「しっかり治療しているのに、なぜ歯周炎が再燃するのか?」
「その外科処置は、本当に今必要なのでしょうか?」
日常臨床で歯周治療に向き合うなかで、このような迷いを感じたことはないでしょうか。
歯周治療の成否を分けるのは、処置の種類や量だけではありません。
重要なのは、歯周病という病態をどう捉え、どの順序で介入し、どのように長期安定へ導くかという“考え方”です。
このセミナーでは「臨床家のためのスカンジナビアンアプローチ 北欧式ペリオに学ぶ歯周治療の考え方と実践論」をテーマに、北欧の歯周治療学が築いてきた治療哲学を、臨床家の視点から実践的に日本歯周病学会認定歯周病専門医の佐藤博久先生に解説していただきます。
「まずはプラークコントロールです」
「でも、それだけで本当に十分でしょうか?」
スカンジナビアンアプローチの本質は、単に“非外科処置を先に行う”ことではありません。
歯肉縁上プラークコントロールを基盤とした感染制御、歯周ポケット内の原因除去療法、治療後の再評価による真の残存病変の見極め、必要部位に限った外科介入、そして長期安定を支えるSPTまでを、一連の治療システムとして統合して考えることにあります。
本講義では、なぜ最初に歯肉縁上の感染コントロールを徹底する必要があるのか、なぜ歯肉縁下の原因除去療法が歯周治療の中核を担うのか、なぜ治療後の再評価がその後の治療精度を左右するのかを、文献的背景と症例供覧の両面から整理します。
さらに、外科処置を“早く行うかどうか”ではなく、どの部位に、どのタイミングで、どの目的で適用するのかという臨床判断についても掘り下げます。
また、重度歯周炎症例を通して、初診時の問題把握から、感染制御、原因除去療法、再評価、歯周外科、SPTに至るまでの流れを具体的に供覧します。
場当たり的な対応ではなく、歯周治療を“流れ”として組み立てたい先生にとって、日々の診療を見直すきっかけとなる内容です。
北欧式ペリオのエッセンスを、理念だけで終わらせず、日常臨床にどう落とし込むか。
歯周治療の“考え方”と“実践”を、あらためて整理したい先生にぜひご視聴いただきたい講義です。
こんな方におすすめ
👉北欧式ペリオの考え方を臨床に落とし込みたい
👉非外科処置から再評価、外科介入までの流れを整理したい
👉重度歯周炎症例の治療計画をより実践的に学びたい
👉長期安定を見据えた歯周治療の組み立て方を学びたい
👉歯周治療を“その場の対応”ではなく“治療システム”として捉えたい
講義目次
スカンジナビアンアプローチの本質とは何か
なぜ歯肉縁上プラークコントロールを治療の基盤に置くのか
なぜ歯肉縁下の原因除去療法が歯周治療の中核となるのか
なぜ再評価によって真の残存病変を見極める必要があるのか
なぜ外科処置は最小限かつ選択的であるべきなのか
なぜ最終段階としてSPTが欠かせないのか
症例供覧から学ぶ、歯周治療の考え方と実践論
講師
日本歯周病学会認定歯周病専門医。昭和大学歯学部卒業、東北大学大学院歯学研究科修了。与野駅前ヒロデンタルクリニック院長。著書・講演に「世界最大の歯周病学会が示す歯科医療の未来 〜AIとデジタルが切り拓く歯周治療の新時代〜」など多数。