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初診時に「どうしても抜きたくない」とおっしっていた患者さん。初診からSRP後の写真です。

はじめは歯科恐怖を強く訴えており、口もあまり開けてくれない状態。
少しずつ進めていき、配慮しながら治療やコミュニケーションを取っていきました。
すると次第に心を許してくださり、後半のほうにはリラックスして処置を受けていただけました。

はじめは「悪いところだけ治してくれればいい」とおっしゃっていましたが、先生のお話から全顎的治療に移行することに。
患者さんの希望を考慮しながらできる範囲の治療を進めていくことになり、先生とバトンタッチです。

はじめからいきなり「抜きます」と言っていたらきっとこの結果にはならなかったのだと思います。
患者さんとの信頼関係を構築し、患者さんに寄り添ってサポートできるのが衛生士の役割なのだと改めて感じました。先生と患者さんを繋いでいきたいなと思います。

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双子の姉妹の患者さんがいらっしゃいました。

歯冠長が短いことや骨格周りなど、さすが双子というぐらいそっくり。唾液量が少なめでプラークコントロールが不安定なところ、お話ししているときの様子や反応までウリ二つ。

顔や性格はもちろんですが、口腔内も似るのですね。

ただ、妹さんはPもCも大きな問題はない一方で、お姉さんのほうはPが一部進行しており、処置歯も多い状況。

お二人ともご結婚され、現在はそれぞれ別の生活
を送られているようですが、どこでこのような差が生まれてしまったのでしょうか。

なかなか考えさせられる症例でした。

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「歯科衛生士のためのカリオロジー」ブラッシング指導だけじゃダメ!さあどんな指導をする?

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令和元年7月28日、歯科衛生士・奥山洋実さん主催の奥山会が開催されました。

奥山さんは「臨床に奮闘する歯科衛生士のためになる会にしたい」とおっしゃり、現役で活躍している約60名の歯科衛生士たちが集まりました。

今回の講師は埼玉県春日部市で開業されているわたなべ歯科の渡辺勝先生。

歯の2大疾患であるカリエスを予防するのは歯科衛生士の使命であると言えます。そのためには十分なカリオロジーの引き出しがなくてはなりません。

・どうしてカリエスになったのか
・リスクを下げるにはどうしたらよいか
・そのカリエスには活動性があるのか
・Dr.の診断基準と意識統一できているのか

今回は講義だけではなく、受講者同士でのディスカッションなどワーク中心でした。

午前:カリオロジーの講義とワーク
午後:グループディスカッション

今回のカリオロジーの話は、下記3冊の本が軸となっています。

・Essentials of Dental Caries
・Dental Caries
・トータルカリオロジー

その他、渡辺先生オススメの書籍:世界最強の歯科保健指導(クインテッセンス出版 岡崎好秀先生)

午前は基礎編:カリオロジーの講義とワーク

なぜむし歯にならない人もいるのか?

そのことについて渡辺先生がカリオロジーの時代背景とともに紐解いてくださいました。

○非特異的プラーク
○特異的プラーク
○生物学的プラーク病因論

他に、午前中には下記のような基礎的なお話をメインにみんなでディスカッションしていきました。

・サホライドについて
・フッ化物について
・患者さんの食生活との関わり方
・唾液検査の捉え方

午後は臨床編:口腔内写真やデンタルX線写真でのディスカッション

実際に患者さんが来院されたときを想定したグループディスカッションです。

初診時の口腔内写真とデンタルX線写真だけをみて、何をこの人から聞き取るかを考えます。

次に、患者さんの背景を聞いた上で、どう指導していくか考えていきました。

理想ばかり述べていても、実現してくれることでないと意味がないですし、無理をしていても続けられないですよね。ですので、患者さんの背景を理解した上での指導が必要になります。

そしてその後、2000年、2008年、2018年で移り変わっていった口腔内状況を見せていただきました。

・カリエスリスクが高いか低いか
・現在のリスクはどうか
・変わったとしたら何が変わったか

奥山さんは「リスクを改善・コントロールしているのは衛生士です。コントラを動かす前に、この患者さんのリスクを改善できているのか、いないのかを見ていく必要があります。」とおっしゃいます。

リスク:疾患がない人が将来どれぐらい疾患になりやすいか
活動性:疾患が活動しているかどうか

わたなべ歯科での“切削介入する3つの基準”
・症状が改善されないとき
・進行止められるか
・他の組織に影響ないか

番外編:メンテナンスに通い続けているのにむし歯の進行が止められない10歳の女の子

2歳から歯科医院に通い続けているものの、当時からカリエスがありました。主訴は検診・フッ素。仕上げ磨きはしているものの、おかしやジュースがやめられない女の子の症例写真でディスカッションしました。

今回の症例の鍵となっているのはご両親。この女の子の口腔内だけではなく、家族単位で介入していく必要があります。

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とにかく移動しまくり、話しまくりの奥山会。全員がしゃべる機会を与えられたので、他にはないかなり能動的なセミナーでした。

