歯科用語集
2022年3月16日

リガ・フェーデ(Riga-Fede)病

「リガ・フェーデ(Riga-Fede)病」とは?歯科用語の解説と症例を紹介

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リガ・フェーデ(Riga-Fede)病とは?

リガ・フェーデ病とは、新生児あるいは乳児の舌小帯や舌尖に、下顎前歯部辺縁に刺激により、形成された潰瘍のことです。
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リガ・フェーデ(Riga-Fede)病の症状

リガ・フェーデ病の主な症状は以下の通りです。
舌小帯や舌尖に見られる潰瘍
潰瘍面の白色偽膜
肉芽組織の増殖が見られることもある
接触痛・自発痛があり、哺乳や食事摂取障害につながる

リガ・フェーデ(Riga-Fede)病の原因

リガ・フェーデ病は、先天歯あるいは早期萌出の下顎乳中切歯が原因です。先天歯とは、出生時にすでに萌出している歯や生後30日いないに萌出した歯のことを言います。またリガ・フェーデ病は、舌小帯強直症があるとより生じやすいとされています。

リガ・フェーデ(Riga-Fede)病の治療方法

リガ・フェーデ病の治療方法は、原因となっている歯の抜歯、切縁削除が主で、潰瘍面には消毒や消炎を行います。リガ・フェーデ病の原因となっている歯が過剰歯である場合は抜歯が勧められますが、乳中切歯の早期萌出であった場合は、抜歯すると永久歯が生えてくるまでの約6年歯がない状態となってしまうため保護者への説明が重要です。

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