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2026年10月28日 20:00
何かと使えるSingle Flap Approach

何かと使えるSingle Flap Approach

歯周組織再生療法において、切開線やフラップデザイン、軟組織の取り扱いは、治療成績を左右する重要な要素です。
近年では、軟組織を可能な限り温存し、創傷治癒の安定化を図ることを目的として、Single Flap Approach(SFA)をはじめとする低侵襲なアプローチが注目され、臨床応用されています。

しかし、実際の臨床では、すべての骨欠損に同じ術式を適用できるわけではありません。
骨欠損の形態や部位、欠損壁の残存状態に加え、頬舌側の歯肉の厚み、角化歯肉幅の状態、歯間部の解剖学的条件などを総合的に評価し、それぞれの症例に適したアプローチを選択することが重要です。

SFAは、片側から骨欠損へアクセスすることで反対側の軟組織を温存できる、低侵襲な術式の一つです。

一方で、その適応には限界があり、骨欠損の広がり、術野の確保、デブライドメントの必要性、軟組織の状態などによっては、他のフラップデザインやアプローチを選択する必要があります。

本セミナーでは、歯周組織再生療法の基本から、骨欠損形態と軟組織の評価、SFAの適応判断、切開・剥離の考え方、術式上のメリットや注意点について、徳島大学病院高次歯科診療部 歯周病専門部門長の二宮雅美先生にご解説いただきます。

実際の症例を通して、「骨欠損形態と軟組織の状態をどのように読み取り、どのアプローチを選択するのか」という臨床判断について解説していただきます。

さらに、再生療法を成功に導くための切開・剥離・縫合の工夫、創部の安定化、再生材料を使用する際の考え方に加え、結合組織移植術(CTG)を併用した軟組織マネジメントについても、具体的な症例を交えながらご紹介いただきます。
SFAという一つのアプローチを起点としながら、骨欠損と軟組織を読み取り、症例ごとに適切な再生療法を組み立てるための「考え方」と「テクニック」を整理していきます。

日常臨床における歯周組織再生療法の術式選択や臨床判断の幅を広げたい先生におすすめの内容です。
二宮 雅美
二宮 雅美 先生
徳島大学病院高次歯科診療部 歯周病専門部門長
1992年に徳島大学歯学部歯学科を卒業後、1996年に同大学大学院歯学研究科博士課程を修了。徳島大学歯学部附属病院助手等を経て、長年にわたり歯周治療学および歯科保存治療学領域の教育・臨床・研究に従事している。
現在は、徳島大学病院高次歯科診療部にて歯周病専門部門長を務め、重度歯周炎症例や歯周組織再生療法をはじめとする高度な歯周治療に携わっている。また、松本歯科大学臨床教授を兼任し、臨床教育および後進の育成にも尽力している。日本歯科専門医機構認定の歯周病専門医として豊富な臨床経験を有し、その臨床実績は高く評価されている。日本歯周病学会では優秀臨床ポスター賞および最優秀臨床ポスター賞を、日本歯科保存学会においても優秀症例発表賞を複数回受賞するなど、歯周治療・歯科保存治療の両領域において数多くの受賞歴を有する。さらに、歯周組織再生療法を中心とした高度歯科臨床に関する知見を、学術論文、学会発表、セミナー・講演等を通じて積極的に発信している。
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2026年10月5日 20:00
「付着」について考える

「付着」について考える

歯周治療を円滑に進め、良好な予後を維持する上で、歯周組織と歯の結びつきである「付着」の概念は欠かすことのできない重要な要素です。

一方で、この付着の状態を臨床で正確に把握し、治療計画や日々の処置に落とし込むことは決して容易ではありません。専門的には極めて重視されている概念でありながら、日常臨床においては「プロービング深さの数値」だけに気を取られ、付着の動的な変化やその本質的な意義を十分に活用しきれていないケースも少なくありません。
書籍や論文に目を通しても、組織学的な理論は理解できるものの、実際の臨床現場でどのように付着の喪失リスクを見極め、補綴設計や外科処置の選択に活かせばよいのか、具体的なイメージが湧きづらいと感じる先生も多いのではないでしょうか。

