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勤務医の先生がやった形成。舌圧強い患者さんで苦労してたみたいですが、最終補綴物が入ったそうです。

私にはとても綺麗に見えるのですが、上の先生には「まだまだだな」とダメ出しされていました。

何がダメなのだろう?どこを見ているのでしょうか。先生方のやっていることは奥が深いですね…

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スケーラーや超音波チップ作ってる錦部製作所の職人さんと話す機会があって、こちらをいただいた。

『学校で習ったシャープニング方法できちんと研ぐのは不可能に近い』

…まじか。

研ぎの職人さんが10年かけて習得するシャープニングを衛生士が、且つ、学校で習ったやり方できちんとできる、なんて"神業"だそう。

内容詳しく書けないですけど、衝撃的なことばかり。
難しい側面よりもフェイスを研ぐんだってさ。

うーん、今後シャープニングどうしようかな…

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53歳の女性、Dさん。
歯がどんどん抜けていき、また全体的に痛みがあって膿が出ることを主訴に来院されました。

見ると全顎的に深いポケット、出血、排膿、動揺。
重度Pで、どの歯も残すのは厳しいと思われる状態でした。
その旨お伝えし、心苦しい選択ではありますが、一気にEXTそして即時義歯のご説明をしました。
しかし、まだ53歳という若さでそれもフルデンチャーに近い形の義歯装着には抵抗があるようでした。
『どうしても抜きたくない。残す方向で治療を進めて欲しい。』とおっしゃいます。
主訴が“歯がなくなってしまう恐怖”にあったので自ら抜く選択をすることができなかったのです。

患者さんの同意が得られないと治療は進められないので、ひとまずTBIやSRPを行っていきました。
大量の歯石やプラークが付着していたのでそれを除去するだけでも痛みや炎症が少しずつ落ち着いてきましたが、排膿は止まりません。
治療に来るたび促すものの、『よくなったからもう少し様子をみたい』とおっしゃい、その後は月1の妥協的メインテナンス(SPT?)に移行しました。
月1で診ていても改善しきれていない口腔内。

そして初診時から9か月後。
もういよいよだめだと痺れを切らした私は、「Dさん、ちゃんとお食事とれてますか?」と尋ねました。
「今のお口の状態では満足に食事ができないと思うんです。自分の歯がなくなってしまう悲しみはとてもわかります。でもそれ以上に、歯は食事をおいしく、楽しく取るためにあると思うんです。人生のなかで食事ってすごく大事じゃないですか。一日3食食べたとして、毎食自分の好きなものを好きなように食べられたら幸せなことですよね。でも今の問題をかかえているお口では“食べられるもの”を選択しなければならない。私はDさんにお食事をもっと楽しんでもらいたいです。おいしくてからだに良いものをたくさん食べてもっともっと健康になってもらいたいんです。苦しい選択だと思いますが、もう決断しなければならないときが来たように思います。」とお伝えしました。

するとDさんはぼろぼろ泣きだし、『ありがとう。今までみなさんが最善を尽くしてくれたのはわかります。それでもやっぱりだめなのだから、もうケジメをつけなきゃいけないですよね。』と。

片道2時間半かけて通ってくださってましたが、一気にEXTするのはかなりの負担になるので、近医でのEXT義歯作成をおすすめし、来院はその日が最後になりました。

帰り際、『長くかかってしまったけど、あなたのおかげでようやく決断できました。本当に感謝しています。』とおっしゃってくださいました。

今回、決断してもらうまでに9か月もかかってしまいました。
私や先生が違う介入の仕方をしたらもしかしたらもっと早く決断できていたのかもしれません。
患者さんとの関わり方は正解がない分、本当に難しいです。
もっとよい方法があったのかなと悔やむことばかりですが、最後には患者さんがちゃんと自分の口腔内に向き合うことができたので、これはこれで間違ってはなかったのかもしれません。

近くの歯医者さんでも、Dさんのことを真剣に考えてくれる衛生士さんや先生方に出会えることを心から願っています。

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若い頃に矯正をした女性、40代後半。
一見は綺麗に並んでいるように見えますが開口。
そして大臼歯中心に重度P。

矯正経験のあるPが一番厄介だなと感じています。

プラークコントロールなど初期治療を徹底的にすることはもちろんですが、こんな方が来たらみなさんはどうしますか?
そして初期治療後、なにを促しますか?

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叢生の影響で切縁が削られておらず、おそらく生えてきたままの状態の上顎中切歯。

この切縁の形態って何て名前でしたっけ…
思い出せない。。

歯がちょんちょんちょんとなってて、かわいらしい😆笑
Pで状態はかわいくないですが‥😅

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技工士さんの技術に感動しました。

携帯で撮ったのでわかりにくいですが、とても美しい…。あ、それだけです。笑

ステインのように見えますが、周りの歯との調和をとるために技工士さんは敢えていれているのですよね。

それを知らずに歯科衛生士のプロケアで傷つけることはあってはならないですね。

超音波やエアフロー、ポリッシングなど処置内容は状況に応じ、注意深く選んでいかなければと感じます。

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【L*=明度 を合わせることの重要性】
審美領域の治療では色を合わせることが非常に重要です。
色は明度(L*)、彩度(C*)、色相(h*)の3つの要素から成り立っており、それぞれがもちろん重要ですが、ヒトが色を識別する際には明度(L*)が1番認識する範囲が広いので明度が1番重要になってきます。
では、どのようにして明度を測るのか。
1番簡単な方法は写真を撮って彩度を下げて、グレースケールにする、というものです。
ただ、治療中になかなかできないので、やはり繰り返しのトレーニングが重要になってくると思います。

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腫脹も自覚症状も全くない歯根破折、パノラマを取って初めて分かりましたが、患者さんの希望で経過観察しています。なんとしっかり咬合しています。2年経ちましたが、ほぼ変わらずです。このまま経過観察してみたいと思います。

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ラミネートベニアを上顎前歯部に行い3年が経過した症例です。

© 2018 maximbelograd
https://www.instagram.com/maximbelograd/

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【HR repair】
硬質レジン前装冠の
前装レジンが欠けてきたことはありませんか?
そこにA2とかA3とか
ちょっとひねってOAとか使っても
けっこう微妙な仕上がりですよね?

そんな時は学生時代の
模型実習を思い出してください。
前装時には最初にオペーク色のレジン盛りましたよね。
同じことをすれば大体同じ色になります。

え?模型実習で前装冠作ってない?

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前歯部のⅢ級・Ⅴ級窩洞&正中離開の閉鎖をダイレクトレストレーションで行った症例です。

© 2019 abalaksana.

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間接法ラミネートベニア × 2 + 直接法コンポジットレジン × 2により前歯部の審美性を改善した症例です。

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