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2026年10月10日 20:00
西川 義昌の支台歯形成

西川 義昌の支台歯形成

クラウンやブリッジの補綴治療において、支台歯形成は補綴物の適合や予後を左右する極めて重要なステップです。

しかし、基本的な手順や理論は理解していても、実際の臨床では「どこまで削るべきか」「どのようにマージンを設定すべきか」といった細かな判断に迷う先生も多いのではないでしょうか。
教科書やアトラスで学んだ知識があっても、実際の症例における指針や繊細なバー操作のニュアンスまでは読み取りにくく、日常臨床で再現性を高める難しさを感じやすい分野でもあります。

特に患者ごとの歯冠形態や咬合状態のバリエーションに対して、単一の術式をあてはめるだけでは限界があり、個々の状態に応じた柔軟な判断が求められます。
だからこそ、手順の暗記にとどまらず、「なぜその操作を選択するのか」という明確な根拠と判断基準を持つことが不可欠です。

本セミナーでは、「エキスパートに学ぶ臨床テクニックと思考プロセス」をテーマに、支台歯形成における実践的な手技のポイントや臨床的な考え方について、熊本SJCD顧問の西川 義昌先生に解説いただきます。

形成を始める前の事前準備から、各種バーの選択基準、正確なマージン形成のテクニックを中心に整理。
単なる手技の提示に終わらず、「なぜそのプロキシマルカットを行うのか」「どのような目的で形成量をコントロールするのか」といった、エキスパートならではの思考プロセスについても詳細に解説します。

さらに、実際の臨床現場で役立つ具体的なTipsや再現性を高める工夫についても紹介。

自身の支台歯形成の精度をより高めたい先生や、「なんとなく」の形成から脱却し、確固たる理論に基づいた判断基準を身につけたい先生におすすめの内容です。
西川 義昌
西川 義昌 先生
熊本SJCD顧問
すみよし歯科 勤務・NMG 代表。大阪歯科大学卒業。「Tooth Preparation 」「Single Crown Provisional Restorations」医歯薬出版(桑田正博との共編著)、「VISUAL支台歯形成前歯部編、臼歯部編」「VISUALプロビジョナル・レストレーション」インターアクション社など多数。
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2026年10月8日 20:00
予知性の高い支台築造のテクニック

予知性の高い支台築造のテクニック

補綴物の長期安定性(Longevity)を追求する上で、支台築造は処置全体の成否を左右する極めて重要なプロセスです。

しかし、フェルールが十分に確保できない症例や残存歯質が乏しいケースなど、日常臨床では「どのマテリアルを選択すべきか」「どのように保持力を高めるか」と頭を悩ませる場面も少なくありません。

教科書的なガイドラインや各種マテリアルの特性を知識として理解していても、それを複雑な臨床現場に落とし込み、予知性の高い歯冠修復へ繋げるのは容易ではないのが現状です。

築造体の選択や処理手順のわずかな違いが、歯根破折のリスクや二次う蝕の発生、ひいては補綴物の脱離を引き起こす要因になりかねません。

だからこそ、個々の症例に応じた確実な材料選択と、ステップごとの精密な手技に裏付けられた明確な判断基準を持つことが不可欠です。

本セミナーでは、「予知性の高い支台築造のテクニック」をテーマに、Longevityを考慮したマテリアルの選定基準から臨床で差がつく手技のポイントまでを、日本歯周病学会認定医の杉山 達也先生に解説いただきます。

ファイバーコアや金属コアをはじめとする各種マテリアルの物理的特性や適応症の整理を中心に解説。

接着性能を最大限に引き出すための前処理や、支台築造時の気泡混入を防ぐテクニックなど、臨床の精度を高めるポイントについて網羅的に整理します。

支台築造のマテリアル選択に迷いのある方や、予知性の高い補綴処置を突き詰めたい臨床家にとって、日常臨床の精度を一段引き上げるヒントが得られる内容です。
杉山 達也 先生
歯科医師
新潟大学歯学部卒業。横浜市内の医療法人での勤務や「Team東京 ノブデンタルオフィス」診療所院長を経て、2014年に群馬県前橋市の杉山歯科医院院長に就任。地域に根ざしたGP(総合臨床医)として、歯周病治療を中心に歯内療法、インプラント、審美修復まで包括的な歯科診療を行っている。日本歯周病学会認定医としての専門的な臨床を行うかたわら、SJCDをはじめとする著名な研修会で継続的に研鑽を積む。2022年には東京SJCD「平林アワード」を受賞。歯科専門誌『QDT』への論文寄稿や症例発表を行うなど、臨床と学術の双方において精力的に活動している。
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2026年10月7日 20:00
保険高速生PZ

