根管充填

「根管充填」とは?歯科用語を解説
2020年02月20日

根管充填とは?

根管充填とは、根管の拡大と形成と消毒によって無菌的になった根管に細菌や有害物質が侵入し根尖周囲の組織を刺激しないように、根管を緊密に封鎖することである。
根管充填の術式では、ガッタパーチャポイントで緊密に充填することが今日の臨床では行われている。乳歯における根管充填では、水酸化カルシウム製材がガッタパーチャポイントの代わりに用いられる。



根管充填の目的

根管充填を行う目的は以下である。
  • 根管への全ての感染経路を無くすこと
  • 根管系から除去できなかった全ての刺激物質を埋葬すること
  • できる限りガッタパーチャの比率を高く、シーラーの割合を少なくすること

根管充填を行う時期

根管充填を行う時期は、下記の状態を目処とする。
  • 根管内の綿栓が乾燥しており、着色や腐敗臭が無いとき
  • 打診痛が消失したとき
  • 瘻孔が消失したとき
  • 歯肉の腫脹が消失したとき
  • 根尖部圧痛が消失したとき
  • 根管内の無菌性が確認できたとき
  • 根管形成が終了したとき

「根管充填」の文献・書籍など

【読み】

こんかんじゅうてん

【文献・書籍】

『エンドドンティクス 第2版』, 興地隆史ら, 株式会社永末書店, 2018.
『歯内治療学 第4版』, 中村洋ら, 医歯薬出版株式会社, 2012
『新・楽しくわかるクリニカルエンドドントロジー』小林千尋, 医歯薬出版株式会社, 2013.