重ね合わせ法

「重ね合わせ法」とは?歯科用語を解説
最終更新日: 2021年11月12日

重ね合わせ法とは?

重ね合わせ法とは、セファログラムのトレースを重ね合わせることで、治療による歯・顎の変化や動き、成長を評価する方法である。




重ね合わせ法の種類

重ね合わせ法には以下のような種類がある。
  • S-N法(Brodie法)
    • S点を原点とし、S-N planeで重ね合わせる方法
    • 脳頭蓋底に対する、顎顔面部全体の変化を評価する
  • 上顎骨重ね合わせ法
    • PtmあるいはPNS、A点あるいはANSを原点とし、NF planeで重ね合わせる方法
    • 上顎骨の成長変化、歯列の前後的・上下的変化を評価する
  • 下顎骨重ね合わせ法
    • Meあるいはsymphysis(下顎結合)を原点とし、mandibular planeで重ね合わせる方法
    • 下顎骨の成長変化、歯列の前後的・上下的変化を評価する
  • プロフィログラム法(Williams・坂本法)
    • 正常咬合している者の成長段階別平均値プロフィログラムに、患者の計測点を重ね合わせる方法
    • 患者の顎顔面部成長の概要を図形的に評価する
  • Broadbent法
    • S点〜N-Bolton planeへの垂線の中点を原点Rとし、N-Bolton planeに平行に重ね合わせる方法
    • 顎顔面部全体の変化を評価する



「重ね合わせ法」の文献・書籍など

【読み】

かさねあわせほう

【文献・書籍】

『新しい歯科矯正学』,新井一仁ら,株式会社永末書店,2000

著者/監修者情報

歯科医師

1992年、千葉県生まれ。鶴見大学歯学部在学中から個人でアプリ開発やWeb制作を行う。歯科医師国家試験の対策アプリを開発し、新卒歯科医師の7割超が利用するまで成長させる。2016年に歯科医師免許を取得。東京歯科大学大学院博士課程に進学後は、医事・衛生法規や歯科医療管理、社会保障制度など歯科保健医療が抱える種々の問題について専攻。同大学院中退後の2017年に当社創業。