浮遊歯とは?
浮遊歯(英:floating tooth)とは、エックス線写真上の所見で、歯槽骨の吸収が根尖部まで達し、吸収した部分のエックス線透過像中に、エックス線不透過像である歯牙が浮いている状態のことを表します。黒い領域の中に白い歯が浮いている状態です。
浮遊歯が見られる疾患・病態
浮遊歯が見られる疾患・病態を以下に示します。
- 歯周炎による重度の水平性骨吸収
- 歯肉癌
- Papillon-Lefèvre症候群
歯科用語集
2022年03月15日
「浮遊歯」とは?歯科用語の解説と症例を紹介