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2026年10月17日 20:00
ティップエッジ矯正の理論と実際

ティップエッジ矯正の理論と実際

日常の矯正臨床において、患者ごとに適した装置や手技をどのように選択すべきか、迷いを抱える場面は少なくありません。
近年の矯正歯科治療では多種多様な治療法が広がっていますが、なかでもティップエッジ矯正は、シンプルな力学と効率的な歯牙移動を兼ね備えたアプローチとして知られています。

しかし、従来の標準的な手技やエッジワイズ法との決定的なメカニズムの違い、どのようなメカニクスで歯が移動していくのかという本質的な理解については、書籍や解説記事だけでイメージしづらい部分もあります。
効率的な治療を進める上では、単に装置の取り扱いを覚えるだけでなく、その構造的特徴や力学的な強みを把握し、臨床現場で活かすための判断基準を持つことが欠かせません。

本セミナーでは、多様なアプローチの中でも独自の強みを持つティップエッジ矯正をテーマに、原理や構造から臨床での具体的な活用法までを、日本ティップエッジ矯正研究会認定医・理事の石井 彰夫先生に解説いただきます。

まず、Tip-Edge bracketの基本概念と構造について触れ、Edgewise bracketとの力学的特徴の違いを詳しく比較。
Edgewiseメカニクスでしばしば課題となるBowing effectへの影響や、ストレートワイヤー法で問題になりがちなフリクションに対して、どのように対応可能かを力学的な視点から整理します。

さらに、Begg法の長所とEdgewise法の長所をどのように兼ね備えているかを解説しつつ、レベリングやトーキングに対する独自の考え方、効率的な治療戦略の組み立て方を提示。
実際の症例供覧を通して、理論背景が臨床の現場でどのように活かされるのか、具体的な歯牙移動や手技のポイントを視覚的に理解できる内容となっています。

ティップエッジ矯正のメカニズムを基礎から捉え直し、実際の治療戦略や手技の幅を広げたいと考えている先生に最適な講義です。
石井 彰夫
石井 彰夫 先生
日本ティップエッジ矯正研究会認定医・理事
徳島大学歯学部卒業後、岡山大学歯学部第二補綴科入局。岡山大学歯学部第二補綴科文部教官助手、倉敷市水島中央病院歯科医長を経て石井歯科医院開院。日本口腔インプラント学会専門医、矯正認定医(セントルイス大学認定)。著書・講演に「非外科・非抜歯で行った骨格性Ⅲ級」「かかりつけ歯科医が行う矯正~インプラントアンカーを治療オプションに~」など多数。
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2026年10月9日 20:00
歯が1本だけズレてる時の対処術

歯が1本だけズレてる時の対処術

日常の臨床において、歯列全体の問題ではなく「1歯だけが転位・捻転している」という症例に遭遇することは少なくありません。

特に臼歯部などで1歯だけが頬側へ転位している場合、咬合性外傷を引き起こす懸念もあり、「咬合調整だけで経過を見るべきか」「根本的な歯列移動まで介入すべきか」と治療方針の決定に迷いが生じやすいポイントです。

こうした局所的な転位は、単に歯の位置の問題だけでなく、萌出異常や骨格、咬合関係、軟組織の影響など多様な要因が絡み合っています。書籍で個別の術式を学んでも、実際の現場で介入のタイミングや部位ごとの最適なアプローチを見極めるのは容易ではありません。

安易な咬合調整にとどめたり、放置してしまったりすると、将来的に咬合の崩壊や下顎位の偏位といったリスクを招く恐れもあります。だからこそ、「1歯だけ」の不調和にとらわれず、全体的な噛み合わせや正中・下顎位を踏まえた明確な判断基準を持つことが不可欠です。

本セミナーでは、「1歯だけがズレてる時の対処術」をテーマに、局所的な転位・捻転に対する治療介入の判断基準から、部位別の具体策、注意すべきリスクまでを、日本顎咬合学会指導医・理事の越智 信行先生に解説いただきます。