更なる詳細は1Dwithに後ほど公開します。

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ヘルプで働いてる医院があるのですが、そこにいる後輩(お家が歯医者さん)が労ってくれてるのか、行く度お菓子とか何かと与えてくれるんですよね。
その子、見た目も声も言動もすべてがかわいらしくて、患者さんからもモテモテ。

今日は「たくさん注文しちゃったのでお裾分けです。もらってください!」とこんな良いものもらっちゃいました。

やっぱりモテる衛生士は違いますよね…!
改めてGiverは成功するんだなぁと思いました。
私は得する側なのに「もらってください。」とお願いされちゃって、そんな言いまわしもさすがです。

後輩見習ってモテる術、身につけよう。笑

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スケーラーや超音波チップ作ってる錦部製作所の職人さんと話す機会があって、こちらをいただいた。

『学校で習ったシャープニング方法できちんと研ぐのは不可能に近い』

…まじか。

研ぎの職人さんが10年かけて習得するシャープニングを衛生士が、且つ、学校で習ったやり方できちんとできる、なんて"神業"だそう。

内容詳しく書けないですけど、衝撃的なことばかり。
難しい側面よりもフェイスを研ぐんだってさ。

うーん、今後シャープニングどうしようかな…

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ホープレスであった右上4番。

「どうしても残したい」という患者さんの強い希望を覆すことができず、そのまま延命処置していくことに。
SRPなどできる限りのことを行い、SPTで経過をみていました。

すると先日、痛みを訴え、急遽抜歯することに…
やはり騙し騙しではいけないですね。

なかなか頑固な患者さんで実際に問題が起こってからでないと行動に移してくれないので手を焼いています。

抜歯した歯をみると根尖部までびっちり歯石。

届く範囲までは頑張れているものの、近心〜口蓋側の隅角に点状の歯石と、口蓋側の根尖よりの隅角に帯状の残石…
根尖まではきびしくてもこの2ヶ所はもう少し取れたんじゃないかと反省。
頬側根尖部付近も歯石が付着していますが、中央部に斜めに筋が入っているのでここは超音波か何かが当たっていたのかと。

うーん、抜去歯で振り返ると自分の苦手なポイントがわかりますね。
やはり100%除石するのはかなりの難易度です。

根尖に近くなるほど根が細くて隅角のカーブがきつくなり、ミニキュレットや超音波でないと対応きかないことがわかります。
前歯部や小臼歯は、大臼歯よりハードルが低い気がしますが、舌側や口蓋側中央は結構難しくて取り残すことが多いです。

抜去歯の観察はとても勉強になります。

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米国より、複数歯にわたるⅤ級窩洞(歯冠の唇側、頬側、舌側の歯頚側1/3における窩洞)の直接修復の症例をシェアします。

© 2019 Dr. Rizal Rizky

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う蝕の進み方

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タイの煙草のパッケージらしいです(画像はwikipedia)
パッケージ面積の半分が歯周病の写真で埋め尽くされてます。
これは不味くなりそうw

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【Prep(Preparation:形成)】
Pt:リウマチ、心臓病既往の60代女性
S:金歯がたぶんむし歯になっている。
O:37Vital(+)Goldインレー下2次カリエス
A:リウマチ患者で中年女性(痩せ形)ということもありPCが悪かった。そのために2次カリエスになったと思われる。咬合力は強くないと思われたため最後臼歯であるが接着によるセラミックを選択。遠心のクラックは除去すべきと考えたので形態はテーブルトップとした。
P:1hアポ C除去、裏装、Prep
D:形成は縁上には留めたためシングルコードで印象。滲出液防止のためバルクベース裏装のときから圧排糸は入れておいた。スティッキーワックスを用いて何度もクリアランスを確認したのに少し時間がかかった。
C:インレー下2次カリエスの形成であったためガイドグルーブ等を形成することができずクリアランス調整に時間がかかった。クリアランス確認のためにもっといい方法はなかったのだろうか。

余談ですが、以前の外勤先ではセラミック形成の際に裏装をせず、シールドフォース2度塗りとい方法をとっていた。エビデンスはあるようだが硬化後マージンにバリができたり、形成量が大きくなったりであまり好きではなかった。その後別の外勤先でバルクベースと出会ってから診療スタイルががらっと変わった。光深度が4mmあるし、裏装に厚みが取れるので安心感があるから僕は好きです。

写真1枚目:術前
写真2枚目:Goldインレー除去時
写真3枚目:C除去後
写真4枚目:バルクベースで裏装、Prep後
写真5枚目:咬合時側方面観
写真6枚目:おまけ(既往なし30代男性症例)

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岐阜県で開業してます藤本です。
患者さんは男性19歳学生。半年前に前歯のむし歯治療を主訴に来院。前歯のレジン充填が終わったら来なくなり、本日半年振りに来院。奥歯の治療希望。保存困難だが、エクストルージョンなどして、隔壁をたて防湿出来れば感染根管治療して歯冠補綴できるかもしれないと話しました。しかし忙しいから通院困難、抜歯してほしいとの事。今日は説明のみで終わりましたが、もっと自分の身体を大切にしてほしいと30分ほど話しましたが、次回抜歯希望され帰られました。
年齢的にも非常に考えさせられるケースだったのでシェアさせてもらいました。

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ダイレクトレストレーション!

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