグトレーニングプログラム主催。