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顕微鏡による歯の観察?
それぞれ簡単に解説していきましょう。

画像の1枚目は象牙質と象牙芽細胞(Scanning by EM 2200:1)、2枚目は歯髄腔と象牙細管の開口部(Scanning by EM 1600:1)、3枚目はエナメル芽細胞(ameloblast)です。

4枚目は歯表面のバイオフィルム、5枚目は大臼歯の解剖、6枚目は歯表面のプラークです。

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歯科治療中の局所麻酔により女児が自分の口唇を噛んでしまい外傷となった症例

8歳女児の症例です。左下6番を局所麻酔薬と静脈内鎮静法を用いて抜去して帰宅後、母親から患児の下口唇が腫れたとの訴えがありました。局所麻酔薬もしくはラテックスのアレルギーを疑い、抗ヒスタミン薬を投与しました。

しかし、2日後も同部の腫脹は消退せず、小児科にてアレルギーの検査を受けたところ、アレルギー関連の異常は認められませんでした。結果的に、局所麻酔薬による口唇の感覚の変化が、女児にとって不快となり、自分で口唇を咬んで写真のような状態になってしまっていることがわかりました。

通常、外傷後の疼痛は自傷を防ぐ機能を持っていますが、局所麻酔下の痛みを感じない状態では、特に小児においては、正常なフィードバックが働かず、このような外傷につながってしまいます。

小児の局所麻酔後は、特に保護者に対して、唇などをむやみに咬まないように指導するなどの対応が必要です。

出典:Srikrishna Vempaty, James Robbins. Self-Inflicted Trauma Secondary to Local Anaesthesia in Children. Case Rep Dent. 2017.

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●小児の口腔機能 増田純一先生
・今までの歯科学は病気に対する対応学
・口腔機能不全はいつ、どこで、何が起こった結果なのか?0歳から口腔機能の問題に関わっている。そのなかで離乳期の手づかみ食べと一口の量が大きく関与している
・離乳食への移行(母乳の達人、反射の喪失、体幹:ねじれ・反り返り・首・頭・変形、座位:首・背中・足底、口唇閉鎖:上口唇、生活リズム、食べる意欲)
・手を抑えないこと:赤ちゃんは手と口で機能的に世界を知ろうとしている。子供は意欲があり、様々な発達過程をたくさんの挑戦と失敗を通して学んでいく
・「手づかみ食べ」は食べるためのものではない。食べる力をつけるための咀嚼の前準備(口唇、前歯、舌、口蓋前方の発育と刺激)
・離乳食の前に食べる力の準備(無歯顎であってもかじる、なめる、しゃぶるは大切)
・前歯期は大事な時期 受動:食べさせる 能動:自分で食べる 
・口腔機能練習は遊びを満足いくまで行い、何度も繰り返して次のステップにゆく
・口の機能の発達に特に大事なのは哺乳 
・口の周りには五感が集中している。赤ちゃんの脳を発達させるために必要
・良い咀嚼のため口唇と舌に関心と意識を。お遊びにゼツや口唇使った遊びを
・手の運動(肩があがる、肘が動く、手首のひねりや返し、指先が開く)→以上のことで食べるための口と手の運動ができあがる
・アイコンタクトをして、しっかり受け止めていくこと。口に関して「かまう・手をだす」は口腔機能不全の出発点である
・口に含むまでの大きさと固さ、持たせ方(手の位置、長さ)を母親は知っていないといけない
・赤ちゃんはいつどのようにして一口の量を覚えたのか:何度も繰り返して自分でやりながらトレーニングして学習して一口の量を覚えていく。そのときにそのときに注意していくことが大切(窒息など)
・赤ちゃんは口で世界を知る(人・もの・場所・時間・空間など)
・【咀嚼とは】
自分:自己の確率、自己肯定、愛着
自立:自分で立つ、自分で食べる、自分で持つ、自分で食べる
自己責任:考える
意欲:選ぶ、空腹感
常食:大人への食べ物
楽しく:美味しく、コミュニケーション
・子どもにとって咀嚼は”自分自身をつくり”、老人にとっての咀嚼は”生きがい”であり、”自分を取り戻す”
・関心や知ること(親)=啓蒙努力(歯科医療従事者)
・口腔機能に関する本はほとんどない。知らないお母さんが多いので歯科医療者は伝えていかなければならない
・咀嚼機能獲得までの発育発達を理解する
・食行動の問題(口にためたまま、丸飲み、口を開けたままetc)
・口腔機能不全を持つ子たちにMFTを指導する
・【MFTをするにあたって】
指導者本人が自信を持って指導できるようになる
DHとして幅広く生活・食などの状況を捉える
予測・流れを説明できるようになる
口の細部の動きの気付きができるようになる
・【カウンセリング】過去:許す 現在:褒める 未来:励ます
繰り返す、言い換える、気持ちを汲む(その人の想いをキャッチし、返すこと)
・指導のポイント:①ほめる ②できないのが当たり前 ③魔性の攻撃に注意
・【あいうべ体操】免疫を高めて病気を治す口の体操である
①ティップ ②ミッドポイント ③スポット ④ホッピング ⑤カッスワロー ⑥バイトレッスン ⑦リップエクササイズ ⑧ボイスチャーウィズストロー
・大事なのは姿勢と足。姿勢は口や舌と深く関係している
・【飲み込み練習】
①鼻から息を軽く吸う
②舌を口蓋につける
③ゴックンと飲み込む手前で止める
④息を5秒止めて、舌がどうなっているのか舌と口蓋の関係を感じる
⑤そして飲み込む
・無意識を意識化する
・歯並びの環境を整えること
歯が並ぶ場所を広くゆったりと確保し、歯が働きやすい機能環境を整えてあげる

