Applegateの法則(アップルゲイトの法則)

「Applegateの法則(アップルゲイトの法則)」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年06月14日

Applegateの法則(アップルゲイトの法則)とは?

Applegateの法則とは、症例を歯の欠損部(義歯が装着される部分)と残存歯との位置関係で分類したKennedyの分類(ケネディの分類)をより臨床に即した分類にするために提唱された法則である。Kennedyの分類で同じ欠損様式となる場合であっても、残存組織の条件によっては補綴方法が異なるという経験から、Applegateによって1955年に8つの法則が生み出された。



Kennedyの分類を適用するためのApplegateの法則

法則1 前処置の後にKennedyの分類を行う。(抜歯により分類が変化する可能性があるため)
法則2 第三大臼歯は欠損していても分類の対象にはしない。
法則3 第三大臼歯が存在していて支台歯として用いる場合は、分類の対象になる。
法則4 咬合する第二大臼歯が上下顎共に欠損していて修復されない場合は、分類の対象にしない。
法則5 同一歯列内において欠損領域が複数存在する場合は、最後方の欠損領域により分類を決定する。

法則6 (同一歯列内に欠損領域が複数存在する場合で)最初に分類を決めた欠損領域以外の欠損については、「類」で表現する。
法則7 類型は、欠損領域の数により決定される。:その他の欠損が2つあれば、〇級2類と示す
法則8 Ⅳ級には類型が存在しない。(欠損が正中を含む前歯部以外にも存在する場合は「法則5」よりⅠ~Ⅲ級に分類されるため)




「Applegateの法則(アップルゲイトの法則)」の文献・書籍など

【読み】

あっぷるげいとのほうそく

【文献・書籍】

『パーシャルデンチャーテクニック 第3版』, 平沼謙二ら, 医歯薬出版株式会社, 1999

著者/監修者情報
歯科医師

1992年千葉県生まれ。鶴見大学⻭学部歯学科卒業後、⻭科医師免許を取得。学生時代から個人でアプリやWebサービスの開発を行う。東京⻭科大学大学院博士課程中退。2017年にワンディー株式会社を創業。

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