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糀谷 英実 | 歯科業界に戻ってから出会ったインビザライン。研修講師として学びを共有したい。

文・構成:1D公式アカウント | 2020年09月04日
若手歯科医療者にフォーカスした連載企画「1D Seeds」。今回はインビザライン矯正の講師としても活躍する、歯科衛生士の糀谷英実さんを取り上げます。
ーー歯科衛生士になってから現在に至るまでのことについて教えてください。
歯並びにコンプレックスがあり、アメリカの映画などで観る美しい歯並びに憧れていました。叔父に歯科医師がおりましたのもあり、歯科業界に興味を持ちました。

しかし歯科衛生士になってから歯科の世界の狭さに悩んだことをきっかけに、いろいろな職種に挑戦してきました。

旅行会社や銀行で働き、この期間でビジネススキルがだいぶ鍛えられました。顧客応対や電話応対、クレーム処理など、すべてに先輩指導者からの教示があり、学ぶことができました。こういったスキルは通常の歯科医院勤務ではきちんと学べないことだと思います。良い経験をさせていだただきました。


そして、5年前に歯科衛生士に復帰し、現在はインビザライン矯正の講師としても活動しています。

ーー日々研鑽を積まれているなかで、自信があることについて教えてください。
患者さんの気持ちに寄り添えるコミュニケーション能力と歯科衛生士(スタッフ)として関わるインビザライン矯正です。

インビザラインに携わってまだ半年くらいの時に、矯正相談でご来院された30代の女性の患者様。矯正をするかどうか悩んでいらっしゃいました。

お話を伺っているうちに、その患者様はご自身のお兄様に小さいころから前歯のことでいつもからかわれていてコンプレックスになっていたと打ち明けてくださいました。「歯並びが綺麗になると自信が持てるようになるし、お兄様にも思いっきり笑顔ができますよ」と矯正治療をすることをお勧めしました。

先日その方の矯正治療が終了し、「あの時背中を押して下さってありがとうございました」と言っていただき、大変嬉しく思いました。カウンセリングの際に、患者様の背景や来院した気持ち、なぜ矯正を始めたいと思ったのか、ということを正しく聴き取ることがいかに大切かということを実感しました。その後もすべての患者様に、歯並びのことだけでなくできるだけ日々の生活などのお話もしていただけるようお声がけをしています。

インビザライン矯正については、スタッフ向け講師業務も行っています。インビザライン矯正治療に携わってすぐに、当時の上司がマウスピース研修講師である株式会社 Blancheの代表 穴沢有沙さんを招き、セミナーを開催して下さいました。その後も穴沢さんの主催する勉強会などの活動に参加させていただき、インビザライン矯正治療におけるスタッフの役割がいかに重要かを認識し、学んだことや経験が少しでもお役に立てればと研修講師の活動を始めました。

ーー歯科衛生士人生を歩む中でぶつかった壁について教えてください。
先程も少しお話ししましたが、私は歯科業界を飛び出したことがあります。

高校の同級生は医科歯科方面への進路が多く、歯科業界ではすぐに知り合いにあたってしまうことや、歯科医師である叔父の知り合いも身近にいることなどで、息苦しさを感じていました。そこから、「違う世界も見たい」という気持ちで飛び出しました。

ーー今後のキャリアビジョンについて教えてください。
臨床に関わりながら、インビザライン矯正の講師として、正しい知識をスタッフの皆さんに伝えていきたいです。

またスタッフだけでなく、一般の皆さんにも正しい知識を伝える機会を作りたいと思っています。
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