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日本小児科学会「Injury Alert」より、外傷による「乳臼歯」脱臼のケースをご紹介します。
通常、乳歯の外傷はほぼ上顎前歯部に生じます。本ケースのような臼歯部の完全脱臼はとても珍しく、興味深いです。

1歳9ヶ月の女児が入浴中、蛇口から直接水を飲もうとしたところ、乳臼歯が蛇口に嵌ってしまい、完全脱臼しました。

翌朝に歯科医院を受診しましたが、再植は予後不良と判断され、後続永久歯の歯胚への影響も含め経過観察をすることに。

蛇口は、外径が15mm、内径は6mm。内部は可動性のあるジャバラ構造でした。
この蛇口の構造に、一般的な第一乳臼歯のサイズがピッタリと合致してしまったことによる事故です。

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A┴A隣接面齲蝕の治療で来院られた患者さんです。
デンタル撮影し、保護者の方に説明したところ、1┘が回っているけど良いのかと質問を受けました。
もちろん、デンタルを見てすぐそこには気付いていたのですが、今の段階では経過観察と言いました。

原因を保護者さんに聞かれたのですが、何と答えれば良かったのか…
恥ずかしながら勉強不足のためちゃんと答えることができませんでした…
先生方はこういう場合はどのように説明してらっしゃいますか?

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【外傷歯の保存】
経過症例ですがいくつか質問があるので投稿させて頂きます。
患者:16歳 スポーツの最中に衝突で外傷。近某歯科医師会にて固定処置を受け当院受診。
当時はまだカメラを買っていない時期で口腔内写真がないことをお許しください。

(初診時処置)
口唇裂傷の縫合。
歯牙はデンタルの状態でスーパーボンドでがっちり固定されており時間的制約および知識不足から歯牙への処置は行えず。EPT不明。デンタル1
(2回目)
スーパーボンド除去時、歯牙は歯冠破折およびデンタル赤矢印の位置で歯根破折も起こしており、3 piecesになっていた。縁下、ラバーがかけれない状態で抜髄、根充。
(3回目)
牽引開始
(4回目)
固定、デンタル2、写真1
(5回目)
骨整形オペ、写真2
(6回目)
連結TEKセット、デンタル3
(7回目)
単冠TEKセット
〜再根管治療を行う予定だったが、その後通院が途切れる〜
6ヶ月ぶりに来院、デンタル4

以上が初診から現在までの流れです。
質問は、
①時間さえあれば固定を除去してEPT検査すべきだったと思うが、縁下でEPT検査をするときはどのように検査すればいいのか。
②断髄となる場合、ビタペックスがなければカルシペックスでもいいのか。
③縁下で根管内への出血のコントロールが難しい場合どうするべきか。
です。
宜しくお願い致します。

関係のない話で、
当時拙い手技でお見苦しいですが同じような条件下で根充を行った2歯の根尖について、アンダーとなった方は根尖孔が閉鎖傾向にあるのに対してオーバーになった方は炎症性に根吸収が起きてしまっていることは示唆に富んでるなと思いました。

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はじめまして衛生士をしています。
ミャンマーへボランティアに行った時の写真です。数年前から食生活が欧米化に。
おやつや清涼飲料水が入ってきて小さな子供は虫歯まみれでした。
歯ブラシの習慣がないので大きな子は歯石たくさんですが虫歯がなかったでした。
日々の指導に役立っています。

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