口腔カンジダ症

「口腔カンジダ症」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年06月14日

口腔カンジダ症とは?

口腔カンジダ症とは、真菌(かび)によって起こる口腔感染症である。口腔カンジダ症は乳幼児や高齢者など、免疫力が低い人に生じやすい。



口腔カンジダ症の分類と症状

口腔カンジダ症は大きく3つに分けられ、各症状は以下である。
(1)急性カンジダ症
 ・偽膜性:口腔内の違和感や灼熱感、接触痛、ガーゼなどで拭うと取れる偽膜を伴う白苔
 ・萎縮性:接触痛、粘膜の萎縮、広範囲に見られる紅斑(偽膜が脱落し白苔は見られない)
(2)慢性肥厚性カンジダ症:自覚症状はほとんどなく、境界明瞭で表面がザラザラしている粘膜隆起や白苔が見られる
(3)慢性皮膚粘膜カンジダ症:全身の皮膚粘膜に生じたもので、再発性・難治性である

口腔カンジダ症の原因

口腔カンジダ症は、主に真菌であるカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)への感染が原因である。口腔カンジダ症は副腎皮質ステロイドの投与や、体力低下やAIDSなどに伴う、免疫力の低下で発症する(日和見感染)。その他口腔カンジダ症は抗菌薬投与による菌交代現象、口腔清掃不良、義歯装着によっても誘発される。

口腔カンジダ症の治療方法

口腔カンジダ症の治療方法は以下である。
  • 急性の口腔カンジダ症の場合:抗真菌薬(ミコナゾール、ナスタチン、アムホテリシンBなど)の塗布・含嗽・内服、口腔清掃状態の改善
  • 慢性の口腔カンジダ症の場合:切除が主




「口腔カンジダ症」の文献・書籍など

【読み】

こうくうかんじだしょう

【文献・書籍】

『歯科医師国家試験参考書New Text別冊 口腔外科セレクトアトラス 第1版』, 麻布デンタルアカデミー, 株式会社干乃コーポレーション, 2012.

著者/監修者情報
歯科医師

1992年生まれ。千葉県の漁村で育つ。鶴見大学歯学部在学中からアプリやWebサービスの開発を趣味で行う。東京歯科大学大学院博士課程に進学するもお金が無くて中退。2017年にワンディー株式会社を創業。

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