保険高速生PZ

生活歯の支台歯形成は、形成量やテーパー、マージン設定など繊細な配慮が求められ、その精度が補綴物の長期予後に大きく影響します。

しかし、保険診療の現場では限られたチェアタイムの中で処置を進める必要があり、「露髄を避けながら、短時間でいかに制度の高い形成を行うか」という点に悩む臨床家も多いのではないでしょうか。
教科書的な形成理論は理解していても、タイムスケジュールに追われる日常臨床において、正確な操作性とスピードを両立させる具体的な手順やバー選択の工夫まで落とし込むのは容易ではありません。

自費補綴の選択が難しい症例において、保険診療下でのブリッジ設計や生PZ形成を行う場面は少なくないからこそ、確実かつ効率的な判断基準と手技の確立が求められます。

本セミナーでは、「保険高速生PZ」をテーマに、生活歯の支台歯形成を短時間で精度高く行うテクニックと臨床ポイントについて、JIADS補綴コース講師の伊藤 貴彦先生に解説いただきます。

形成量や角度設定(テーパー)の明確な目安をはじめ、補綴物の精度を高めるマージンデザインの考え方を中心に整理。
さらに、操作性と切削効率を高めるバー選択や手順の組み立て、臨床で直面しやすい露髄リスクを回避するための注意点についても解説いただきます。

保険診療の限られた時間の中でも質を落とさず、効率と精度を極めた生PZ形成のプロセスを整理したい先生におすすめの内容です。
伊藤 貴彦
伊藤 貴彦 先生
JIADS補綴コース講師
1997年昭和大学歯学部卒業。都内歯科医院での勤務を経て、2000年に東京都中野区にて「桜山デンタルクリニック」を開業し、2007年に医療法人社団仁晟会を開設・院長に就任する。著名なスタディグループ「JIADS」において補綴コース講師を務め、支台歯形成やプロビジョナルレストレーションなどの精密な補綴治療指導に尽力。また、歯科医療機器メーカー等のセミナー講師を歴任するほか、専門誌への執筆や共著書の出版など、学術・教育活動を通じて「長持ちする確実な歯科治療」の実践と啓発に取り組んでいる。
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2026年9月8日 20:00
やっかいな「脱離」と「再セット」

やっかいな「脱離」と「再セット」

日常診療や急患対応において、補綴物の「脱離」や「再セット」は非常に遭遇する機会が多い処置の一つです。

しかし、脱離した補綴物をただ元の位置に再装着するだけでは、しばらくして再び脱離してしまったり、二次う蝕などのトラブルを繰り返してしまったりするケースも少なくありません。
書籍や論文で接着や補綴の知識を得ていても、いざ目の前の症例に対峙した際、なぜ脱離したのかの根本原因を即座に見極め、再セットで対応すべきか新製すべきかの境界線をどう引くべきか、現場で迷いが生じやすいテーマでもあります。

補綴物の脱離には、支台歯形態、咬合、接着操作、あるいは補綴物自体の問題など多様な要因が絡み合っており、一律の対応ルールが存在しない点も判断を難しくしている要因です。

だからこそ、単なる応急処置にとどまらず、脱離に至った背景や予後を見据えた正確な診査・診断と、確実な再装着を成立させるための手技上の判断基準を持つことが重要となります。

本セミナーでは、「脱離の原因から繰り返さない再装着のテクニックと新製の判断」をテーマに、日常臨床で頻繁に直面する脱離・再セットの疑問や疑問点について、松本歯科大学歯学部歯科理工学講座教授の黒岩 昭弘先生に解説いただきます。

まず、補綴物が脱離に至る主な原因を科学的・臨床的視点から整理し、再装着が可能かどうかの診断の考え方や、予後を考慮した最適な治療選択の基準を明示。
続いて、再装着を選択した際に必要となる補綴物や支台歯の調整、前処理、接着における具体的な手技上のポイントについても動画を交えて詳しく紹介します。