歯周病の進行を正しく評価し、治療のゴールを的確に見定めるためには、単にポケットの深さを測るだけでなく、付着の状態を評価するための確かな「判断基準」を持つことが重要となります。

本セミナーでは、「付着について考える」をテーマに、基本構造の理解から付着を考慮した臨床アプローチまでを、日本歯周病学会専門医・指導医の藤田 剛先生に解説いただきます。

講義前半では、そもそも付着とは何かという基礎的な概念から、付着が破壊されたときに歯周組織で何が起こるのか、その臨床的意義とリスクについて整理。
続く後半では、付着喪失を防ぎ、あるいは健康な状態を維持・再獲得するために必要なアプローチとして、付着の存在を考慮した的確な補綴設計や外科処置を行う際のポイントをわかりやすく示していただきます。

「付着の健康をいかにして守るか」という視点を持つことで、日常のインスツルメンテーションから複雑な補綴・外科ケースにいたるまで、一貫した一本の軸を通して臨床を組み立てることができるようになります。

なんとなく理解していた付着の概念を臨床現場での強力な武器へとアップデートし、日常診療での診断や処置の迷いをすっきりと解消したい医療者におすすめの内容です。
藤田 剛
藤田 剛 先生
日本歯周病学会専門医・指導医
1996年広島大学歯学部卒業。2000年に同大学院にて歯学博士号を取得後、米国ボストン大学博士研究員やカナダ・ブリティッシュコロンビア大学客員研究員などを経て、広島大学病院歯周診療科にて講師(外来医長)、准教授として24年間にわたり臨床・研究・教育に従事する。2020年に三重県伊勢市の「藤田歯科」を再開院し、院長に就任。現在も臨床の第一線で「抜歯を最終手段とする歯の保存」にこだわった先進的な歯周病治療を提供する傍ら、複数大学での客員教授・非常勤講師を兼任している。日本歯周病学会理事をはじめ、同学会の専門医・指導医として後進の育成や臨床指導にも尽力しており、歯肉上皮細胞の防御機能や歯周ポケットマネジメントに関する研究で日本歯周病学会学術賞など多数の受賞歴を持つ、臨床と学術の双方に精通したエキスパートである。
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2026年9月28日 20:00
保険高速P精検

保険高速P精検

日常の歯科臨床において、歯周精密検査(P精検)は正確な診断と治療計画の立案、さらにはSPTやメインテナンスの継続において欠かせない基本処置です。

しかし、4点法や6点法によるポケット測定はプロービング部位が多く、特に混雑する診療時間内では「測定に時間がかかりすぎてしまう」「正確性を保とうとすると診療が押してしまう」といった悩みを抱える歯科衛生士の方も少なくありません。

プロービングの技術や記録のスピードを上げようと試行錯誤しても、単に手を早く動かすだけでは測定の精度が落ちてしまったり、患者さんに痛みの負担を与えてしまったりと、臨床での実践に難しさを感じる場面も多いのではないでしょうか。

P精検の効率化を図るためには、根性論に頼るのではなく、解剖学的な根拠に基づいたプローブの持ち方や挿入角度、そして無駄のないスムーズな計測順序の組み立てといった明確な基準やコツを押さえることが不可欠です。

本セミナーでは、「保険高速P精検」をテーマに、4点法・6点法におけるポケット検査を高速かつ正確に行い、SPTの効率を飛躍的に高めるテクニックについて、日米歯科衛生士の藤森 直子先生に解説いただきます。

プロービングにおける正しい姿勢や指点(レスト)の位置、患者さんへの負担を抑えながら的確にポケット底へアプローチする角度や圧のコントロールについて丁寧に整理。

さらに、全顎を短時間で測定するための効率的な計測手順や、記録者との連携・操作の標準化による時短のポイントについても具体的に解説します。

毎日行う基本的な検査だからこそ、確固たる理論とテクニックを身につけることで、診療全体のタイムスケジュールにゆとりが生まれ、メインテナンスの質そのものを高めることにつながります。

