疱疹性歯肉口内炎

「疱疹性歯肉口内炎」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年06月14日

疱疹性歯肉口内炎とは?

疱疹性歯肉口内炎とは、別名「ヘルペス性歯肉口内炎」とも呼ばれる歯肉口内炎である。疱疹性歯肉口内炎は6歳までの幼児に多く発症し、3週間ほどで治る。疱疹性歯肉口内炎は、まれにヘルペス脳炎を発症する。



疱疹性歯肉口内炎の症状

疱疹性歯肉口内炎の症状は以下である。
  • 38〜39℃の高熱
  • 歯肉を含む口腔粘膜広範囲に、発赤を伴う小水疱
  • 全身の倦怠感・悪寒
  • 小水疱は自潰して強い痛みを伴う潰瘍となる
  • 摂食・嚥下障害による脱水・栄養不良

疱疹性歯肉口内炎の原因

疱疹性歯肉口内炎の原因は単純ヘルペスウイルス(HSV-1)であり、感染経路は以下である。
  • 母子感染
  • 経口感染
  • 性的感染

疱疹性歯肉口内炎の検査所見

疱疹性歯肉口内炎は感染しておよそ2週間後に血清ウイルス抗体の陽性を認める。

疱疹性歯肉口内炎の治療方法

疱疹性歯肉口内炎の治療方法は以下である。
  • 抗ヘルペスウイルス薬(アシクロビルなど)の投与
  • 水分補給・安静




「疱疹性歯肉口内炎」の文献・書籍など

【読み】

ほうしんせいしにくこうないえん

【文献・書籍】

『歯科医師国家試験参考書New Text別冊 口腔外科セレクトアトラス 第1版』, 麻布デンタルアカデミー, 株式会社干乃コーポレーション, 2012.

著者/監修者情報
歯科医師

歯科医師。大学卒業後、歯学部に再入学。歯学部卒業後に歯科医師免許を取得したのち、歯科医師として勤務する傍らワンディー株式会社でライターとして勤務。

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