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【 臨床での気付き 】
10年以上前に当院に来られていて、中断後再来時から担当させていただいている患者さんです。
ぱっと見はそれほど歯肉の炎症は無いのですが、全顎的な歯周病と5⏌の垂直的骨欠損、部分的に強いHysのある方です。
50代の男性ですが、再来からは継続的に来院されています。
かかえこみのある歯列でクレンチングもあり、ナイトガードも勧めましたがはめた状態で寝れない…と断念されていました。
担当ドクターから、5⏌は破折の疑いありで抜歯の診断が出ていたのですが、一度ルートチェックしたいと相談しSRPを行いました。
結果、少し改善は見られたもののまた緩みそうな弱い歯肉…その時お世話になっている歯周病認定衛生士さんとのディスカッションで「 5⏌のバイトの状態を確認した??」とご指摘頂き、後日担当Drに確認をするとかなり強く当たっていることが発覚しました。
咬合調整をしたところ、5⏌のポケットもかなり改善し、抜歯をまのがれました。
今回の大きな学びは
・口腔内を全体像としてみる必要性
・5⏌が”なぜ失活歯になったのか”の追求の不足
・衛生士も咬合をみれるようになる必要性
まだまだ口腔内のみならず、X線の読影・分析など至らないところが多すぎますが、いつも患者さんに育てていただいてるな…と感じる毎日です。
【 口腔内スキャナーについて 】
当院では約1年前からiTeeroを導入しました。
メインはインビザラインを導入するためのものでしたが、スキャン自体は歯科衛生士も行なって良いということでレクチャーを受け、スキャニング出来るようになりました。
しかし、やはり口の小さい方だと最後臼歯あたりが撮れないケースや嘔吐反射を起こしてしまうこともあり、もっとスキャナーが小さければ良いのに!!と思っていたら、もう世の中には存在しているのですね…。
日本で流通するときの二番煎じ感が否めません(泣)
院長の意向としては、メインテナンスの時にさらっとお試しでスキャンしてシミュレーションを行い、矯正をおすすめする流れにしたいようですが、メインテナンス30分なのにそんなことできるかい!!ってなりました。(笑)
でも、めげずに折り合いつけて頑張ろうと思います…!
※画像:http://www.itero.com/ja-jp/
2020/03/31
【 ステイン除去についての相談 】
重度ペリオの治療後、歯肉退縮した結果混綿へのステインが目立つようになってしまった患者さんです。
歯間ブラシも併用して、PCはとても良いのですが、どうしても着色が減りません。
飲食に関してはコーヒーを1日1杯、お茶は飲まずに水にしているとのことですが、メインテナンスの時にはこのような状態で、ご本人も検診より着色を取ってほしいと希望されます。
ややドライマウスの傾向があり、服薬はありませんが水分をこまめにとっていただくよう指導しています。
ルシェロホワイトを1度してもらったのですがあまり変化がなく、リナメル(ホーム用)などのを使用した方が良いものか…
PMTCを行っても取りにくく、ハンディージェットで現在は対応し、リナメルなどを行っています。
このような口腔内に対して、
⚫︎ 施術のポイント
⚫︎ 確認が必要なこと
⚫︎ おすすめのペースト
などがありましたら、アドバイス頂けたら嬉しいです。
2020/04/26
【 知覚過敏用の歯磨剤について② 】
先日投稿させていただいたHys用の歯磨剤について、コメント頂きましたDHさんの意見を踏まえ比較表を作ってみました。
商品に関しまして、成分を一つ一つ調べる機会って以外と無いなと改めて感じました。
シュミテクトは薬用成分としては『硝酸カリウム』のみの配合のため、今回は省いております。
ご回答くださったDHの方々、ありがとうございました。
参考:https://www.lion-dent.com/client/products/basic/sensitive.htm
https://www.shofu.co.jp/product2/contents/hp0845/index.php?No=458&CNo=845
https://cosmetic-ingredients.org
2020/05/12
【症例相談】
以前担当していた患者さんです。
写真1枚目から順に2010年、2015年、2017年です。
主訴は1⏌⎿1の審美不良改善で来院されました。
担当医により自費補綴へのやりかえを行いました。
その後来院が途絶え、2015年の再来時には21⏌のマージン部に発赤が認められ、再検査を行ったところ歯周ポケットは2-3mm、BOP (+)という状態でした。
デンタル撮影も行い、担当医に相談(治療した勤務医は退職)したのですが、特に問題は無いようでまずはプラークコントロールを徹底してくださいとの指示を受けました。
その後繰り返しTBI、歯周治療を継続し、再評価の際にはBOP(−)になったのですが、発赤が改善されません。
担当医からはやりかえも視野に入れて、患者に相談して欲しいと指示を受けましたが、担当医は違えど自費治療を行
いやり変えたものをやりかえる事に、どうも心がざわついてしまいます。
◎先生方への相談内容として、生物学的幅径を侵す以外にレッドバンが出る可能性はあるのか?
◎衛生士さんへの相談内容として、このような浮腫性かつ歯肉の薄いタイプの方へのTBIのコツがあるか?