まずは1歯の転位が生じる根本的な原因や、萌出異常・骨・軟組織との関係性、治療前に必ず確認すべき診査診断のポイントを提示。

続いて、中切歯から大臼歯に至るまで部位別の具体的なアプローチ方法と手技の流れを整理します。

さらに、正中や下顎位の位置関係をどう評価し介入に活かすか、咬合調整で配慮すべき点や放置のリスクについても深掘り。

「1歯のズレに対してどこまで・どのように介入すべきか」という日常臨床の迷いを解消し、全顎的な視点に基づいた適切な治療戦略を整理したい先生方におすすめの内容です。
越智 信行
越智 信行 先生
歯科医師
2008年九州歯科大学歯学部卒業。大阪歯科大学附属病院での臨床研修修了後、勤務医および分院長を経て、2016年に東京都千代田区にて「神保町タワー歯科・矯正歯科」を開院。咬み合わせ(全顎補綴)治療を軸とした総合歯科診療を実践し、特に一口腔一単位の考え方を基盤としたアライナー矯正(マウスピース矯正)およびインプラント治療を専門とする。アライン・テクノロジー社公認の「インビザライン ファカルティ」を務めるとともに、9年連続でインビザライン ダイヤモンドプロバイダーに認定されるなどトップクラスの臨床実績を誇る。 日本顎咬合学会指導医・理事、即時荷重研究会(ILSC)理事を歴任するほか、100名以上が所属する歯科スタディグループ「Make A Line」の代表として後進の指導・育成や全国でのセミナー・講演活動にも精力的に取り組んでいる。
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2026年9月30日 20:00
ワイヤー併用アライナー矯正テクニック

ワイヤー併用アライナー矯正テクニック

アライナー矯正の普及に伴い、幅広い症例に対応したいというニーズが高まる一方で、アライナー単独での歯面移動や複雑な歯の移動には限界を感じる場面も少なくありません。

特に、計画通りに歯が動かないケースや、難症例における最終位置への誘導など、臨床の現場で「アライナーだけでどこまで対応すべきか」「いつワイヤーを併用すべきか」に迷いを感じている先生も多いのではないでしょうか。

書籍やセミナーでアライナーの理論を学んでも、実際のトラブルリカバーやリカバリー時の具体的なワイヤー装着手技、併用するタイミングについては実践的なイメージが湧きづらいのが現状です。

アライナーの強みとワイヤー矯正の確実性をどのように組み合わせ、症例ごとにどのようなアプローチを選択すべきかという明確な判断基準を持つことが、矯正治療の成功率を高める鍵となります。

本セミナーでは、「ワイヤー併用アライナー矯正テクニック」をテーマに、アライナーとワイヤーを組み合わせたコンビネーション矯正の具体的な臨床手技やリカバリー法について、白鳥歯科・矯正歯科理事長の白鳥 裕一先生に解説いただきます。

アライナー単独での限界を見極める診査・診断のポイントから、事前に行う補助的なワイヤー矯正(プレトリートメント)の活用法までを整理。

さらに、アライナー照射期間中に動きが停滞した際のリカバリー手技や、併用時におけるブラケット・ワイヤーの選定と設置のポイントについても解説。

実際の症例を踏まえ、コンビネーション矯正を導入することで対応可能な症例幅を広げるための臨床的な工夫や具体的な手順を紹介します。

「アライナーだけでは動かしきれない症例へのアプローチを知りたい」「トラブル時のリカバリー手法を確立したい」と考えている先生におすすめの内容です。
白鳥 裕一
白鳥 裕一 先生
白鳥歯科・矯正歯科理事長
日本大学松戸歯学部卒業。日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座で研鑽を積んだ後、白鳥歯科・矯正歯科を開院。著書・講演に「GPが押さえておきたい小児矯正の基礎」「デジタル・トランスフォーメーション×人材のポートフォリオの見直し」など多数。
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2026年9月29日 20:00
爆速IPR&アタッチメント設置

