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裂溝脱灰症例、1年半が経過しました。
いまのところなんとかコントロールできています。
少なくともこの1年半の間には切削充填は不要であったことが分かりますね。
こういうのを見つけたときについ反射的に削ってしまっている方、いらっしゃいませんか?
う蝕の活動性を評価するという概念を知っておくことはとても大切です。
無知はときに暴力となる。
毎日扱っている「う蝕」だからこそ、しっかり学ばなければいけませんね。
#COVID19
う蝕の活動性の記録に便利なNyvad criteriaの記録用紙を作成しました!
みなさんもぜひご活用ください。
pdfなどの形式で欲しい方は、ご連絡ください(^-^)
なぜ、何のために切削充填を行うのか、
この歯を一生守りきるためには何が最善なのか、
削る前によくよく考えてほしい。
この画像になんとも思わない人がもしもいたら
まずその手を止めて、よく考えよう。
さて、では最後の問題。
「なぜう蝕になるのか?」
う蝕予防に大切なのは、カイスの輪からもわかるように、
1.食習慣
2.フッ化物
3.ブラッシング
一般の方にこの中でどれが最も大切か?と聞くと多くの方は「ブラッシング」と答える。
皆さんはどうだろうか?
カイスの輪はさらに発展し、今は「FejerskovとManjiの概念」として複雑化している。
僕たちがコントロールすべきものは、なんだろうか?
『MFTのみで改善!』
1番がクロスバイトになってしまった子。
低位舌の傾向は感じていたので、
スポットポジションを教えて1ヶ月。
口腔内を見てびっくり!
MFTだけで1ヶ月でこんなに変わるの!?
装置は一切使っていません!
マジメな子ならここまでできるのかと、
僕自身驚いてしまいました。
この両隣在歯の裂溝も削って詰めようとした歯科医師がいる。
この6番の修復も必要だったのかどうかあやしい。
これで「きれいに削って詰めました」とか言ってるやつは
マジで歯科医師やめた方がいいと思う。
傷害に等しい。
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