院長先生、売上UPには”ブン回し”診療が欠かせないとまだお思いですか？
全体的な予防歯科へのシフトや管理型歯科医院のシステムが徐々に根付いてきましたが、未だ「治療による医業収入UP」といった考え方も根強いでしょう。
もちろん短期的にみて診療機会の増加や処置、診療報酬を増やすことは増収につながります。しかし院長先生一人のキャパシティには当然限界もあり、仮にどれだけ増床してもキャパシティを超える増収は実現しません。
これは予防歯科的な診療スタイルでも同様であり、「数での勝負は限度がある」つまり歯科医院の構造上、院長先生の頑張りだけではどうにもならないことです。
頑張っている院長先生が、今よりさらに医業収入を上げるにはどうすれば良いでしょうか？
お気づきの先生も多いでしょう、その鍵は勤務医や歯科衛生士など「スタッフ」が握っています。スタッフたちが院長先生と同じ熱量で、技術レベルで診療を提供できれば患者さんからの信頼も厚くなり、院長先生の頑張りと同水準での増患、規模拡大が実現可能です。
しかしその反面スタッフたちが増えれば増えるほど、マネジメントの難易度も上がり、診療水準を保つことも難しくもなります。
この課題、実は”ある方法”で簡単に解消でき、院長先生は頑張らずにスタッフの技術もモチベーションも、医院の収入も上げることができてしまうんです。
今回は「院長先生が”頑張らない”で医業収入UPする方法」をテーマに、歯科医院経営における医業収入増加のロジックから医院規模拡大の戦略、スタッフの技術とモチベーション向上に重要な「院内勉強会」の開催方法について、ワンディー株式会社取締役の河村 悠が歯科業界で培ったビジネススキルを基に解説します。