「P精検のスピードと精度を両立させたい」「SPT業務の効率化を図り、患者さんとのコミュニケーション時間をしっかり確保したい」とお考えの歯科衛生士の皆様におすすめの内容です。
藤森 直子
藤森 直子 先生
歯科衛生士
獨協大学外国語学部フランス語学科、ニューヨーク大学歯学部歯科衛生士科卒業。ニューヨーク大学歯学部非常勤講師、歯科衛生士専門学校特別講師、SRP・インプラントメンテナンス・歯科英語セミナー講師、Team Grin’n 国際歯科衛生士交流会主催。著書・講演に「10ポイントで上達SRP」「ジャパンライムの歯科医師向けDVD!!」など多数。
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2026年9月13日 20:00
完全決着「P急発」

完全決着「P急発」

日常の臨床において、歯周炎の急性発作、いわゆる「P急発」の患者様が来院された際、その対応に苦慮した経験を持つ歯科医療従事者は少なくありません。

激しい痛みや腫れを伴う急性症状に対しては、迅速かつ適切な処置が求められますが、「どこから手を付けるべきか」「どのような優先順位で処置を行うか」に迷いを感じる場面もしばしば見受けられます。

書籍や論文を紐解けば、病態の理論や一般的な治療法は網羅されているものの、目の前の患者様に対して当日にどこまでの処置を行い、どのように保険算定すべきかといった実務的なフローまでは、なかなかイメージしづらいのが現状です。

特に、急性炎症を速やかに消退させ、その後の本格的な歯周治療へスムーズに移行するためには、的確な初期診断と臨機応変な処置の判断基準が欠かせません。

本セミナーでは、「P急発への対応」をテーマに、診断の基本から切開排膿、投薬といった処置のポイントまでを、徳島大学大学院医歯薬学研究部歯周歯内治療学分野教授の湯本 浩通先生に解説いただきます。

まずはP急発の概要を整理した上で、的確なアプローチの前提となる診査・検査の進め方について解説。

臨床において特に見極めが難しい、歯内療法領域と歯周療法領域のどちらに起因するかの「歯内-歯周の鑑別診断」についても詳しく紐解いていただきます。

さらに、当日の具体的な処置内容として、切開・排膿のポイントや、近年の臨床で強く求められる抗菌薬の適正使用の考え方、さらには当日の保険算定まで幅広く網羅。

急性期の対応にとどまらず、症状が落ち着いたその後の対応や長期的に取り組むべき治療戦略についても紹介。

突然のP急発の来院にも慌てず、診断から処置、そして長期的な治療計画までの一連のプロセスを基礎からしっかり整理したい先生におすすめの内容です。
湯本 浩通
湯本 浩通 先生
歯科医師
徳島大学大学院医歯薬学研究部歯周歯内治療学分野教授。徳島大学歯学部卒業後、同大学歯学部助手、ボストン大学医学部 Post-Doctoral Fellow、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部助教を経て現職。三木康楽賞、若野洋一歯科臨床医学奨励賞など受賞歴多数。著書に「歯と歯根周囲の組織学」「歯周病の病因」など。
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2026年8月12日 20:00
爆速!ポケットプロービング

爆速!ポケットプロービング

歯周治療を進めるうえで欠かすことのできない歯周ポケット検査。

日常の臨床で頻繁に行う基本的な検査である一方、特に経験の浅いスタッフにとっては時間を要しやすく、「正確さを意識するとチェアタイムが延びてしまう」という課題に直面しがちです。

書籍を読んだり研修を受けたりしても、頭では理論を理解できているものの、実際の口腔内でいかに効率よく、かつ正確にプロービングを行うかという実践的なコツは、なかなか身に付けづらい側面があります。

限られたチェアタイムの中で、保険診療の運用をスムーズに行うためには、我流の操作から脱却し、手技の正確性を保ちながらスピードアップを図るための具体的なポイントを押さえることが不可欠です。

