顎関節症は顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害などを主症状とする疾患の包括的な診断名で、その病態は咀嚼筋痛や顎関節痛、顎関節円板障害、顎関節の変形など多岐にわたります。
正確な診断と対応には正常解剖像の解釈・理解、そして正しい画像診断の知識が求められます。
このセミナーでは、顎関節症の解剖と画像診断をテーマに、顎関節の構造と正常解剖像から、顎関節症の病態分類とその診断法、パノラマ・CT・MRIの画像診断について鶴見大学口腔顎顔面放射線・画像診断学講座准教授の五十嵐先生に解説いただきます。
顎関節を、画像診断の視点から探究しましょう。
こんな方におすすめ
👉 顎関節の構造・解剖を学びたい
👉 顎関節症の病態について詳しく知りたい
👉 顎関節症の画像診断をマスターしたい
講義目次
顎関節の正常解剖
顎関節症の分類と診断
パノラマ・CT・MRIの画像診断
鶴見大学歯学部口腔顎顔面放射線・画像診断学講座准教授。鶴見大学歯学部を卒業後、同大学歯学部歯科放射線学講座助手、講師を経て現職。著書に「パノラマ4分割像での変形性顎関節症の画像診断」「顎関節症診療ハンドブック改訂版」など。日本歯科放射線学会理事・代議員・指導医、歯科放射線専門医、日本顎関節学会学会常任理事・代議員・指導医。