さらに、無理に再装着せず「新製」へと切り替えるべき臨床的な判断の境界線についても分かりやすく整理。

「なぜ外れたのか」の原因究明から、トラブルを繰り返さない再装着テクニック、新製への判断基準まで、明日からの補綴臨床における迷いをすっきり解消したい先生におすすめの内容です。
黒岩 昭弘
黒岩 昭弘 先生
松本歯科大学歯学部歯科理工学講座教授
松本歯科大学卒業。明海大学大学院修了。現在、松本歯科大学 歯科理工学講座・硬組織疾患制御再建学講座、教授。 明海大学、客員教授。 日本顎咬合学会、前理事長。日本歯科理工学会、理事・中部地方会会長。日本歯科産業学会、副会長。日本歯科専門医機構、共通研修評価認定小委員会 副委員長。著書に「これから習得したい!歯科臨床の最新テクニック21選」「補綴装置製作のための歯科材料学UPDATE」「図説無歯顎補綴学」、 論文に「チタン鋳造体の接着に関する再考」「チタンの補綴装置としての可能性を再考する」 など多数.
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2026年9月7日 20:00
はじめての「咬合治療」

はじめての「咬合治療」

日常臨床において一口腔単位での総合的な治療を求められる場面は多く、その中でも「咬合治療」は避けて通れない重要な分野です。

しかし、咬合崩壊を呈した症例では「何が原因でここまで崩壊してしまったのか」「どこから手を付けるべきか」といった診断や治療計画の段階で、苦手意識や難しさを感じている先生も少なくありません。

書籍やセミナーで理論を学んでも、複雑に要素が絡み合う実際の臨床へ落とし込もうとすると、個々の症例に応じた具体的な判断軸が見えづらいというハードルが存在します。

咬合崩壊への対応は単なる修復処置にとどまらず、原因の特定から診査診断、順序立てた治療計画の立案まで、一貫した判断基準を持つことが成功の鍵となります。

本セミナーでは、「はじめての『咬合治療』」をテーマに、咬合崩壊症例における原因の追究から診断、治療計画の立て方、そして実際の治療の流れと手技の初歩までを、日本口腔インプラント学会指導医の懸田明弘先生に解説いただきます。

咬合崩壊を引き起こす主な要因の整理から始め、一口腔単位で捉える診査診断のポイントや、適切な治療計画を導き出すための基本的なフレームワークについて整理。

さらに、初学者が臨床で迷いやすい具体的な対応ステップや手技の要点について解説いただきます。

実際の症例をベースに、診断から治療完了までの流れを視覚的に提示することで、理論がどのように臨床現場で展開されるのかを具体的に理解できる構成となっています。

「咬合治療の全体像を把握したい」「崩壊症例に対する最初のステップと判断基準を明確にしたい」と考えている先生に、基礎からの整理として最適な内容です。
懸田 明弘
懸田 明弘 先生
歯科医師
1989年東京歯科大学卒業。1994年同大学大学院歯学研究科修了(歯学博士取得)。同年より東京歯科大学歯科保存学講座の非常勤講師を務めるとともに、米国ピッツバーグ大学歯学部(University of Pittsburgh School of Dental Medicine)補綴学講座(Graduate Prosthodontics)へ留学・研鑽を積む。帰国後、教育機関での非常勤講師や2014年からの東北大学歯学部口腔システム補綴学分野非常勤講師を務めるなど教育・育成にも従事。2005年に医療法人懸田積仁会 懸田歯科医院院長に就任。米国仕込みの高度な補綴手技・インプラント治療を強みに、総合的な補綴アプローチや予防歯科まで根拠に基づいた高度歯科臨床を展開・発信している
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2026年8月20日 20:00
なぜ、その咬合は崩壊したのか?

なぜ、その咬合は崩壊したのか?

