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2026年10月19日 20:00
臼歯部クラックに対する診断と修復

臼歯部クラックに対する診断と修復

日常臨床において、臼歯部のクラック(亀裂)に遭遇し、その対応に苦慮する場面は少なくありません。「冷水痛や咬合痛があるが、どこまで削るべきなのか」「削らずに経過観察すべきか、フルクラウンにすべきか」「接着修復で対応できるのか不安」といった悩みを抱える臨床家も多いのではないでしょうか。

クラックは単に歯の表面に生じた線ではなく、毎日の咀嚼による微小なたわみや繰り返し応力によって生じる構造疲労(疲労骨折)です。しかし、書籍や論文で病理や理論を学んでも、実際の臨床で目の前のクラックがどこまで進展しているのか、どこまでが可逆的でどの段階から補綴的介入が必要なのかを判別し、手技へ落とし込むことは容易ではありません。

特に、MOD窩洞などで辺縁隆線を失った臼歯は剛性が大きく低下し、咬頭のたわみが原因でクラックが深進行しやすくなります。従来のように一律でフルクラウンを選択するのではなく、歯質の破折リスクや応力集中をコントロールし、歯質を無駄に削らず守るための明確な診断基準と修復戦略を持つことが極めて重要です。

本セミナーでは、「臼歯部クラックに対する診断と修復」をテーマに、クラックの原因解明から病態評価、MIに基づいた修復・補綴の判断基準、そして最新の接着テクニックまでを、日本顎咬合学会認定医の櫻田博雅先生に解説いただきます。

前歯部を除外し「臼歯部におけるクラック」に焦点を絞ることで、90分間で臨床の核心を深く追求。クラックが発生・進行するバイオメカニクスの背景をはじめ、ペンライトを用いた透照診や染色、修復物除去、拡大視野でのCrack Tracing(進展追跡)といった具体的な診断プロセスについて整理します。

さらに、クラックの進展方向による危険度の見極めや、咬頭被覆(cuspal coverage)の必要性を判断する「削る量」の基準を提示。フルクラウンに頼らず、バイオミメティック(生体模倣)の観点を取り入れたオンレイ・オーバーレイなどの接着修復、IDS(Immediate Dentin Sealing)を活用した歯質保存アプローチについても詳しく紹介します。

実際の臨床記録から収集した豊富な症例をもとに、理論と実際の判断基準、手技の選択肢を提示。「クラックを消す」のではなく「クラックが動かない環境を作る」ための思考プロセスが身につく、日常臨床の疑問をクリアにする講義です。
櫻田 博雅
櫻田 博雅 先生
歯科医師
2006年昭和大学(現・昭和医科大学)歯学部卒業。同大学歯科病院臨床研修医を経て、美容歯科特別研究生入局および都内歯科医院にて研鑽を積む。2011年に立川北デンタルオフィスを開業し、院長に就任。「超保存型歯科医院」「救歯臨床」を掲げ、マイクロスコープを活用した精密歯内療法、低侵襲なインプラント即時荷重治療、審美・予防歯科領域に注力している。現在は臨床の第一線で診療を行う傍ら、教育機関での講師やスタディークラブ「₿EAM$」の運営を通じ、後進の育成や歯科医療の発展にも尽力している。(249字)
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2026年10月15日 20:00
改めて学ぶ「プライミング&ボンディング」

改めて学ぶ「プライミング&ボンディング」

日常的に行うコンポジットレジン修復や補綴物の装着において、プライマーやボンディング材などの接着材料は欠かせない存在です。

しかし、近年の材料の進歩に伴い、1ステップ・2ステップボンディング材をはじめ各種セラミックプライマーなど多種多様な製品が登場しており、「製品ごとの最適な使用方法や適応の違い」に悩む場面も増えているのではないでしょうか。

メーカーや製品ごとに手順が微妙に異なり、書籍や論文で理論を学んでも、日々の忙しい臨床の中でそれぞれの接着システムをどのように使い分けるべきか、判断に迷うことも少なくありません。
接着性能を最大限に発揮させるためには、感覚的な操作に頼るのではなく、歴史的背景や各種モノマーの作用機序、象牙質・エナメル質に対する接着のメカニズムといった明確な判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、「毎日使う接着システムそれぞれの適正使用から効率と質を上げる臨床ポイント」をテーマに、接着修復の基本的な考え方から臨床での具体的なポイントまでを、朝日大学歯学部教授の二階堂 徹先生に解説いただきます。

