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【ノーベル賞でトレンド】
免疫チェックポイント阻害薬についてメラノーマ・悪性黒色腫の日本語論文の総説からひも解く。

英語論文と銘打っているグループですが、今回は最近読ませていただいた日本語論文について書かせていただきます。

メラノーマの新しい治療とがん免疫療法の新展開
http://s-igaku.umin.jp/DATA/64_02/64_02_02.pdf

メラノーマに対する免疫療法の開発
https://www.med.yamanashi.ac.jp/ymj/pdf/nl/20150401134921_571.pdf

総説論文で自分がいいなと思うところは、そのトピックについての説明が一通りなされているため、論文を読むことによって、基礎となる知識の理解を得られるところにあると思います。
今回紹介させていただく論文はメラノーマの化学療法に関する総説論文ですが、本庶佑先生がノーベル賞を受賞された免疫チェックポイント阻害薬の仕組みをわかりやすく解説された内容になっています。
余談ですが、日本発で世界初の抗LD-1抗体である「オブジーボ」の治験において、その効果を知らしめる一つの症例になったのは、オブジーボによるメラノーマの完治でした。メラノーマは悪性度が高く、転移性が高いことで有名です。
是非この機会に免疫チェックポイント阻害薬の仕組みを理解されてはいかがでしょうか?

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In vitro evaluation of the reliability of the Root ZX
electronic apex locator
H. F. Ounsi & A. Naaman

【盲目的に根管長測定器を信じてもいいのか?】
RootZXの精度を評価するペーパーを読んでみる


目的
ゲルで周組織を再現した実験装置を用いて、Root ZX 根管長測定器と実際の根管長との比較実験を行った。

方法
根管長測定器において、根尖孔であると示される長さと、根尖孔から0.5mm手前の長さ、すなわち作業長と示される場所の深さを求める。
実際の根管長の長さを基準参考長として、計測器を使って求めた二つの値を基準参考長と比較する。
信頼度は検定を用いて評価し、精度は基準参考値と計測値の差の平均と標準偏差を用いて評価する。

結果
Root ZX によって得られた計測値は、84.7%が0.5mm以内の誤差であった。一人の試験官が生み出す差、複数の試験官における差は統計学的には問題の無い程度であった。

結論
Root ZXは、根尖孔の位置から0.5mm離れた作業長の決定に用いることはできず、根尖孔の決定にのみ使用することが望ましい。




論文によると、根尖孔の決定以外において根管長測定器は信用できなさそう?
細菌感染を念頭において精密な操作が必要になるエンド治療において、その差はどの程度影響するのでしょうか?

この論文を読まれての皆さんの熱い議論を期待します。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10371907
ペーパーのリンクです。

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こんばんは。
現在病理の課題に取り組んでいるところです。悪性黒色腫の鑑別診断を考えているところなのですが、色素性母斑などがあげられると思います。
他に鑑別診断で考えられる疾患があれば是非教えていただきたいです!
よろしくお願いします!

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1Dって動画上げれないんてますね🙄

メインテナンスで通院中の方が
仕事中に外傷で歯冠破折したとのことで
緊急おぺ🙄

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摂食障害 “食べ吐き”で歯が溶けることも 連携治療進む(NHK NEWSWEB)

全国で数十万人の患者がいると指摘されている摂食障害、患者の中には食べ吐きする時の胃酸で歯が溶け失われるなど、歯の状態に問題があるケースが多いとして、歯科医師と心療内科などが連携して治療にあたっていこうという取り組みが進んでいます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190526/k10011929341000.html

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歯冠破折(Cracks📉)の症例。
来院された患者さんを救いたかったのですが、患者さんには支払いするお金がありませんでした😢

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ご相談です
わかる方いらしたらご回答お願いします

40代女性 矯正中(半年以上経過)
主訴 右上3の突然の変色
3週ほどそこだけブラケット外して経過見ましたが状況変わらず。失活したような変色あり。打診、腫脹、冷温痛、自発痛、圧痛なし。パルパー反応なし。
矯正中まれに変色→装置外すと変色が戻る例があるとのことで、経過見ています。
デンタル、CT撮影行ったところ、フェネストレーションが疑われる画像所見でした。
根管内に不透過物が見られましたが、これは矯正前からあるようです。
こういうケースは、根治を行ったほうがいいのでしょうか?
また、変色の原因と考えられるのは何でしょうか?
示唆頂ければと思い投稿します。よろしくお願いします。

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腫脹も自覚症状も全くない歯根破折、パノラマを取って初めて分かりましたが、患者さんの希望で経過観察しています。なんとしっかり咬合しています。2年経ちましたが、ほぼ変わらずです。このまま経過観察してみたいと思います。

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胃食道逆流症に伴う酸蝕症をオールセラミッククラウンで補綴した症例

54歳の患者さんの、酸蝕症の症例を報告します。酸蝕症は、歯にとって審美的にも機能的にも悪い影響を及ぼしています。この症例の場合は、胃食道逆流症に伴い、主に上顎前歯部に酸蝕症が現れています(画像1・画像2:初診時の口腔内写真)。

本症例では、オールセラミッククラウンを用いて間接法で酸蝕症の修復処置を行いました。完成した補綴物(画像3)、装着直後の口腔内写真(画像4・画像5)、装着後6ヶ月後の口腔内写真(画像6)をそれぞれ示します。
酸蝕症の患者は、近年増加傾向にあります。

他の疾患よりも酸蝕症の場合は、補綴後のフォローアップとカウンセリングが、長期の良好な予後のために非常に重要になってきます。

出典:Mohammed Thamer AlShahrani, Satheesh B. Haralur, Mohammed Alqarni. Restorative Rehabilitation of a Patient with Dental Erosion. Case Rep Dent. 2017.

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