日常臨床において、一口腔単位や咬合が著しく崩壊してしまった患者に遭遇することは少なくありません。

こうした重篤な症例に対し、どこから治療の手を着ければよいのか、また、そもそもなぜここまで悪化してしまったのかという根本的な原因を見極めることは非常に難しく、治療計画の立案に頭を悩ませる先生も多いのではないでしょうか。

書籍や論文で包括的治療のステップを学ぼうとしても、理論的な治療手順は理解できても、実際の患者が抱える多様な背景にまで踏み込んだアプローチは、なかなか現場の臨床に落とし込みづらいのが実情です。

単に欠損部を補ったり、補綴物で咬合高径を回復したりするだけの局所的な治療では、崩壊を招いた根本的な原因が解決されず、将来的な再崩壊を引き起こすリスクが残ります。

だからこそ、表面化している破壊状態を見るだけでなく、患者の生活習慣や姿勢、骨格といった環境因子にまで目を向け、崩壊に至ったストーリーを紐解くための判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、「なぜ、その咬合は崩壊したのか?」をテーマに、口腔内が崩壊してしまった原因を多角的に分析し、根本から解決する包括的治療を行うための知識と考え方について、日本臨床歯周病学会認定医の神山 剛史先生に解説いただきます。

患者の生活習慣などのバックグラウンドをはじめ、姿勢や習癖といった環境因子が口腔内に及ぼす影響と、それらが重なり合って咬合崩壊へと至る経緯を詳細に考察。

さらに、得られた情報をもとに、いかにして病因論に基づいた診査診断を行い、一口腔単位での治療計画へと落とし込んでいくかという実践的な思考プロセスについても整理します。

「なぜ崩壊したのかという原因を的確に探求したい」「場当たり的な治療を脱却し、根本的な解決を図るアプローチを整理したい」という先生におすすめの内容です。
神山 剛史 先生
神山歯科医院院長
北海道医療大学 歯学部卒業。東京医科歯科大学 歯周病学分野入局。神山歯科医院院長。著書・講演に「【25歳】先天性欠損症例」「歯科におけるライフステージの重要性」など多数。
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2026年7月14日 20:00
はじめての「支台歯形成」

はじめての「支台歯形成」

歯科医師の先生方、大学の実習を終え、いざ臨床の現場でタービンを握った際、「どこまで削ればいいのか」「マージンの形が定まらない」と、模型と患者さんの口腔内の違いに戸惑っていませんか?

支台歯形成は補綴治療の出発点であり、その精度が適合、予後、そして患者さんの満足度を左右します。

このセミナーでは「はじめての「支台歯形成」」をテーマに、新人ドクターが最初にマスターすべきベーシックな手技を東京医科歯科大学名誉教授の三浦宏之先生に徹底解説していただきます。

タービンヘッドの正しい持ち方や視線の置き方といった基礎はもちろん、メタル、ジルコニア、e-maxなど、材料ごとに異なる削除量やマージン形態(ショルダー、シャンファー等)の要件を整理。

なぜその形にする必要があるのか、バイオメカニクスの視点から紐解きます。

また、隣在歯を傷つけないための防護法や、滑沢な形成面を作るための仕上げのコツなど、明日からの診療に即座に活かせるTipsを凝縮してお伝えします。
三浦 宏之
三浦 宏之 先生
日本補綴歯科学会指導医・専門医
東京医科歯科大学名誉教授。 東京医科歯科大学歯学部補綴学第2講座専攻生・医員・助手・教授、同大学院医歯学総合研究科摂食機能保存学分野教授、東北大学歯学部非常勤講師、徳島大学歯学部 非常勤講師、東京工業大学非常勤講師、東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校長、九州大学非常勤講師を歴任。日本補綴歯科学会専門医・指導医。著書・講演に「臨床咬合学辞典」「目で見るクラウン・ブリッジ-トータルにとらえる歯のかたち」など多数。
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2026年7月13日 20:00
”咬合オタク”の咬合調整

”咬合オタク”の咬合調整

日々の診療で「なんとなく高いところを削る」だけの咬合調整に、限界や不安を感じていませんか?

咬合調整の真の目的は、単に咬合紙の印記を削ることではなく、下顎の偏位を防ぎ、顎関節の健康を守ることにあります。

なぜヒトの下顎はこれほどまでに偏位しやすくなったのか。

このセミナーでは「咬合オタクの咬合調整」をテーマに、霊長類の進化的背景から下顎偏位のメカニズムを考察し、下顎張反射を利用した精密な中心位採得法を、日本顎咬合学会認定医の武義弘先生に解説していただきます。

