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歯科医師のワクチン接種、特例で容認へ 田村厚労相が検討を表明

文・構成:1D公式アカウント | 投稿日: 2021年04月21日
田村厚生労働大臣は4月20日、医師や看護師が不足する地域に限定し、歯科医師にも特例で接種を認める方向で検討を始める考えを明らかにした。

 現行法上ワクチン接種は原則として医師や看護師に限られており、歯科医師による注射は歯科治療の範囲内でしか認められていないが、特別の事情があると判断すれば特例的に違法ではなくなるという解釈だ。

大臣は閣議後の記者会見で「地域によっては接種を行う人員が足りないという話があり、歯科医師によるワクチン接種の検討を始めたい。専門家に議論してもらい早急にとりまとめたい」と述べ、「基本的に集団接種の会場で行ってもらう。筋肉注射を行っている歯科医師もいるが、研修などを受けてもらうことが前提だ」と、事前の研修を終えた歯科医師にのみ認められる見通しを示した。

また記者からの「歯科医師ですが、歯科医師会の協力というのは、もう内諾であるとか、実際接種に協力したいという意向は合意されているのでしょうか。」という質問に対し、「関係団体ともいろいろな対応をしていかなければならない。まず、そもそも歯科医師が打てるのかどうか、接種できるのかどうか、これをまず結論を得ないことには、今できるかどうかもわからないのにお願いしていくわけにはいかない。議論の俎上に上がったので、それぞれ団体とはいろいろな相談をしていかなければならない」と答えた。

また歯科医師による接種は、市区町村が医師や看護師を確保できないと判断した場合などに限り、集団接種会場での接種を想定しており、個別の歯科医院での接種は認めないとしている。

厚生労働省は、今月中にも有識者懇談会を開き特例として認めるかどうか協議する見込みだ。正式に決定すれば全国の自治体や関係団体などに条件などを伝え、各地で接種体制を整備してもらう考えだ。
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