ご教授頂けましたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
【 新人衛生士さんにオススメの書籍❺ 】
『 歯肉を読み解く 』
新人の時によく先輩に聞かれて、
困ったのが歯肉の変化。
最初極端に腫れている歯肉はわかっても、
線維性や浮腫性の見分けや、
ペリオの治り方のイメージが
掴めなかったです。
この本は、歯肉の変化を細かく写真で
まとめておるのでとてもオススメです。
2020/04/20
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プロービングを極める!基礎編〜歯周組織を知ろう〜 | 1D with http://with.oned.jp/probing/
投稿を見る64歳、お上品なセレブ風の女性。
某大学病院で長いことEndo治療されていた方です。
予約が1か月先まで取れないのもあって治療が進まず、一向によくならない、と当院にいらっしゃいました。
"大学病院でさえも治せない難しいケースを持っている私"という意識があるようで、問診時に私がお話を伺っていることに疑いの目しかありませんでした。
というのも、比較的幼く見られる私は高齢の方からの信頼を得るのが結構大変。
『こんな小娘に私の悩みの何がわかるのかしら』という言葉が今にも飛び出してきそうな状態からスタートするからです。
しかし、そんなことを言われてもそのままの私で勝負するしかないので、そんなときはいつも以上に冷静かつ丁寧にお話を進めていきます。
信頼を得ていない状態でお口を触るのもまた大変。
なにかと食ってかかってくるのでお顔のタオルもかけさせてもらえない、それどころか眼鏡を外すことすら拒否られる始末。笑
患者さんがしたいように過ごしてもらいつつ、口腔内を拝見しました。
みると、大量な縁下歯石の付着、根尖近くまでの骨吸収、長年そのままの状態で使っていた汚いプロビ、大きなカリエス、引き続きEndoが必要なところ含めて問題点が何カ所もありました。
一番気にしてらっしゃるのは23と24の腫れと排膿。(写真1枚目)
若いときからずっと腫れているとおっしゃいます。
どこまで信じて良いのかわかりませんが、何十年も同じ悩みを抱えたまま通院生活を送っていたようです。
原因はいくつか考えられましたが当院ではまずはTBIとSRPから進めていくことになりました。
丁寧に説明をしているものの、その頃もまだ半信半疑。
"ダメ元"という意識で治療を受けているのが感じられました。
経験が浅い私自身にもどかしさを覚えつつも、絶対治してやる!と意気込んで確実に施術を行いました。
次の来院時…
表情が以前の張りつめたものとは一変し、ぱっと明るい様子。
『長年の悩みが前回の処置のおかげでよくなりました!』
とキラキラした表情でお話しされるのです。
まだ完全じゃないものの歯肉が引き締まってきました。(写真2枚目)
それからコンプライアンスがよくなる、よくなる。笑
初めのあの冷たい対応はなんだったのかと。
その後は新しいプロビに置き換えて、少しずつ治療が進んでいます。
まだ腫れぼったさは若干残っているものの徐々に歯肉が埋まってきたがっているように思います。(写真3枚目)
今は治療途中なので、治療終了後にまたご報告させてください。
見方を変えてちょっとサポートしただけですが、患者さんがずーっと悩んでいたことが少しずつよくなってきているので、絶大な信頼を寄せてもらっています。
こんな小娘の私の話でも、なんでも言うこと聞いてくださるのです。
ちゃんとした説明と的確な処置を行えればどんなに経験がない人でも患者さんからの信頼を得られるのだなぁと感じました。
誰よりも“治してあげたい!”という気持ちが強いので、技術があることよりも患者さんの心に響くところがあるのかもしれません。
やはり医療は何よりもハートが大切ですね☆
こんな風に患者さんの悩みを解決していけたら歯科衛生士として誇りを持って仕事できるようになりますよね。
この仕事を楽しめる人がもっと増えたらいいなぁ‥
以前、投稿させていただいた20代前半の女性。
再評価までなんとか通い続けていただくことができました。
プラークコントロークはまだまだ改善の余地がありますが、来続けてくれたことに感謝。
最初、歯科苦手って言ってましたが今では笑顔も見せてくれるようになったのでそれだけでも嬉しい。
「仕事であまり頻繁には来られないけど虫歯の治療もここに来たい」と言っていただくことができ、とりあえずひと安心です。良かったー。
あとはもっと深いところまで介入していけるようにサポートしていきたいと思います。
プラークコントロール今後どうアドバイスしていこうかなぁ…
良い案あればお願いしまーす。
以前いらした聴覚障がいのインド人ご夫婦。
限局型重度慢性歯周炎で、歯周治療を始める前に
『キスをしたら歯周病が移ると聞いたが本当か?』と聞かれたので、
あまり詳しい知識がないまま「夫婦間の水平感染は起こる」と伝えてしまいました。
再評価が終わり、病状が安定してきてる旨(前歯部もうひと越えだけど…)伝えると、
『良くなったからもうキスしていいか?』と。笑
歯周治療が終わるまで忠実に守っていた様子。
「思う存分好きなだけどうぞ!!」とお伝えしました。
それを聞いて喜んでいるご夫婦が微笑ましかったです。
あまり感染の知識がないのですが何か文献とか本とかご存知の方いらっしゃいませんか?
また、キスしていいかどうか聞かれた際、みなさんならどう答えますか?
スケーリング前とスケーリング後を比較してみましょう。
© 2019 Aris Santoso
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