関連する用語を見る

ヨシ幾三のその他の投稿を見る

初めまして。
院内で主に矯正装置を製作しています。
矯正には小さい子から大人まで幅広い年代の方々が来られます。
特に子供にとっては『痛い・怖い』歯医者。
少しでも楽しんで通院してもらえるよう、少しだけですが工夫をしてみました。
こちらは、拡大床や急速拡大装置(固定)のスクリューを回す為のキーです。
持ちやすくなり、また『可愛い、かっこいい』など気に入ってもらえるようにしてみました。
少しでも治療を頑張ってくれるようになればいいな…と思います。

投稿を見る

【初期のワイヤーの歪み】
よく学生の頃から『ワイヤー屈曲が苦手』と言う声を聞いてました。
自分も大嫌いでした。
しかし、曲げなければ仕事になりません。
学生の頃の最大の敵は『ワイヤーの歪み』でした。いつの間にか模型に合わなくなってる…直そうとするとワイヤーが傷つく…
そんな時に教えてもらったのが初期の歪みにはワイヤーを弾くといいと言うこと。
説明しますと…
①ワイヤーをアーチ状に屈曲すし、平な所に置く。この時歪みが発生しているとワイヤーがカタカタと動く。
②平な所に置いたワイヤーの歪んでいる場所を手で抑えながら弾く。この時歪みが平なな場所に対して山(盛りがる)折りになるように置く。
③歪みが取れるまで弾く
言葉では説明しにくいですね…
動画などで説明出来たらいいんですが…
この『初期の歪み』を直すことでワイヤー屈曲がかなり楽になります。

投稿を見る

昔に投稿した記事に『市販の洗浄剤を使って洗浄しないで』と書きました。
あれから、患者さんにはこちらが指定した洗浄剤を購入して頂くよう指導してますが…やはり商品名に『矯正用』と書かれていると、どうしても購入してしまうようです。
近年『マウスピース矯正』が増える中、市販の洗浄剤を購入する方が増えています。
マウスピースなら市販の物で大丈夫かもしれませんが、保定リテーナーは場合によっては金属部分が腐食します。
1〜2枚目の写真は市販の洗浄剤を使用し続けた患者さんが『壊れた』と臨時で来られた時の装置です。鑞着部分に再研磨をしても消えない穴があり、脆くなって腐食しています。
鋳巣のような感じです。
3~4枚目は修理をし研磨したものです。
鋳巣のような穴は消えました。
鑞の中に埋まっていたはずのワイヤーも腐食した穴から洗浄剤(酵素と銀イオン入り)が侵入したのか、黒く酸化したような状態になってました。
是非とも矯正をされる方は頭の片隅に置いといてもらいたい。。。

投稿を見る

矯正ではお馴染みですが、平行模型の製作についてです。
一般歯科で院内ラボや技工所勤務でも作れる方は限られてるのかもしれませんが…
平行模型の制作にあたって、あると便利なのは2連トリーマーです。
当院は平行模型を全て院内で製作してます。
軽い手順としては…
①まず下顎基底面を咬合平面に合わせ35mmの高さにします。その後上顎の正中縫合に垂直になるよう7の遠心1cm後方辺りを削り、下顎の後方も上顎に合わせます。上下咬合させた状態で高さが70mmになるよう上顎基底面を削り乾燥させます。
②エンジンを使い、小帯などを傷つけないようにトリミングします。気泡が出てきた場合は埋めてまた乾燥させ綺麗にトリミングし、耐水ペーパーを歯肉頬移行部にあてます。
③全体的に耐水ペーパーをあて、乾燥させてナンバリングをしたらソーピングをして完成です。
因みに、模型の角度など全て決まっています。学生の頃は教科書で見る程度でしたが…
意外と【決まり事】が多い平行模型です。
これを年間約200件以上製作しますが…
もし、歯科医師の方で平行模型が必要になった場合…技工士には最低でも中7日程は余裕をもってあげてください。

投稿を見る

【鑞着のあれこれ①】
技工士サイドの鑞着には色々種類があると思います。ブリッジの鑞着だったり、はたまた溶接して鑞を流したり…
その中で『矯正』も鑞着を多用します。
補助弾線やLingual Arch、Wire Retainerなどなど…
学生の頃はとても苦手でした。すぐにワイヤーは黒く酸化し、鑞着しなければいけないワイヤーはどんどん短くなっていく…模型も黒くなり崩壊していく…
しかし10年も矯正鑞着をやり続けると『慣れ』ていきます。
もし、学生さんて実習で鑞着が上手く出来ない人がいるならちょっとしたコツとして…
①炎の先をよく見て下さい。
②鑞は熱い方へ流れます。
③鑞着したい処は接してますか?
特に③のコツが大切で、ワイヤー同士が接触してないと鑞は思うように流れてくれません。
試してみて下さい。

