フェニックス膿瘍

「フェニックス膿瘍」とは?歯科用語を解説
2019年10月16日

フェニックス膿瘍とは?

フェニックス膿瘍とは、急性炎症が患者の抵抗力・免疫力の低下に伴い不死鳥(フェニックス)のように再発する状態のことである。慢性根尖性歯周炎などの自覚症状がない疾患では、生体の力と細菌の力のバランスが均衡しているが、生体の力が何らかのきっかけにより減弱した際に細菌の力が強くなり、急性炎症の症状が出現する。これが「フェニックス膿瘍」である。
フェニックス膿瘍は慢性根尖性歯周炎の歯内療法を行った直後に生じることも多い。歯内療法の直後にフェニックス膿瘍が生じやすい理由としては、根管治療によって細菌を根尖孔の外に押し出してしまうことが原因となる。

「フェニックス膿瘍」の文献・書籍など

【読み】

ふぇにっくすのうよう

【文献・書籍】

『歯内治療学 第4版』, 中村洋ら, 医歯薬出版株式会社, 2012.