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歯科治療中の局所麻酔により女児が自分の口唇を噛んでしまい外傷となった症例

8歳女児の症例です。左下6番を局所麻酔薬と静脈内鎮静法を用いて抜去して帰宅後、母親から患児の下口唇が腫れたとの訴えがありました。局所麻酔薬もしくはラテックスのアレルギーを疑い、抗ヒスタミン薬を投与しました。

しかし、2日後も同部の腫脹は消退せず、小児科にてアレルギーの検査を受けたところ、アレルギー関連の異常は認められませんでした。結果的に、局所麻酔薬による口唇の感覚の変化が、女児にとって不快となり、自分で口唇を咬んで写真のような状態になってしまっていることがわかりました。

通常、外傷後の疼痛は自傷を防ぐ機能を持っていますが、局所麻酔下の痛みを感じない状態では、特に小児においては、正常なフィードバックが働かず、このような外傷につながってしまいます。

小児の局所麻酔後は、特に保護者に対して、唇などをむやみに咬まないように指導するなどの対応が必要です。

出典:Srikrishna Vempaty, James Robbins. Self-Inflicted Trauma Secondary to Local Anaesthesia in Children. Case Rep Dent. 2017.

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【1Dメンテナンス実施のお知らせ】
7月11日深夜0時〜7月12日朝6時までの6時間、1Dのデータベース移行に伴うメンテナンスを行います。
上記時間帯に1D(アプリ・Web)上で行った操作についてはデータの保証ができませんので、予めご了承ください?‍♂️

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下垂体機能低下症に伴う歯の形態異常と歯数の異常および口腔清掃不良の症例

50歳の下垂体機能低下症の女性です。女性は、下垂体機能低下症の影響で、歯の形態異常や歯数の異常を伴っており、口腔環境が不良な状態でした。

その初診時の状態を画像1・画像2に示します。また、画像3は初診時のパノラマエックス線画像を示しています。

【下垂体機能低下症について】下垂体機能低下症は、下垂体前葉ホルモンであるACTH(副腎皮質刺激ホルモン)、TSH(甲状腺刺激ホルモン)、GH(成長ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、プロラクチンの1つ以上の分泌が低下した状態です。

下垂体からの全てのホルモンの分泌が異常となっているものを、汎下垂体機能低下症といい、複数のホルモンが分泌異常となっているものを部分型下垂体機能低下症、単一のホルモンの欠損は単独欠損症と呼ばれています。

出典:Franco Ferrante, Sergio Blasi, Rolando Crippa, et al. Dental Abnormalities in Pituitary Dwarfism: A Case Report and Review of the Literature. Case Rep Dent. 2017.

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6根管ある上顎第一大臼歯の症例

上顎左側第一大臼歯は一般的に4根管ですが、本症例では6根管ありました。
近心頬側に3根管、遠心頬側(DB)に2根管、口蓋側に根管でした。
もし類似のケースがありましたら、ご参考になれば幸いです。

引用:Aparajitha Bhamidi, Kusum Bashetty, Srirekha Aswathnarayana, et al. Maxillary fi rst molar with six canals: A case report. International Journal of Medical and Dental Case Reports. 2014.

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乳児の歯の早期萌出によるリガ・フェーデ病の症例

生後3ヶ月の乳児の患者さんです。歯の早期萌出が気になり、小児科から紹介されました。
授乳は哺乳瓶で行っており、早期萌出以外に特筆すべき口腔内所見は認められません。
Riga-fede病のリスクを保護者に説明し、必要があれば切縁を丸めるなどの対応を行っていきます。

出典:第110回歯科医師国家試験,B問題-3.

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完全なる抜歯適応?

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