爆速IPR&アタッチメント設置

アライナー矯正の普及に伴い、診療現場で日常的に行われるようになったIPRやアタッチメント設置。しかし、個々の歯種やアライナーの枚数に応じて複数箇所への処置が必要となることも多く、「想定以上に時間がかかってしまう」「精度を保ちながら素早く進めるのが難しい」とお悩みの先生も多いのではないでしょうか。
これらの手技は、事前の治療計画通りに歯を移動させるための極めて重要なプロセスです。一方で、書籍やマニュアルの知識だけでは、診療室の限られたチェアタイムの中でいかに無駄なく、かつ安全に精度を担保するかという「実際の運用のコツ」までは落とし込みにくい側面があります。

特にIPRの削合量のコントロールや、アタッチメントの脱落を防ぎつつ手早く装着する手順は、臨床現場での慣れや個人的な経験則に頼りがちになりやすいポイントです。だからこそ、ただ手順をなぞるのではなく、効率化を実現するための確実な判断基準と具体的なテクニックを整理しておくことが欠かせません。

本セミナーでは、「アライナー矯正の基本処置を効率的かつ正確に行うコツとポイント」をテーマに、処置をスムーズに行うための考え方から臨床上の注意点までを、日本矯正歯科学会臨床医の常盤 肇先生に解説いただきます。

アライナー矯正に欠かせないアタッチメント装着とIPRの基本的な考え方を再整理。
限られた診療時間の中で精度を維持しつつ、効率的かつ手早く処置を進めるための具体的なステップやテクニック、使用器材の選択について提示します。

さらに、処置時のトラブルを防ぎ、診療オペレーションをスムーズにするための臨床上の工夫や注意点についてもわかりやすく解説。

アライナー矯正における基本処置のスピードと精度を両立させ、日々のチェアタイムをより効率化したい先生におすすめの講義です。
常盤 肇
常盤 肇 先生
日本矯正歯科学会臨床医
医療法人社団真歯会 常盤矯正歯科医院院長。鶴見大学歯学部非常勤講師。1965年生まれ。
1984年 慶應義塾高等学校卒業。1990年 鶴見大学歯学部卒業、同大学歯科矯正学講座入局。1997年 同講座助手、2001年 歯学博士(歯科矯正学)取得。2007年 助教、2013年 講師、2014年 臨床教授(~2017年3月)を経て、2014年 医療法人社団真歯会 常盤矯正歯科医院院長に就任。2019年 鶴見大学歯学部非常勤講師。
1997年 日本矯正歯科学会認定医(第1701号)、2002年 同指導医(第539号)、2017年 同臨床指導医(第335号)、2025年 日本歯科専門医機構 矯正専門医(第308号)。新宿区歯科医師会専務理事、日本臨床矯正歯科医会東京支部長、成育歯科医療研究会副会長、日本口腔筋機能療法学会(MFT学会)副会長。
日本歯科医師会、東京都歯科医師会、新宿区歯科医師会、日本矯正歯科学会、東京矯正歯科学会、日本臨床矯正歯科医会、日本顎変形症学会、日本顎関節学会、日本顎口腔機能学会、日本口蓋裂学会、日本舌側矯正歯科学会、成育歯科医療研究会、小児歯科学会、日本口腔筋機能療法学会、日本アンチエイジング歯科学会、成人矯正歯科学会、慶應歯科三田会(KEIO DENTIST CLUB)所属。American Association of Orthodontists(米国矯正歯科医学会)International Member、World Federation of Orthodontists(世界矯正歯科医学会)Fellow、International Congress of Oral Implantologists(ICOI)Fellow、International College of Dentists(IDC/国際歯学学会)Fellow。
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2026年9月4日 20:00
どこよりも詳しい「クリンチェック」実践論