本セミナーでは、「爆速!ポケットプロービング」をテーマに、歯周ポケット検査の基礎知識から、臨床現場ですぐに実践できる時短のテクニックまでを、歯科衛生士の我妻 美夕紀先生に解説いただきます。

講義では、PDやBOP、CALといった重要指標の基礎的な理解、プローブの持ち方や挿入の仕方、ウォーキングストロークのコツなどを中心に整理。

隣接面や難しい部位を測定するときのポイント、間違いやすい目盛りの読み方といった、臨床でつまずきやすい手技の注意点についても丁寧に解説します。

さらに、歯周基本検査と歯周精密検査の違いや、プロービングを終えた後の患者さんへの効果的な説明方法についても紹介。

「プロービングに時間がかかってしまう」「手技の正確性を保ったままスピードアップしたい」という日常の臨床ニーズに応える内容です。
我妻 美夕紀
我妻 美夕紀 先生
日本歯周病学会認定歯科衛生士
株式会社 Bless you 代表取締役 著書「歯みがき革命!歯みがきよりも大切なこと」
前職では、 自由診療専門歯科医院の幹部社員として、スタッフの採用と育成、自費の歯周治療や予防を行い、1回約5万円のメインテナンスでリピート率 85%を達成。
その後フリーランスとなり、臨床を続けながら、歯科医療従事者向けの研修や一般生活者向けの講演活動などを行っている。
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2026年7月24日 20:00
歯ぐきをピンクにガムピーリング

歯ぐきをピンクにガムピーリング

ホワイトニングで歯を美しく仕上げた患者さんから「今度は歯ぐきの黒ずみが気になる」と相談されたり、前歯部の審美修復を終えたあとに「口元全体の美しさをもう一歩高めたい」と感じたりした経験はないでしょうか。

歯肉のメラニン色素沈着を安全かつ確実に除去する「ガムピーリング」は、自費の審美メニューとして導入しやすく、患者さんの満足度を大きく高められる優れたアプローチです。

しかし、日常臨床で触れる機会が少ないと、具体的な器材の選定や安全な手技の流れ、薬剤の適切な取り扱いなどに迷いを感じてしまうことも少なくありません。

書籍などで術式を大まかに理解することはできても、実際の塗布のコツや、自費診療における具体的なカウンセリングの進め方など、現場で即座に実践できるレベルまで落とし込むことには難しさを伴います。

確実な効果を出しつつ術後のトラブルを防ぐためには、確かな手技だけでなく、どのような症例を避けるべきかという明確な基準を網羅しておくことが極めて重要です。

本セミナーでは、「歯ぐきをピンクにガムピーリング」をテーマに、歯肉のメラニン色素沈着を除去するための基本的な知識から臨床での実践的な手技、注意点にいたるまでを、歯科衛生士の田村穂美先生に解説いただきます。

安全かつ確実にメラニンを除去するための「フェノール・アルコール法(ケミカルピーリング)」における薬剤の取り扱いや塗布のコツ、レーザーを用いたアプローチの選択基準を中心に整理。

トラブルを未然に防ぐために欠かせない、ガムピーリングの適応外症例や禁忌症例についての的確な見極め、術後の違和感・疼痛を最小限に抑えて美しい上皮の再上皮化を促すための注意点についても解説します。

さらに、臨床へのスムーズな導入をサポートするべく、セミナーの後半では自費診療におけるカウンセリングのポイントについても細かく提示。

術後の経過観察や長期的なメンテナンスの進め方を含め、一連のプロセスを体系的に理解し、院内で自信を持ってガムピーリングを実践・提案したい医療従事者におすすめの内容です。
田村 穂美 先生
歯科衛生士
歯科医院での主任歯科衛生士の経験をもとに院内セミナーや歯科衛生士向けのセミナー講師を行う。臨床歯科麻酔歯科衛生士。
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2026年6月6日 20:00
詳解「マイクロバイオームと口腔疾患」

詳解「マイクロバイオームと口腔疾患」

日々の臨床でう蝕や歯周病に向き合う際、「特定の菌を排除すれば完治する」という考え方に限界を感じていませんか?