直接法CR修復における1ステップ・2ステップボンディング材の歴史的背景や分類、象牙質・エナメル質に対する接着特性、さらにはセレクティブエッチングの必要性や電子添文(添付文書)の活用法について整理。
また、シリカ系・ジルコニア系セラミックスやCAD/CAM冠、PEEK材など、各種修復材料に応じた各種セラミックプライマーの使い分けや、サンドブラスト処理をはじめとする機械的・化学的接着の捉え方についても詳しく解説いただきます。

さらに、唾液や血液の汚染、仮封材の影響といった臨床的な接着阻害因子とその対策、防湿の重要性についても触れ、防ぎたい接着トラブルへの対応力を高めます。

各種接着材料の特徴を体系的に整理し、明日からの臨床で迷いなく接着操作を行いたい先生におすすめの内容です。
二階堂 徹
二階堂 徹 先生
朝日大学教育職員教授
朝日大学教育職員教授。北海道大学歯学部卒業後、東京医科歯科大学大学院修了。同大学歯学部歯科保存学第一講座助手、米国National Institute of Standards andTechnology(NIST)客員研究員、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科う蝕制御学分野講師、朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科保存学分野歯冠修復学教授を歴任。退職後、朝日大学教育職員教授に就任し、現在に至る。
日本歯科保存学会常任理事、専門医、指導医、日本接着歯学会評議員、専門医、指導医。著書・講演に『完全攻略スーパーボンド』『CAD/CAM冠,ジルコニアがとれないための処方箋』など多数。
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2026年10月1日 20:00
セラミックによるMI修復と長期予後

セラミックによるMI修復と長期予後

近年、MI(Minimal Intervention:最小限の侵襲)の概念は臨床現場に広く浸透し、歯髄や歯質の保存を意識した治療が当たり前のように行われるようになりました。

しかし、実際の臨床においては、多種多様な修復材料や術式の選択肢が先行してしまい、「本来のMIの考え方と本当に整合性が取れているのだろうか」と、選択の場面で迷いを感じている先生も少なくありません。
書籍や論文を紐解けば、材料ごとの理論や物性は理解できるものの、低侵襲性を重視しすぎるあまり強度の不足を招いてしまったり、逆に脱離や破折を防ぐために必要以上の切削を行ってしまったりと、実際の落としどころに悩む場面は多いものです。

特に、CAD/CAMやセラミック修復の適応が拡大しているからこそ、健康歯質をどこまで残し、長期予後をどのように両立させるかという明確なガイドラインが求められています。
そのため、単にトレンディな材料を使用するだけでなく、MIの原点に立ち返り、各種修復法の的確な適応と材料選択の客観的な判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、「セラミックによるMI修復と長期予後」をテーマに、MIに基づいた修復のバリエーションから長期予後を見据えた治療戦略までを、日本歯科保存学会専門医の中村 昇司先生に解説いただきます。

講義の前半では、MIの基本概念をいま一度再整理した上で、日々進化するCAD/CAMや審美修復材料のそれぞれの特徴と、それに応じた的確な選択基準について提示。
続いて、実際の臨床手技にスポットを当て、各材料のポテンシャルを最大限に引き出すための形成や接着などの勘所を中心に整理します。

さらに、実際の症例をベースにしながら、低侵襲性と長期的な安定性をいかにして高い次元で両立させているのか、その具体的なアプローチについても解説。

「MI修復における材料の選び方に確固たる基準を持ちたい」「低侵襲に抑えつつも、長期的にトラブルのない審美修復を提供したい」という迷いを整理したい先生に最適な内容です。
中村 昇司
中村 昇司 先生
日本歯科保存学会専門医
医療法人社団有歯会八重洲歯科診療所院長。日本歯科大学歯学部卒業、日本歯科大学大学院歯学研究科修了・博士(歯学)取得。日本歯科大学歯学部歯科保存学教室第二講座非常勤講師・日本歯科大学生命歯学部接着歯科学講座 非常勤講師。日本歯科保存学会専門医。著書・講演に「MIと長期予後を実施するCEREC 1day treatment ~成功のカギは接着に~」など多数。
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2026年9月26日 20:00
やっぱりムズい、上顎大臼歯のインレー形成

