CAD/CAMに対して歯科医師・技工士が思っていること

CAD/CAMに対して歯科医師・技工士が思っていること

文・構成:1D公式アカウント | 投稿日: 2019年11月22日
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日常の歯科診療にも積極的に取り入れられているCAD/CAM。修復物や補綴物を製作する際に、コンピュータによってデザインや削り出しを行う技術である。

今年ドイツ・ケルンで開催されたIDS(国際デンタルショー)でも、多くのメーカーから口腔内光学スキャナーが発表され、CAD/CAMを活用したデジタルデンティストリーは急速な発展を遂げている。

いかに臨床に活かすか?

日本臨床歯科CADCAM学会が主催した交流会で、歯科医師と歯科技工士を対象とした事前アンケート調査が行われた。同アンケート調査は、歯科医師135名と歯科技工士19名を対象にしている。

そのアンケート結果では、歯科医師と歯科技工士の間では、CAD/CAMの臨床に関する認識・捉え方が大きく異なっているという事実が如実に現れている。

本記事では、そのアンケート結果について取り上げてみよう。

歯科医師ー歯科技工士間の連携は?

CAD/CAMの臨床において、歯科医師と歯科技工士の連携は適切に取られているのか。

事前アンケートの設問「CADCAM治療において歯科医師と歯科技工士の連携は十分に行われていると思いますか?」という質問を取り上げよう。
上のグラフを見ると、6割〜7割の歯科医師は、CAD/CAMの臨床において歯科技工士との連携が取れていると考えている。

それに対して、歯科技工士の半数以上は歯科医師との連携が不十分だと感じていることが明らかになった。

歯科医師と歯科技工士の間で、これほどまでに開きがあることは興味深い。

CAD/CAMで患者価格は上がるか?

続いて、「CADを使用することによって患者価格を上げることができると思いますか?」という質問について取り上げる。
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(左グラフが歯科医師、右グラフが歯科技工士)

CADの使用により患者価格を上げることができると考えた歯科医師は全体の7割を超え、また歯科技工士のうち8割近くもい同じように考えていることがわかる。

しかし、事前アンケートの設問を「患者価格を上げる必要があると思いますか?」に変えると、結果は以下のようになる。
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(左グラフが歯科医師、右グラフが歯科技工士)

歯科医師は「患者価格を上げることができる」という設問の割合とほぼ一緒の結果を示した。

しかし歯科技工士は、「患者価格を上げることができる」と考えていたのが8割だったのに対して、「患者価格を上げる必要がある」と思う者の割合は6割弱にとどまった。

このアンケートの結果の開きに対しては、さらなる検証が必要である。

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