近年の研究により、口腔疾患の正体は単一の病原菌による感染症ではなく、微生物叢全体のバランスが崩れる「ディスバイオーシス」であると再定義されています。

なぜ、プラークコントロールが良好な患者に急激な骨吸収が起こるのか。なぜ、特定の部位だけが再発を繰り返すのか。その答えは、口腔マイクロバイオームという複雑な生態系の中に隠されています。

このセミナーでは「口腔マイクロバイオームと口腔疾患の病因論」をテーマに、口腔内の微生物コミュニティがいかにして健康を維持し、何がきっかけで病原性を発揮するのか、その病因論を基礎から東京歯科大学微生物学講座客員教授の石原和幸先生に解説していただきます。

従来の細菌学的理解をさらに深め、バイオフィルム管理のあり方や、宿主の応答を考慮した「攻めと守り」の予防・治療戦略について整理していきましょう。
石原 和幸 先生
東京歯科大学微生物学講座客員教授
東京歯科大学微生物学講座客員教授。東京歯科大学卒業。同大学歯学研究科微生物学大学院修了。日本歯周病学会2007年度学術賞を受賞。著書・講演に「細菌学的アプローチによる歯内療法の臨床 バイオフィルム感染症として捉え解決に導く 」など多数。
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2026年6月1日 20:00
歯肉を診る。

歯肉を診る。

審美修復の成否を分けるのは、歯の形態以上に、それを包み込む「歯肉の質」です。

前歯部の補綴やインプラント治療において「形は綺麗なのに、なぜか不自然に見える」「数年後に歯肉が退縮してしまった」という経験はありませんか?

補綴物の美しさを引き立てるのは、健康で調和のとれた歯肉のラインです。

しかし、歯肉が薄い(Thin phenotype)症例で厚いタイプと同じ処置を行えば、炎症や退縮のリスクが跳ね上がります。また、患者固有のスマイルラインを考慮しない設計は、咬合が正しくとも「美しい笑顔」には繋がりません。

このセミナーでは「歯肉を診る。フェノタイプとスマイルライン。」をテーマに、歯周組織のバイオタイプ(フェノタイプ)を正確に分類・診断する手法から、ガミースマイルを含むスマイルラインの分析、そして外科的・補綴的アプローチの選択基準までを東京科学大学 歯周病学分野助教の前川祥吾先生に解説していただきます。

長期的に安定し、かつ患者さんが心から満足する「ピンクエステティック」の極意を伝授していただきます。
前川 祥吾 先生
東京科学大学歯周病学分野助教
日本歯周病学会認定歯周病専門医。東京科学大学歯周病学分野助教。
東京医科歯科大学歯学部卒業後、同大学院医歯学総合研究科博士課程修了(歯学博士)。東京医科歯科大学歯学部附属病院歯周病外来医員、特任助教を経て、米国ミシガン大学歯学部歯周治療口腔内科学分野客員研究員、米国ハーバード大学歯学部口腔内科感染免疫学分野歯周病学講座留学。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科非常勤講師、東京医科歯科大学歯学部歯周病学分野助教を経て現職。
主な受賞歴として、National Symposium OSTEOLOGY JAPAN.(臨床研究部門)最優秀賞、JACP/JSP Poster Session, The 104th Annual Meeting of the American Academy of Periodontology.(臨床研究部門)最優秀賞、日本歯周病学会奨励賞を受賞。著書・講演に「歯周外科手術の基礎をマスター!(実習付1日コース)」「これでマスター!歯周病新分類の診断と治療計画立案の基礎」など多数。
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2026年5月18日 20:00
臨床家のためのスカンジナビアンアプローチ

臨床家のためのスカンジナビアンアプローチ

「しっかり治療しているのに、なぜ歯周炎が再燃するのか?」
「その外科処置は、本当に今必要なのでしょうか?」

日常臨床で歯周治療に向き合うなかで、このような迷いを感じたことはないでしょうか。

歯周治療の成否を分けるのは、処置の種類や量だけではありません。
重要なのは、歯周病という病態をどう捉え、どの順序で介入し、どのように長期安定へ導くかという“考え方”です。