やっぱりムズい、上顎大臼歯のインレー形成

上顎大臼歯のインレー形成は、修復物・補綴物を長持ちさせる上で避けて通れない基本的な日常臨床の一つです。

しかし、解剖学的な形態の複雑さに加え、臼歯部特有の開口障害や視界の制限といった部位的なアプローチの難しさが重なり、窩洞外形の付与やバーの操作に苦慮する場面は少なくありません。

書籍などで理想的な窩洞形態を理解していても、実際の患者の口腔内ではミラーテクニックや適切なポジショニングが難しく、思い通りの形成ができないまま進めてしまうこともあります。
クリアな術野が得られないまま形成を進めてしまうと、マージンの不鮮明さやアンダーカットの残存を招き、印象採得の精度低下やセット時の適合不良、脱離などのトラブルへつながるリスクが高まります。

だからこそ、解剖学的特徴を踏まえた窩洞外形の基本原則を再確認し、実際の口腔内でそれを再現するためのポジションや器具操作の判断基準をしっかりと整理しておくことが欠かせません。

本セミナーでは、「やっぱりムズい、上顎大臼歯のインレー形成」をテーマに、窩洞外形の基本的な考え方から臨床で役立つ形成のコツ、ポジショニング、印象・セットまでの実践的なポイントを、歯学博士の小栗 卓也先生に解説いただきます。

まずは上顎大臼歯における部位的・形態的な難しさを再整理し、理想的な窩洞外形を付与するための基本原則とチェックポイントを解説。
続いて、視界の確保やバーのブレを防ぐための術者・患者のポジショニングをはじめ、口腔内でのスムーズな器具操作と形成のコツを中心に整理します。

さらに、精度高い補綴物へつなげるための適切な印象採得の手順や、セット時の注意点についても詳しく紹介。
「上顎大臼歯の形成に苦手意識がある」「解剖学的形態に合わせた窩洞形成とポジショニングのコツを整理したい」と感じている先生に、日々の臨床の疑問を解消するヒントとして役立てていただける内容です。
小栗 卓也
小栗 卓也 先生
歯学博士
YouTubeチャンネル「インターネット歯医者さん」開設者。昭和大学歯学部卒業。昭和大学歯科病院保存科兼任講師、日本口腔インプラント学会専修医。クリスタル歯科院長。日本歯科臨床技術学会会長。
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2026年9月19日 20:00
知れば知るほど面白い「マージン」の話

知れば知るほど面白い「マージン」の話

日常臨床において頻繁に行う修復治療・補綴治療の長期的な成功は、歯質と修復物が接する「マージン」の設計に大きく左右されます。マージンの不備は、修復物の不適合、審美不良、歯周組織の炎症、さらには二次カリエスに起因する再治療など、多くの問題を引き起こします。

このわずか数百μmの境界部が、修復物、ひいては歯そのものの予後を決定付けると言っても過言ではありません。

しかし実際の臨床では、理論的背景が十分に整理されないまま、経験則に基づいて治療が行われている場面も少なくありません。

特に、う蝕が歯肉縁下に及ぶ場合には、マージンの位置をどこに設定するかについて、より慎重な判断が求められます。

歯肉息肉、出血、浸出液などの存在は、う蝕除去、支台歯形成、印象採得、装着、余剰セメントの除去といった一連の臨床操作の精度を低下させ、結果として修復物の不適合や歯周組織の問題につながる可能性があります。

だからこそ、目の前の症例に応じて状況を評価し、適切な治療法を選択するための「確かな判断基準」が必要となります。

本セミナーでは、「知れば知るほど面白い「マージン」の話」をテーマに、科学的根拠と臨床経験を交えて「マージン」について掘り下げ、各状況における臨床的な判断基準について日本歯科保存学会認定医の田中 亮祐先生に解説いただきます。

まず、マージンに関する基本的な用語を整理したうえで、クラウンにおけるマージン形態について、エビデンスに基づいた考え方を提示します。

さらに、縁上マージンと縁下マージンのそれぞれのメリット・デメリットを比較し、日常臨床で遭遇するさまざまな状況において、どのようにマージンの位置を判断すべきかを解説していただきます。

また、歯肉縁下う蝕への対応として、ディープマージンエレベーション(DME)、歯冠長延長術(クラウンレングスニング)、矯正的挺出(エクストリュージョン)など、複数の選択肢を取り上げ、それぞれの適応と選択基準について詳述いただきます。

