白板症

「白板症」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年10月18日

白板症とは?症状や癌化率、治療法を解説

白板症とは、口腔粘膜の白色の板状、斑状の角化性病変で擦過により除去できない、臨床的にも病理組織学的にも他の疾患に分類されない病変である。白板症の癌化率は5%である。
白板症のうち、大きなものは生検を行い、診断確定後に切除を行うが、小さなものは全切除生検を行う。



「白板症」の文献・書籍など

【読み】

はくばんしょう

【文献・書籍】

著者/監修者情報
歯科医師

歯科医師。文系大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

口腔外科疾患の症例リスト

「機械的刺激が原因と考える舌背部の白色病変」

80代女性、脳梗塞後遺症による在宅療養中の患者。舌にできものができたと同居する家族から訪問診療の依頼。
画像のように舌背部に白色病変あり。自発痛はなく食事中に接触痛はあるが食事ができなくなるほどの強い痛みではないとのこと。上下フルデンチャーを使用中、適合は悪くなく義歯の鋭縁等の刺激物はなし。口腔ケアは不良。刷掃で白色病変は除去はできず、刷掃時に痛みの訴えあり。

当日は徹底的に口腔ケアを実施。またヒヤリングのなかで気になった点があり、1日1袋20粒程度のあめ玉をなめているとのこと。そのあめ玉を中止し、グミ等で代用するように指導。次回二週間後に変化がなければ生検する予定にしたけど治った症例。

あめ玉の機械的刺激とは関係なく再発の可能性があること、家族が継続的な口腔管理を希望したこともあり、現在月イチでフォローアップ中。半年間再発なく異常所見はありません。

1Dでこの症例を見る
白板症を基幹病院に精査依頼した症例

白板症。
基幹病院へ、精査以来。
細胞診にて悪性は否定できました。
当院へ来院前に、他の歯科医院にもかかっていたそうですが、特に指摘はなかったそうです。
歯だけしかみていないと見落としてしまうこともあります。

1Dでこの症例を見る

訪問歯科の方です
原因不明の白板症が出ていました

1Dでこの症例を見る

「口腔外科疾患」に関連する他の用語

この用語が出てくる記事