どこよりも詳しい「クリンチェック」実践論

アライナー矯正治療の成否を分ける大きな鍵となるのが、シミュレーションソフトである「クリンチェック」の適切な設計です。

しかし、画面上でどれほど美しい歯並びが完成していても、実際の臨床では計画通りに歯が動かないケースも少なくなく、「どこまでがアライナーで動かせる限界なのか」「症例ごとの適切な設計はどうあるべきか」に頭を悩ませている先生は多いのではないでしょうか。

書籍やマニュアルを読み込んで基本操作をマスターしたとしても、個々の患者さんの骨格や軟組織の条件、写真撮影データとの連動など、実際の臨床現場で求められる実践的な落とし込みには高いハードルが存在します。

特に、シミュレーション上の動きと生体の反応のギャップを見極めることは、経験の浅い先生にとって非常に難しいプロセスの一つです。

だからこそ、単にソフトの機能を立ち上げるだけでなく、適応症例の確実な見極めと、実際の動かせる範囲(限界値)を明確にした上での独自の判断基準を持つことが重要になります。

本セミナーでは、「どこよりも詳しい『クリンチェック』実践論」をテーマに、アライナー設計における基本知識から症例別の具体的な作成ポイントまでを、歯科医師の藤本 朋大先生に解説いただきます。

講義では、まず医療者として目指すべき「理想的な歯のポジション」を整理し、マウスピース矯正の限界値や適応症例の明確な見極めについて提示。

さらに、クリンチェックの基本操作や注意点にとどまらず、写真撮影データとシミュレーションを確実に連動させるための臨床的なポイントについても解説します。

また、実践編として、Ⅰ級、Ⅱ級、Ⅲ級、さらには抜歯ケースや小児矯正(インビザラインファースト)まで、幅広い症例別のクリンチェック作成ポイントを具体的に網羅。

シミュレーターの限界と特性を正しく理解し、実際の臨床に直結する確実なクリンチェックの作成・判断基準を身に付けたい先生におすすめの内容です。
藤本 朋大
藤本 朋大 先生
歯科医師
2014年大阪歯科大学卒業。同大学有歯補綴咬合学講座を経て、医療法人の院長および複数分院の統括院長を歴任。現在は医療法人社団 粟田歯科医院にて、マウスピース矯正(インビザライン)や歯周病治療、審美・補綴治療を中心に臨床に携わる。
インビザライン矯正において「プラチナエリート・ステータス(年間80症例以上)」を保持する国内屈指の実績を持つ臨床家であり、地域医療への貢献として学校歯科医や保育園歯科医も務める。また、若手歯科医師の育成を目的としたスタディクラブ「FSC」の会長、および大阪歯科大学歯周病学講座の非常勤研修医として、後進の指導や学術活動にも精力的に取り組んでいる。
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2026年8月29日 20:00
アライナーにおけるアンカースクリュー活用

アライナーにおけるアンカースクリュー活用

近年、アライナー矯正を取り入れる臨床家が増えている一方で、アライナー単独でのアプローチには移動の方向や様式によって限界を感じる場面も少なくありません。

特に、アライナー矯正が苦手とする特定の歯の動きに対して、どのようにリカバリーし、治療精度を上げていくかという点に頭を悩ませている先生も多いのではないでしょうか。

書籍や論文で知識を得たとしても、実際の臨床においてアライナー単独で進めるべきか、あるいは補助装置を組み合わせるべきかの境界線は、なかなか実践に落とし込みづらい部分です。

単独での治療に固執してしまうと、計画通りに歯が動かないといったトラブルにもつながりかねません。

だからこそ、アライナーの弱点を補うためのアンカースクリュー併用における適応症例の選定や、明確な判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、「アライナーにおけるアンカースクリュー活用」をテーマに、適応症例の選択、植立位置の決め方からクリンチェックのポイントにいたるまでを、歯科医師の森川 康司先生に解説いただきます。