コンポジットレジンやインレー、オーバーレイ修復といった部分修復におけるマージンの考え方についても体系的に整理。

単なる形成テクニックの話にとどまらず、「なぜそこに設定するのか」という視点から、マージンを体系的に捉え直します。「毎日の形成作業でなんとなくマージンを決めてしまっている」「縁下う蝕処置に関する根拠のある判断基準を持ちたい」と感じている臨床家の方に、ぜひご覧いただきたい講義です。
田中 亮祐
田中 亮祐 先生
歯科医師
2017年大阪大学歯学部卒業。同附属病院歯科保存学講座に入局し、大阪大学大学院歯学研究科にて歯学博士号を取得。大阪大学歯学部附属病院では7年間にわたり臨床・研究・教育に従事し、現在は「医療法人社団Smile Artたなか歯科医院」副院長を務める。 専門は歯内療法・保存修復。日本歯内療法学会専門医、日本歯科保存学会認定医、厚生労働省卒後臨床研修指導医の資格を有し、国際誌掲載論文による日本歯科保存学会奨励賞の受賞歴も持つ。精密根管治療をはじめ、接着修復治療、歯髄温存療法など歯を残す高度な歯科医療と臨床指導・発信に取り組んでいる。
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2026年8月10日 20:00
連続防湿攻略大作戦

連続防湿攻略大作戦

審美修復や接着処置を成功に導く上で、ラバーダム防湿は確実な予後を得るために不可欠なプロセスです。

しかし、単独歯の防湿とは異なり、多数歯にわたる症例では装着の煩雑さや適合不良が起こりやすく、十分な防湿を確保することに難しさを感じる場面も少なくありません。
書籍や論文でラバーダムの重要性を理解していても、実際の臨床においてどのように手際よく装着し、限られた診療時間内で効率的に手技へ落とし込めばよいのか、実践的なイメージが湧きづらいという側面もあります。

特に複数歯のラバーダムでは、防湿の質を担保しようとするあまり時間がかかってしまい、かえって診療効率を下げてしまう点が多くの臨床家を悩ませる要因となっています。
そのため、単に装着の手順を覚えるだけでなく、なぜ複数歯の防湿が難しくなるのかという理由を紐解き、時短につなげるための具体的な操作のコツや判断基準を整理することが重要です。

本セミナーでは、「連続防湿攻略大作戦」をテーマに、診療効率を上げる多数歯のラバーダム防湿テクニックと時短のポイントについて、日本大学歯学部保存学教室修復学講座教授の宮崎 真至先生に解説いただきます。

まずはラバーダム法の基礎的な理解から、臨床で迷いやすいクランプの違い、それに応じた具体的な臨床手技について整理。
さらに、臼歯部における単独歯防湿から多数歯防湿へのステップアップ、前歯部における多数歯防湿の要点など、部位ごとの実践的なアプローチについても解説。

実際の症例を交えながら、テフロンテープや隔壁などを用いた充填・接着操作時の工夫、臨床の手際をよくするための時短のコツについても具体的に紹介いただきます。

「複数歯の防湿でいつも手こずってしまう」「確実な防湿をスピーディーに行う方法が知りたい」といった、日常臨床での連続防湿における苦手意識を克服し、診療効率を高めたい先生におすすめの内容です。
宮崎 真至
宮崎 真至 先生
日本大学歯学部保存学教室修復学講座特任教授
日本大学歯学部保存学教室修復学講座特任教授。日本大学歯学部卒業後、同大学大学院歯学研究科歯科臨床系修了。1991年に同大学歯学部保存学教室修復学講座に入局し助手・講師を経て、2005年に教授、2015年日本大学付属歯科病院病院長に就任し現職に至る。著書・セミナーに「コンポジットレジン修復のサイエンス&テクニック」「コンポジットレジンを用いた審美修復の実際」など多数。
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2026年8月8日 20:00
レジンの研磨、極めたい。

レジンの研磨、極めたい。

ダイレクトボンディングにおけるコンポジットレジン(CR)充填は、日常臨床で頻度の高い治療だからこそ、その仕上がりの美しさや耐久性にこだわりたいものです。
近年では、単に天然歯の形態を再現するだけでなく、周囲の歯質と調和するような美しい光沢や滑沢性、そして長期的な審美性・清掃性までが強く求められるようになってきました。

しかし、実際の臨床における研磨工程は、術者ごとの技術差が出やすい繊細なステップでもあります。
「なぜか期待通りの艶が出ない」「気づけば形態を削りすぎてしまう」といった悩みを抱える医療従事者の方は少なくありません。