このセミナーでは「臨床家のためのスカンジナビアンアプローチ 北欧式ペリオに学ぶ歯周治療の考え方と実践論」をテーマに、北欧の歯周治療学が築いてきた治療哲学を、臨床家の視点から実践的に日本歯周病学会認定歯周病専門医の佐藤博久先生に解説していただきます。

「まずはプラークコントロールです」
「でも、それだけで本当に十分でしょうか?」

スカンジナビアンアプローチの本質は、単に“非外科処置を先に行う”ことではありません。
歯肉縁上プラークコントロールを基盤とした感染制御、歯周ポケット内の原因除去療法、治療後の再評価による真の残存病変の見極め、必要部位に限った外科介入、そして長期安定を支えるSPTまでを、一連の治療システムとして統合して考えることにあります。

本講義では、なぜ最初に歯肉縁上の感染コントロールを徹底する必要があるのか、なぜ歯肉縁下の原因除去療法が歯周治療の中核を担うのか、なぜ治療後の再評価がその後の治療精度を左右するのかを、文献的背景と症例供覧の両面から整理します。

さらに、外科処置を“早く行うかどうか”ではなく、どの部位に、どのタイミングで、どの目的で適用するのかという臨床判断についても掘り下げます。
また、重度歯周炎症例を通して、初診時の問題把握から、感染制御、原因除去療法、再評価、歯周外科、SPTに至るまでの流れを具体的に供覧します。

場当たり的な対応ではなく、歯周治療を“流れ”として組み立てたい先生にとって、日々の診療を見直すきっかけとなる内容です。

北欧式ペリオのエッセンスを、理念だけで終わらせず、日常臨床にどう落とし込むか。
歯周治療の“考え方”と“実践”を、あらためて整理したい先生にぜひご視聴いただきたい講義です。
佐藤 博久
佐藤 博久 先生
日本歯周病学会認定歯周病専門医
日本歯周病学会認定歯周病専門医。昭和大学歯学部卒業、東北大学大学院歯学研究科修了。与野駅前ヒロデンタルクリニック院長。著書・講演に「世界最大の歯周病学会が示す歯科医療の未来 〜AIとデジタルが切り拓く歯周治療の新時代〜」など多数。

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2026年3月27日 20:00
”米国歯周病専門医”の抜歯判断

”米国歯周病専門医”の抜歯判断

「この歯、本当に残せるの?」
動揺する歯を前に決断を迫られたことはありませんか?

特に歯肉縁下にう蝕が及んでいたり歯周病による動揺歯をどこまで残すべきかに悩むことは珍しくなく、多くの先生が経験則をもとに判断しているように感じます。

確かに経験則も重要ですが、医療の質が重視される近年では高い再現性や抜歯である場合なぜ抜歯なのかを患者に説明できるエビデンスが求められます。

このセミナーでは「米国歯周病専門医による「抜歯の判断基準」」をテーマに、保存可否の判断基準、診査診断、治療のポイント、患者の抜かないで欲しいはどこまで聞くべきなのについて米国歯周病学会(AAP)認定 歯周病・インプラント外科認定医の安増 一志先生に解説していただきます。

抜歯基準に自信を持ちたい先生必見です。
安増 一志
安増 一志 先生
米国歯周病学会(AAP)認定 歯周病・インプラント外科認定医
九州大学歯学部卒。米国Indiana大学大学院歯周病学科講座修了。米国歯学修士(Master of Science in Dentistry)、米国歯周病・インプラント外科専門医(米国歯周病専門医)、米国歯周病学会(AAP)認定 歯周病・インプラント外科認定医(Diplomate, American Board of Periodontology)、日本臨床歯周病学会歯周病認定医、ITI(International Team for Implantology)フェロー。著書・講演に「ビスフォスフォネート治療中の患者におけるインプラントのオッセオインテグレーション」「エムドゲインに骨補填材は必要か、不要か?」など多数。

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