難治性歯周炎

「難治性歯周炎」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月26日

難治性歯周炎とは?

難治性歯周炎とは、あらゆる適切な歯周治療を徹底的・頻繁に行い、かつ良好な患者の協力が得られたにも関わらず、改善の見られない歯周炎のことである。また、難治性歯周炎は数カ所あるいは多数の部位で再発の見られる症例をさす場合もある。

難治性歯周炎は、1989年の米国歯周病学会による歯周病の分類で提唱されたが、その後の新しい分類の際に廃止された。適切な治療を行っても良好な改善が得られない症例はわずかではあるが存在する。

仮に難治性歯周炎という分類が今もあったとしても、治療前に難治性歯周炎という診断を下すことはできない。あらゆる手を尽くした治療後に診断が可能となるものである。臨床的には、術前に難治性歯周炎のような診断ができれば有益であるが、その実現のためには治療への反応性を予知できるマーカーが必要である。


「難治性歯周炎」の文献・書籍など

【読み】

なんちせいししゅうえん

【文献・書籍】

『臨床歯周病学 第2版』, 吉江弘正ら, 医歯薬出版株式会社, 2013.

著者/監修者情報

歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

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