こうした課題は、書籍の文字情報や製品マニュアルを読むだけでは解決しにくく、バーを当てる角度や適切な回転数、手順の細かな違いといった「実践的なコツ」が不可欠です。

適切なステップを踏まない研磨は、艶不足や形態不良を招くだけでなく、CRの早期劣化の原因にもなりかねないため、確かな理論に裏付けられた手順とテクニックを整理することが重要です。

本セミナーでは、「レジンの研磨、極めたい。」をテーマに、CR充填における適切な研磨のタイミングや、おすすめのバー・ポイントの選択について、松本歯科大学歯科保存学講座教授の亀山 敦史先生に解説いただきます。

講義では、一般的な研磨工程とそれぞれの目的、確実にステップを進めるための重要ポイントを網羅。
術者によるブレをなくすため、バーを動かす方向や適切な回転数の設定など、明日からの臨床に直結する具体的な手技を中心に整理します。

さらに、天然歯のような自然な光沢を引き出すためのコツや、最新の研磨アイテムをどのように臨床へ活用すべきかについても詳しく紹介。

手順の不備による艶不足や早期劣化を防ぎ、自信を持ってダイレクトボンディングのクオリティを高めたいと考える方に最適な内容です。
亀山 敦史
亀山 敦史 先生
松本歯科大学歯科保存学講座教授
松本歯科大学 歯科保存学講座 教授。東京歯科大学を卒業後、同大学院にて博士(歯学)取得。医療法人亀山歯科医院 副院長、東京歯科大学 保存修復学講座(千葉歯科医療センター)教授を経て現職。著書に『接着歯学 第2版』、『接着 ここが知りたい - 歯科技工士編 -』、『研磨のすべて』等多数。
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2026年8月3日 20:00
明日使える「ダイアグノデント」

明日使える「ダイアグノデント」

日常臨床において、う蝕の診断や管理に頭を悩ませる場面は少なくありません。

特に、視診やエックス線写真だけでは判断が難しい初期う蝕の進行度合いや、経過観察とすべきか否かの見極めは、歯科医療従事者にとって常に迷いやすいポイントです。

書籍や論文で「低侵襲なう蝕管理」の重要性が説かれていても、実際の臨床現場で客観的な数値をどのように解剖し、どう判断を下せばよいのか、具体的な実践に落とし込みづらいと感じることもあるのではないでしょうか。

だからこそ、検査器具のメカニズムを正しく理解し、診療フローに組み込むための明確な判断基準を持つことが重要です。

本セミナーでは、光学式う蝕検出装置である「ダイアグノデント」をテーマに、そのメカニズムから正確な検査方法、そして臨床で活かすためのポイントまでを、大阪歯科大学准教授の吉川 一志先生に解説いただきます。

まずはダイアグノデントがどのようにしてう蝕を検出しているのか、その基本的なメカニズムと臨床応用の意義について整理。

実際の診療現場で正しく数値を計測するための具体的なアプローチや、検査を行う上での重要なポイントについても詳しく解説。

さらに、この装置を日々の診療フローにどのように取り入れるか、導入によって生まれるメリットや有用な使い方についても言及します。

「ダイアグノデントを臨床でどう使いこなせばよいか」「客観的な数値をもとに、迷いのないう蝕管理を行いたい」と考えている先生やスタッフの皆様におすすめの内容です。
吉川 一志 先生
歯科医師
1992年大阪歯科大学歯学部卒業。1996年同大学院歯学研究科博士課程修了、博士(歯学)を取得。2002年のロンドン大学留学を経て、大阪歯科大学歯学部歯科保存学講座講師に就任。2008年より同講座准教授、2020年からは大学院歯学研究科准教授を兼任し、現在に至る。
専門領域は、歯を可能な限り残すための「歯科保存学(保存修復)」をはじめ、レーザーを用いたう蝕(むし歯)治療や知知覚過敏治療、スポーツ外傷の防止を目指す「スポーツ歯科医学」など多岐にわたる。日本歯科保存学会、日本レーザー歯学会、日本接着歯学会、日本スポーツ歯科医学会などにおいて多数の指導医・専門医資格を保持。
『保存修復学21』などの主要な教科書・書籍の執筆にも多数携わり、学術研究から臨床指導、スポーツマウスガードの普及活動まで、幅広く牽引し続けている。
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2026年7月18日 20:00
マニアの築造窩洞形成

