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一般に、遺伝性のエナメル質形成不全症は、すべての歯にわたって生じます。しかし、本症例では画像の通り、左右・両側の犬歯に限局してエナメル質形成不全が生じています。
エナメル質形成不全としては非常に珍しいケースなので、報告します。エナメル質形成不全症は、そのエナメル質の性状から、低形成型(減形成)、低石灰化型、低成熟型等に分類されるます。エナメル基質や、そのエナメル基質の分解酵素の遺伝子の変異により、エナメル質形成不全症を発症すると考えられています。
引用:Hamsini Gottipati, Santosh Hunasgi, Anila Koneru, et al. Enamel hypoplasia: A rare case report involving all
permanent canines. International Journal of Medical and Dental Case Reports. 2014
印象採得での少しくらいの失敗なら、気にしなくて良いかもしれません。
投稿を見る7歳の男の子の患者さんです。
上顎前歯部の異常を主訴として来院しました。
初診時の口腔内写真、エックス線写真を示します。
上顎前歯部の異常の原因は、口腔内写真でも認められる順生過剰歯と、デンタルエックス線でのみ認められる逆生埋伏過剰歯であると考えられます。
(参照:歯科医師国家試験106B-2)
生後3ヶ月の乳児の患者さんです。歯の早期萌出が気になり、小児科から紹介されました。
授乳は哺乳瓶で行っており、早期萌出以外に特筆すべき口腔内所見は認められません。
Riga-fede病のリスクを保護者に説明し、必要があれば切縁を丸めるなどの対応を行っていきます。
出典:第110回歯科医師国家試験,B問題-3.
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3級窩洞のコンポジットレジン修復。
投稿を見る患者さんの満足を得るためのダイレクトボンディングテクニック。
© 2018 maximbelograd
https://www.instagram.com/maximbelograd/
前歯部コンポジットレジン修復。
投稿を見る大きな不顕性う蝕(Hidden Caries)に対するダイレクトコンポジットレジン修復の症例です。
不顕性う蝕は咬合面の視診では明瞭な実質欠損を認めないが、エックス線画像では象牙質までう蝕が及んでいる状態を言います。
お役に立てれば幸いです。
コンポジットレジン修復の症例です✌️
非常に大きなカリエスがありました(画像1枚目)。理想的には間接修復であることを患者さんにもお伝えしましたが、どうしてもコンポジットレジン修復を希望されました。
前歯部のコンポジットレジン修復。
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