まずアライナー矯正が苦手とする動きを整理した上で、アンカースクリューを併用することでどのような動きが可能になるのか、そのメカニクスを中心に解説。

実際の臨床で重要となるスクリューの植立位置の決め方や、デジタル上でのクリンチェック時に見落としてはならない設計上のポイントについても網羅します。

さらに、実際の症例を基に、単なる理論にとどまらない具体的な活用方法や、実際に併用する際のリアルな注意点についても紹介。

アライナー単独の治療で動きづらい部分へのアプローチに迷いがある先生や、アンカースクリューの併用によって苦手症例を克服したい先生におすすめの内容です。
森川 康司
森川 康司 先生
医療法人甦歯会もりかわ歯科矯正治療担当医
医療法人甦歯会もりかわ歯科矯正治療担当医。インビザラインダイヤモンド・プロバイダー。
2018年 大阪歯科大学卒業。2018年4月 西宮の歯医者にて勤務。2021年9月 大阪八尾市医療法人甦歯会もりかわ歯科にてインビザライン担当で勤務。2021年9月 20症例でゴールド2を取得。2022年1月 150症例でダイヤモンドプロバイダーを取得。
2021年9月からインビザラインを導入後、伊藤剛秀先生から臨床、診断、カウンセリングを学びつつ、既存患者へのアプローチを行い、広告に頼らない集患、マーケティング、そしてチームビルディングを行うことにより、わずか2年足らずで年間150症例を達成。
著書・講演に「デジタル矯正時代の上顎劣成長・顎変形症治療実地研修」「未経験ドクターでもできる!成約率68%の矯正相談をマニュアル化!invisalign契約爆増カウンセリング」など多数。
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2026年8月17日 20:00
いち部分の反対咬合はこう治す

いち部分の反対咬合はこう治す

少数歯に限局した一部の反対咬合は、一見すると軽度な症例に思われがちですが、放置すると咬合干渉や顎機能への悪影響、将来的な歯列不正を招く恐れがあるため、早期の適切な診断と介入が欠かせません。

しかし、その原因は骨格的な問題だけでなく、狭窄歯列やトゥースサイズレシオの不調和、異所萌出など多岐にわたり、症例ごとにアプローチを変える必要があります。

そのため、いざ目の前の患者様に対応しようとしても、書籍や論文の知識だけでは「どの原因に対して、どのタイミングで、どの治療法を選択すべきか」という具体的な臨床判断に迷ってしまう先生も少なくないのではないでしょうか。
的確な治療を行うためには、成因をしっかりと見極めたうえで、スペース確保のための多様なアプローチから最適な方法を導き出す明確な判断基準を持つことが極めて重要です。

本セミナーでは、「いち部分の反対咬合はこう治す」をテーマに、少数歯反対咬合の成因の整理から、アライナーやワイヤーを用いた具体的な治療戦略について、歯科医師の今村 大二郎先生に解説いただきます。

講義の前半では、骨格性との違いを意識しながら、狭窄歯列を引き起こす各種習癖や、歯と顎の大きさの不調和、乳歯の晩期残存といった原因について詳しく考察。
続いて、原因に対する治療法として、抜歯や歯列弓側方拡大、IPR、遠心移動など、限られたスペースをどのように確保するかという選択肢と臨床での判断基準を整理します。

さらに、成人におけるワイヤー矯正やアライナー矯正の具体的対応、そして小児期における機能的アプローチの適応と実践についても網羅的に解説。
実際の臨床に即した治療例として、ワイヤー矯正2症例、インビザライン4症例、さらにプラス1症例の計7症例を提示しながら、具体的な手技や治療の流れを紹介いただきます。