マニアの築造窩洞形成

日常臨床において頻繁に遭遇する支台築造ですが、その前段階となる築造窩洞形成(ポスト孔形成)の精度は、その後の補綴物の予後を大きく左右します。

しかし、残存歯質の量や根管の形態は症例ごとに大きく異なるため、「ポスト孔をどこまで深く削るべきか」「どの程度の長さを確保すればよいのか」といった判断に迷いを抱える先生も少なくありません。

書籍や論文から得られる一般的な原則を頭では理解していても、実際の臨床現場では、画一的な基準だけでは対応しきれない複雑な症例に直面することも多いのが実状です。

特に、深く形成すべきか否かの見極めや、使用するポストコア材料に応じた窩洞設計の違いは、教科書的な知識だけでは実際の臨床手技へと落とし込みにくい部分でもあります。

支台歯の破折を防ぎ、長期的に安定した予後を獲得するためには、ポスト孔の原則を正しく理解した上で、症例ごとの確固たる判断基準を持って形成に臨むことが極めて重要です。

本セミナーでは、「マニアの築造窩洞形成」をテーマに、ポスト孔の基本原則から症例に応じた具体的な設計、材料によるアプローチの違い、そして臨床で役立つ形成のコツまでを、日本接着歯学会専門医・指導医の渥美 克幸先生に解説いただきます。

講義では、ポスト形成時における深さ・長さの設定といった基本構造の考え方を中心に整理。

残存歯質が少ないなど、深く形成した方が良いケースの具体的な見極め方や、その際の臨床的な判断基準についても詳しく解説。

さらに、メタルやファイバーなど、選択するポストコア材料の特性によってどのように窩洞設計を変えるべきか、それぞれの違いとアプローチ手法を網羅します。

「ポスト孔形成の基準を明確にしたい」「材料や症例に合わせた最適な設計を学びたい」という、日常臨床の精度をさらに高めたい先生におすすめの内容です。
渥美 克幸
渥美 克幸 先生
日本接着歯学会専門医・指導医
長崎大学歯学部歯学科卒業後、医療法人社団歯友会赤羽歯科勤務を経てデンタルクリニックK開業。著書に「驚くほど臨床が楽しくなる! こだわりエンドサブノート」「完全攻略スーパーボンド」など。日本顕微鏡歯科学会認定医。長崎大学歯学部非常勤講師、JIADS常任講師(エンドコース・ペリオコース)。
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2026年7月6日 20:00
普通の歯医者の、ふつうのレ充。

普通の歯医者の、ふつうのレ充。

SNSで見かける「超審美的なラバーダム併用のコンポジットレジン(CR)充填」の症例を見て、「自費ならまだしも、保険診療の30分のチェアタイムでここまでやるのは無理だ」と諦めていませんか?

現場のGPに求められるのは、チャンピオン症例のような神業ではなく、限られた時間内で確実に行える、医学的に正しく、コストを抑えた長持ちする充填です。

このセミナーでは「普通の歯医者の、普通のレジン充填」をテーマに、一般的な保険診療の枠組みの中で、特別な機材を使わずにCRの予後を劇的に高めるステップについて日本歯科審美学会認定医の須崎明先生に徹底解説していただきます。

患者さんの導入から麻酔、防湿、窩洞形成、ボンディング処理、充填、研磨、そして退出に至るまでの「30分間のタイムスケジュール」を完全に見える化。どこで時間を縮め、どこに時間をかけるべきなのか、その緩急のつけ方を提示します。

C-factor(収縮応力)への配慮や、術後疼痛を出さないためのボンディングの扱い方、マージンの移行性を高める即戦力のテクニックなど、明日からの日常臨床がガラリと変わる「普通だけど強い」CR充填の真髄をお伝えします。
須崎 明
須崎 明 先生
歯科医師
医療法人ジニアぱんだ歯科理事長。愛知学院大学歯学部保存修復学講座非常勤講師。日本レーザー歯学会専門医・指導医、日本歯科審美学会認定医。
愛知学院大学歯学部歯学科卒業後、同大学院歯学研究科にて博士課程修了(歯学博士)。愛知学院大学歯学部保存修復学講座助手、歯学部附属病院審美歯科外来医員、歯学部保存修復学講座講師を経て、医療法人ジニアぱんだ歯科理事長就任。審美修復・ホワイトニングに関する研究や臨床に従事し、現在も教育に携わる。
日本歯科保存学会奨励賞、The International Conference on Dentin/Pulp Complex, "Young Investigator Award" 受賞。

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