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【歯を残すためにどこまですべきか、開業医になってこれができるのか】
主訴:根っこの治療を始めてから痛みが止まらない
この治療を行って思ったことを散文的に書きます。
自分は上下臼歯部の根治する際は毎回根管早見表を参考にしている(諳んじいない)レベルですが、根管口を探すのはハラハラします。解剖学、知ってないと話にならないけど知ってるだけでも問題という感覚を覚えた。
頬側近心は骨上1mm位までしか健全歯質が残っておらず、電気メスで歯肉排除後CRで隔壁を作った。
この治療が実際に開業した後できるのか。どうフィーを取るべきなのか、または取れるのか。
ドキュメンテーションのためにマイクロが欲しい。。
【VPT(Vital Pulp Treatment:生活歯髄切断法)】
Pt:特記すべき既往のない中年女性
S:連結されたFMCの下に歯間ブラシが通らないことが気になっていた。症状はない。
O:パントモ上でも分かるほどの隣接面カリエス(根面におよぶ)。6番はノンバイタル、7番はバイタル。
A:深いが、症状ないため間接覆髄でいけると思った。
P:1.5hアポ FMC・C除去、バルクベース裏装、TEK作成
D:予想よりも縁下深くCがあり、さらに露髄確実だったため途中でプラン変更した。
まず電メスで歯肉除去して縁下Cを取りきる。スケーラーで根面滑沢にした後、ボスミンガーゼを隣接縁下に留置した状態でVPTを実施した。セラカルで直接覆髄し、洗浄および止血は浸麻液に浸した滅菌綿球で行った。当日は6番のコア作るところまででTEKは作れなかった。
C:現在術後1m経っているがVital(+)である。
今後の課題として歯肉が上がってきた時、バルクベース面は弱い上皮性付着になってしまうと考えられるのでレングス等の歯周外科処置を同日実施できるようになること。より良いIsolation技術の習得。
写真1枚目:FMC・メタルコアおよびある程度のC除去したとこ
写真2枚目:縁下C取り切ってスケーラーする前
写真3・4枚目:直接覆髄前の洗浄、止血、簡易乾燥
写真5枚目:直接覆髄後
写真6枚目:隔壁フィッティング
写真7枚目:バルクベース充填、研磨後
【今後の方針について質問させて下さい】
根尖部石灰化物の先端でEMRがapexと表示された一例
【現状】
26の感染根管治療で、術前MB根のみ根尖に病巣あり、根管はイニシャルの状態でした。
通法通り上部形成、EMR 、根管拡大、洗浄を行い今回の診察でRCFを実施しました。
根治は毎回麻酔を用いた上でラバーダムをし、EMRは通常の反応、洗浄後も特に痛みはなかったとのことでした。
昨日外勤でRCF後のデンタル撮影時でこのような感じになり、患者さんの同意のもとCT撮影をしました。
RCFはラテラルで行い、いつも1回目のアクセサリーポイント入れるためのスプレッダーは作業長-1〜2mmまで押し込む意識でしていますがあまり深く刺さらなかった記憶があります。
CTで両側性に上顎洞粘膜肥厚ありますが両側とも根尖病巣のラプチャーなく、話を聞くとずっと前より鼻閉感は自覚していたとのこと。
【今後について】
症状がないので意味がないかもしれませんが両側性なので今後鼻性上顎洞炎の可能性もあり、一度耳鼻科に診てもらうことをオススメしました。知り合いに耳鼻科の先生が何人かいるそうで、ファイバースコピーで26根尖の石灰化物の状態を見てもらえたらなと思っています。
今の自分の力量では根尖に飛び出したガッタパーチャーを根管内から取り出すことができないと考えています。患者さんに現状を説明しているので、今後は症状の経過を見守っていく予定です。
それとも積極的に除去をトライすべきでしょうか?最初から専門医へ送るべきでしょうか?
また今回の件はマスターポイント試適の際にデンタル撮影していれば未然に防げた問題でした。
みなさんは根治でペイテンシー確認、マスターポイント試適時などでデンタル撮影をされていますでしょうか?
ちなみにこの治療は保険で実施しております。
長くなりましたが、何卒宜しくお願い致します。
【L.O.T】
37感染根管処置を開始しようと思ったら縁下までCあったため、まずは挺出→隔壁→感染根管治療→レチク→形成印象と考えています。
大臼歯の挺出は初めてなんですが、これ、大丈夫でしょうか?
矯正力強くするためにエラスティックを2本にしたこと、固定源ワイヤーに溝を掘り矯正方向を規制しているとこが個人的に工夫したところです。
ちょくちょく技工士さんにお願いしてワイヤー曲げてもらって挺出をトライしたりしますが、ブラケット付けてやったことは未だありません。L.O.T関連でオススメな本があれば是非教えていただきたいです。
【技工士さんの治療】
院内技工士さんに二次カリエスからのインレー脱離後処置をお願いされました。
処置経過を写真で撮って、近遠心にクラックあるからコンタクト取らせてくださいとか形成デザインを話しながら処置を行ないました。
いつも形成や印象を見られている院内技工士さんから治療をお願いされるって誉だなぁと思って頑張ったんですが、まさかの近心のシリコン流れててる…😅
うまい具合にしてくれるみたいなんですが、、まだまだダメだなと感じました。
外したPGAを再利用して自分でGoldアンレー作製するそうです😊
ゆるい投稿お許しください。
前回のCRは後日研磨でこのようになりました。
表面性状の再現、透過する色味等、前歯部のCRは本当に難しいです。。
お付き合いいただいた患者さんには感謝です?
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根未完成歯の解剖?
© 2019 Dentistry Science
近心中央根がある18の再根管治療。
歯根破折を起こしている可能性が考えられたため、最初この歯を治療すべきかどうかかなり疑わしいところでした。
けれど、幸いにも見逃されていた近心中央根と大きな側枝を見つけることができました。
仮封は水酸化カルシウムを1ヶ月置いた後に取っています。
© 2018 southmsendo
https://www.instagram.com/southmsendo/
〜ABCコンタクトと咬頭対窩(カスプトゥフォッサ)の咬合接触について〜
Dawsonは、ABCコンタクトではなく、機能咬頭の先端が対合歯の窩と当たる咬合様式を採用しています。
ABCコンタクトを避ける理由はとても簡単で
・ABCコンタクトでは【斜面同士が当たる関係】ゆえわずかのズレ(数十ミクロン)で歯に側方力がかかり、筋の過緊張が起きたり歯を痛めたりするから
・求められる精度が高く、チェアサイドでの調整が大変だから
というものです。
これは学術というよりは臨床家としての選択理由ですね。
これに対して、咬頭が窩に当たる様式の場合、
・ミクロン単位の側方(水平方向)のズレがあっても全く問題ない(山が平らな面を滑るだけ)
という利点があります。
・チェアサイドでの調整がラク
なのです。
Dawsonの咬合のスタンスの紹介でした。
※iPhoneで指で描いたイラストなので綺麗でなくてすみません💦
#感染根管治療
投稿を見るVM-Y(sec1-0)でこんな感じで穿通させています。
このような粘つくような感じであれば、根管に追従していっていると考えられます。穿通性を確保するため、穿通後もsecを効かせています。
ラバーをウィングから外し忘れている大失態は目をつぶってください(苦笑)
https://youtu.be/uyx7PHgFc_c
根管充填前・根管充填後の画像です。
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