単なるチェアサイドの調整に留まらず、フェイスボウトランスファーを用いた咬合器装着から、スチュアート法とギシェー法の咬合調整法の違いまでを網羅。

「どこを削り、どこを残すべきか」の明確な基準と、絶対にやってはいけない禁忌事項を体系的に整理します。
武 義弘
武 義弘 先生
歯科医師
新潟大学歯学部卒業。まつむら歯科上越診療所院長、東京大手町ファースト歯科院長を経てたけ歯科クリニックを開設。西川洋二氏、稲葉繁氏、佐藤貞夫氏に師事し咬合を学ぶ。著書・講演に「新たな補綴様式 3DR の実践と注意点」 など多数。日本顎咬合学会認定医、顎顔面口腔機能育成研究会認定RAMPA療法登録医。japan prosthetic instituteJPI講師。
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2026年7月5日 20:00
補管中なのに取れたり割れたり。

補管中なのに取れたり割れたり。

補綴物を装着したにもかかわらず、短期間での脱離や破折を経験する場面は、日常臨床において決して少なくありません。

特に補管期間中にトラブルが生じた場合、「再製作すべきか」「リペアで対応可能か」「保険診療でどこまで対応できるのか」といった判断に迷うケースも多いのではないでしょうか。

教科書的な知識として原因や対処法を理解していても、実際の症例では咬合、支台歯の状態、材料、既往歴など複数の要素が絡み合い、単純な判断が難しいのが現実です。

さらに、他院で装着された補綴物への対応となると、情報が限られる中での意思決定が求められ、より一層の判断力が問われます。

そのため、トラブルの原因を整理するだけでなく、「どの時点で再製作に踏み切るのか」「どこまでリペアで対応するのか」といった臨床的な判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、補管期間中にもかかわらず発生する補綴物の脱離・破折をテーマに、短期間でのトラブルを防ぐための考え方と実際の対応について、明海大学名誉教授の藤澤政紀先生に解説いただきます。

なぜ脱離したのかを「維持形態」「接着操作」「咬合」の観点から論理的に分析し、具体的なリペア手法や修復の選択基準について明示していただきます。

「外れにくい」設計のロジックを再確認し、再介入のリスクを最小限に抑えるための臨床指針を身に付けましょう。
藤澤 政紀
藤澤 政紀 先生
歯科医師
明海大学名誉教授。岩手医科大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科 修了、同大学歯学部歯科補綴学第二講座 助手、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) 客員研究員、岩手医科大学歯学部歯科補綴学第二講座 講師、明海大学歯学部 機能保存回復学講座 クラウンブリッジ補綴学分野 教授を経て現職。日本補綴歯科学会 専門医・指導医、日本歯科審美学会 認定医・理事、日本顎関節学会 専門医・指導医、日本歯科心身医学会 認定医・指導医、日本顎口腔機能学会 常任理事。編集書籍に「患者満足度を高める審美歯科のQ&A32 」、他著書多数。
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2026年6月26日 20:00
片側だけバイトが低い時。

片側だけバイトが低い時。

パノラマや口腔内写真を見て「なぜか片側だけが極端に低くなっている」という症例に遭遇したことはありませんか?

その場しのぎで補綴を行っても、短期間での破折や脱離を繰り返し、咬合崩壊の迷宮に迷い込むリスクが非常に高い難症例です。

片側性の咬合低下は、単なる欠損放置だけでなく、パラファンクション、顎関節の状態、あるいは反対側の疼痛回避など、複雑な要因が絡み合っています。

このセミナーでは「片側性の咬合高径低下への対応」をテーマに、まず「なぜ低下が起きたのか」を突き止めるための診断基準を明確化し、咬合平面の歪みをどう計測し、どこを基準に高径を設定し直すべきかを日本顎咬合学会指導医の宮田匡人先生に解説していただきます。

プロビジョナルレストレーションを用いた段階的な挙上から、最終補綴における咬合様式の選択まで。

崩壊の連鎖を止め、左右のバランスを取り戻すための具体的なアプローチを症例を通して学びます。
宮田 匡人
宮田 匡人 先生
宮田歯科医院院長
宮田歯科医院院長。鶴見大学歯学部卒業。日本顎咬合学会指導医、包括歯科臨床学会関西支部長・認定医。著書・講演に」「左上小臼歯欠損を伴った咀嚼障害に対し咬合再構成を行なった1症例(デンタルダイヤモンド5月号)」「ペンチプレスへの想い」「1歯対1歯咬合で機能的咬合が得られた症例〜咬合再構成における私のルール〜など多数。

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