「一部の反対咬合に対して自信を持って治療を提案したい」「アライナーを用いた限局矯正の具体的な流れや手技のポイントを整理したい」という先生に最適な内容となっています。
今村 大二郎
今村 大二郎 先生
歯科医師
日本大学歯学部卒業。同大学歯学部付属歯科病院での臨床研修を修了後、総合精密診療を掲げる医療法人社団精密審美会に入職。その後「表参道しらゆり歯科」の院長に就任し、一般歯科から審美、高度なアライナー矯正まで幅広い診療を牽引した。現在は千賀デンタルクリニック 大井町トラックス医院にて日々の診療にあたっている。
臨床の傍ら、アライナー矯正(インビザライン等)の導入支援やクリンチェック代行業務を担う株式会社TSLの部門担当としても活動。成人矯正歯科学会に所属し、光加速装置「pbm」のKOL(キーオピニオンリーダー)グローバルスピーカーに招聘されるなど、マウスピース型矯正の分野で高い知見を持つ。歯科医師向け教育メディア「ORTC」等を通じて、クリンチェックの修正・リカバリーや歯牙コントロールのテクニック、非抜歯・抜歯症例の設計手法を解説する講師として精力的に活動しており、臨床と教育の双方で実績を重ねている。
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2026年8月1日 20:00
小児期に気付ける叢生のサイン

小児期に気付ける叢生のサイン

小児の歯科検診や日常診療において、保護者から「うちの子は将来、矯正が必要になりますか?」と質問される機会は非常に多くあります。

しかし、乳歯列期や混合歯列期の限られた情報の中で、パノラマエックス線写真や目視の口腔内診査だけでは、将来的な叢生のリスクを的確に予測し、自信を持って見抜くことが難しいと感じている先生も少なくありません。

書籍や論文を紐解けば、成長発育の理論や各種計測値は理解できても、実際の臨床現場において、子どもの顔貌、口腔内、パノラマ写真のどこに焦点を当ててサインを読み取ればよいのか、具体的な落とし込み方に迷う場面も多いのではないでしょうか。

早期のサインを見落としたまま放置することは、将来的に重度な叢生を招く原因となり、治療の選択肢を狭めることにもつながりかねません。だからこそ、感覚的な予測に頼るのではなく、顎顔面の成長発育とスペース不足のメカニズムに基づいた、明確な臨床的チェックポイント(判断基準)を持つことが重要です。

本セミナーでは、「小児期に気付ける叢生のサイン」をテーマに、成長発育の基本から叢生のメカニズム、スペース確保のアプローチまでを、日本矯正歯科学会認定医の峰 啓介先生に解説いただきます。

講義では、頭蓋骨の発育や顎顔面成長の背景を踏まえ、現代人に叢生が生じやすい理由を生物学的な視点から整理。さらに、上顎約5mm・下顎約4mmとされる成長空隙の目安や、リーウェイスペースにおける乳歯と永久歯の歯冠幅径の違いから、スペース不足が叢生につながるメカニズムを解説いただきます。

また、日常の検診で将来的な叢生を見抜くポイントとして、乳歯列における空隙の有無やターミナルプレーンのタイプなど、顔面・口腔内・パノラマ写真のそれぞれで確認すべき臨床的チェックポイントを提示。歯列弓の幅径・長径の両面からスペースを確保する具体的なアプローチについても整理します。

さらに、学校歯科健診で「要精密検査」と判定された児童生徒を対象に算定できる「歯科矯正相談料(420点・年1回)」について、保険改定の動向も踏まえたかかりつけ医としての活用法を解説。実際の小児期から混合歯列期にかけての叢生症例を通し、早期介入の実際についても具体的に紹介いただきます。

保護者からの「将来の歯並び」に関する相談に自信を持って答えたい先生や、小児検診時にチェックすべき叢生のサインと予防的なアプローチを体系的に整理したい先生におすすめの内容です。
峰 啓介
峰 啓介 先生
歯科医師
峰歯科・矯正歯科クリニック 院長。東京医科歯科大学卒業後、同大学大学院咬合機能矯正学分野に入局。大学院修了後、三重大学医学部附属病院口腔外科講座入局。現職に至る。日本矯正歯科学会 認定医。日本口腔外科学会 所属。大阪歯科大学 小児歯科学講座 非常勤講師。
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2026年7月7日 20:00
めちゃめちゃイケてる拡大装置