投稿を見る

【ヤングプライヤー】
ワイヤー屈曲に欠かせないのがプライヤーです。色々な種類のプライヤーがありますが、基本ヤングのプライヤー1本で殆どの矯正装置を製作してます。
ちょっとした調節にはスリージョーを使用しますが、ワイヤーに傷をつけたくないのでヤング1本勝負です。
ただ、ヤングのベンディング許容範囲と言うのが1.0mmらしいのですが…急速拡大装置などの脚部は1.1mm以上がほとんどです。
約10年。数はそこまで多くないですが、1.0mm以上のワイヤーをベンディングし続けるとヤングプライヤーはこうなりました。
こんな所から折れるとは思わなかったので、反動で自分の手で顔面強打するぐらいでした。経年劣化もあると思いますが、ヤングプライヤーを多用する方はお気をつけください。

投稿を見る

関連する投稿を見る

「機械的刺激が原因と考える舌背部の白色病変」

80代女性、脳梗塞後遺症による在宅療養中の患者。舌にできものができたと同居する家族から訪問診療の依頼。
画像のように舌背部に白色病変あり。自発痛はなく食事中に接触痛はあるが食事ができなくなるほどの強い痛みではないとのこと。上下フルデンチャーを使用中、適合は悪くなく義歯の鋭縁等の刺激物はなし。口腔ケアは不良。刷掃で白色病変は除去はできず、刷掃時に痛みの訴えあり。

当日は徹底的に口腔ケアを実施。またヒヤリングのなかで気になった点があり、1日1袋20粒程度のあめ玉をなめているとのこと。そのあめ玉を中止し、グミ等で代用するように指導。次回二週間後に変化がなければ生検する予定にしたけど治った症例。

あめ玉の機械的刺激とは関係なく再発の可能性があること、家族が継続的な口腔管理を希望したこともあり、現在月イチでフォローアップ中。半年間再発なく異常所見はありません。

投稿を見る

エナメル質形成不全症は、西日本で多く、東日本で少ないという地域差があることが、富山大学と日本小児歯科学会の研究で明らかにされました。

地域差がある原因は不明だそうです。なぜなのでしょうか?
むし歯に地域差があるのは環境の影響もあるので理解できるのですが、エナメル質形成不全は不思議ですね...。

・富山大学プレスリリース:https://www.u-toyama.ac.jp/education/news/2018/1130a.html
・読売新聞:https://www.yomiuri.co.jp/science/20181128-OYT1T50079.html

投稿を見る
乳児の歯の早期萌出によるリガ・フェーデ病の症例

生後3ヶ月の乳児の患者さんです。歯の早期萌出が気になり、小児科から紹介されました。
授乳は哺乳瓶で行っており、早期萌出以外に特筆すべき口腔内所見は認められません。
Riga-fede病のリスクを保護者に説明し、必要があれば切縁を丸めるなどの対応を行っていきます。

出典:第110回歯科医師国家試験,B問題-3.

投稿を見る

【鑞着のあれこれ③】
矯正には『一般矯正』や『外科矯正』などあります。
『一般矯正』は自費診療ですが『外科矯正』は保険診療になります。
この『外科矯正』は大体がまず矯正をし手術直後から咬合する様に矯正をし(約1年〜1年半)、口腔外科で手術をし、また最後の微調整で矯正(約1年〜1年半)をしていきます。
この外科手術の前に患者さんのワイヤーに『フック』を着けます。手術後、ゴムをかけたりして固定する為のものです。
この『フック』も当院では1本1本技工サイドでつけます。
最近、フックに使っていたブラスワイヤーが生産中止になってしまい在庫もそろそろ限界になってきました。他の矯正歯科さんは何を使用していますか?
クリンパブルフックも併用してますが、どうしてもベンド部分が難しくどうしても鑞着になってしまいます。

投稿を見る

集合型歯牙腫の症例をシェアします。
上顎右側犬歯〜小臼歯の萌出遅延を予防するためにも、晩期残存した乳歯や歯牙様構造物の外科的摘出を行いました。
術後は矯正治療も検討しています。

投稿を見る
口内炎のように見えるclassⅣの扁平上皮癌の症例

あまり、症例の投稿がないので当院のケースをおひとつ。

青矢印の部分は舌癌です。
一見、口内炎のように見えますがclassⅣの扁平上皮癌です。
初診時に舌の痛みを訴えておりましたが、3週間の経過観察でも変化せず。そのまま、基幹病院へと精査依頼。
舌癌と診断され、ope。
部分切除であったため、機能的にはほぼ問題なく日常生活を過ごしております。
早期発見、早期治療が大切ですね。
かかりつけの歯科医院で見つけてもらえるかがネックですね。

投稿を見る

歯科医療者専用SNS「1D」

に登録・ログインして、ヨシ幾三さんの症例についてディスカッションしてみませんか?