めちゃめちゃイケてる拡大装置

小児・成長期の矯正治療において、拡大装置の選択は治療方針を大きく左右するポイントです。

一方で、クワドヘリックス、バイヘリックス、MSE、MARPEなど選択肢が複数あるため、「どの症例にどの装置を使うべきか」「従来型の拡大装置とMSEでは何が違うのか」に迷う先生も少なくありません。

特に拡大治療では、歯性の拡大なのか、骨格的な拡大を狙うのか、成長段階や咬合状態をどう評価するのかによって、装置選択や治療の見通しが変わります。

書籍や装置の説明だけでは、実際の症例でどのように適応を判断し、どのタイミングでどの装置を選択するのか、臨床に落とし込みづらい部分もあります。

だからこそ、各拡大装置の特徴を整理し、症例に応じた使い分けの判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、拡大装置をテーマに、クワドヘリックス・バイヘリックスの適応と使い方、MSEの臨床応用と注意点、各装置の違いと症例に応じた選択について、日本矯正歯科学会認定医の文野弘信先生に解説いただきます。

講義では、まず拡大装置の種類と基本的な考え方を整理。クワドヘリックス、バイヘリックスを含め、それぞれの特徴や適応を症例に結びつけながら確認します。

続いて、MSEやMARPEの考え方、従来型の拡大装置との違い、臨床応用時に押さえておきたい注意点について解説。どのような症例で有効に働くのか、また使用しない場合にどのような代替的アプローチを取るのかについても扱います。

さらに、症例提示を通して、装置選択の背景や治療の進め方を具体的に整理。単に装置の名称を覚えるのではなく、診断から適応、使用時のポイントまで一連の流れとして学べる内容です。

拡大装置の選択に迷いがある先生、QH・BH・MSE・MARPEの違いを整理し、自院の臨床でどのように活用するか考えたい先生におすすめです。
文野 弘信
文野 弘信 先生
歯科医師
銀座4丁目文野矯正歯科院長。日本矯正歯科学会認定医。
東京歯科大学卒業後、ニューヨーク大学大学院マスターコース修了。永田矯正歯科勤務を経て現職。
著書・講演に「アライナー矯正治療の基本」「未来型歯科診療. 患者さんにやさしいデンタルチェア」など多数。
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2026年6月17日 20:00
ディープバイトに対する機能矯正アプローチ

ディープバイトに対する機能矯正アプローチ

小児のディープバイト(過蓋咬合)症例に対して「装置を入れるタイミング」や「後戻りのリスク」に頭を悩ませていませんか?

深い咬合は単なる歯並びの問題ではなく、咀嚼筋の過緊張や舌の低位といった「機能異常」が深く関与しており、ここを改善せずして真の安定は得られません。

このセミナーでは「ディープバイトに対する機能矯正」をテーマに、ディープバイトの根本原因にアプローチするための機能矯正戦略を日本成人矯正歯科学会認定医の勝見聡子先生に徹底解説していただきます。

現在臨床で使用している「マルチファミリー装置」による筋機能の誘導に加え、通常の矯正装置を組み合わせた「3D装置」を活用し、いかに効率的かつ三次元的に咬合を挙上させていくか。

その具体的なステップを症例とともに提示。さらに、装置の効果を最大化するために不可欠な「機能訓練」の具体的なメニューと、患者さんのモチベーション維持の秘訣についても詳説します。
勝見 聡子
勝見 聡子 先生
歯科医師
日本成人矯正歯科学会認定医。日本大学歯学部卒業後、ポール矯正歯科センター勤務を経て高輪こども矯正歯科を開業。著書に『前歯部叢生を伴う開咬症例( 日本成人矯正歯科学会雑誌)』など。日本一般臨床医矯正研究会子どもの歯並び予防矯正認定医。

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